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No135) 『 偽装問題 』
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■ 営業事件簿ばかりでは、飽きて来るので、今日は
経営者の皆さん向けに発行しているメルマガの中から、
今、問題に成っている偽装問題のお話しをします。
■ 気が付くと、もう八月です。
アッと言う間ですね!
ついこの前、新年を迎えたと思ったら、もう八月。
オリンピックが開催されますね。
何事も問題が起きないで、全ての競技が終了できると良いですね。
さて、今日は、最近の偽装問題を、経営理念に絡んで、
私なりにお話しします。
___________________________________________________
■ 目 次:
【1】偽装問題の発端とは?
【2】楽してお金が=騙す
【3】越えてはいけない1線
★ ご案内
____________________________________________________
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【1】偽装問題の発端とは?
-----------------------------------------------
■ 偽装問題が、ドンドン、ドンドン明るみで出て来ます。
何か、まともな業界は無いんじゃないかと思えるほどです。
でも、偽装をしようとするキッカケが、あった筈なのです。
我々経営者は、その裏側を考えてみる必要があるように感じます。
■ 偽装の裏側。
偽装をする瞬間までは、真面目な良い会社だった筈です。
なぜなら、有名でお客さんに慕われている会社が多いからです。
そもそも、そんな事をしなくてもそれなりに儲かっていた筈です。
ところが、経営者は、皆もっと儲けたい。
もっと、お金を稼ぐ方法は無いかと日々考えるのです。
そうだ、使って無い所の電気は切るようにしよう。
コピー用紙は、裏紙を使わせよう。
残業を禁止にしよう。
いろいろ考えて、実行して、
1円でも、1銭でも儲けを増やしたいのが、経営者です。
■ まずは、同じ経営者として、彼らが1線をなぜ越える選択をしたのか?
考える必要が有ると思います。
何が言いたいかと言いますと、綺麗事で商売は出来ないと言うことです。
皆さんも経営者なら、お分かりだと思います。
誰も、偽装問題なんか起こしたくて起こしている訳じゃないんです。
「サラリーマンには分かんないだろう~な!」
「TV局の連中も、分かんないよ!」
経営をすることの大変さが!
■ でも、この事件に関して、綺麗事だけで済ましてませんか?
と、私は皆さんに聞きたいのです。
社員に対して、あんな事件を起こすような会社は酷い!
やっぱり、真面目にコツコツ、企業理念を守っていこう!
とだけ、自分に言い聞かせるように言ってませんか?
格好付けても仕方が無いです。
皆さんも、合法的な儲け話なら乗りませんか?
若し、偽装が偽装では無くて、創意工夫の範疇だったら、
皆さんも同じようにやる筈です。
でも、今回の事件は、創意工夫では無く、明らかに儲ける為に
お客さんを騙しているから問題なのです。
■ 私は、この事件を、綺麗事で終わらせるのでは無く、
経営者として、学ぶ点と改める点を発見する良い機会と捉えています。
産地を変えるだけで、2倍3倍の値段?
それ自体が、可笑しなことと言えば、可笑しなことです。
同じ河豚だよ!回遊している魚が、山口で取れたから、
中国で取れたからって、一緒でしょう???
でも、値段が違う。
養殖と、天然なら分かるけど、産地の違いが値段の違いと言うのが、
そもそも可笑しい気がします。
そこに、目を付けるのは、経営者なら、当たり前です。
でも、そこで嘘を付くから、問題が発生します。
若し、あの人が、別の行動に出たら結果は違っていた筈です。
値段の安い中国産と、山口産の食べ比べ大会
などを企画して、多くの人に、食べ比べて貰って、味が一緒で、
値段が安い!ことをアピールして、
今までの価格から、20%でも価格をアップ出来れば、
創意工夫で経常利益を上げる事に繋がったのかも知れません。
■ 肉の問題も、どうせ、消費者は味が分からないから騙して利益を
とってやろうと、やってしまったから、駄目なのです。
味の分からない消費者を、分かるように教育する機会を作れば良いのです。
等級が違う牛の肉を、食べ比べる機会を、月に一回開催する。
その時に、各階級の肉を用意して、塩だけで食べて貰う。
そんな事をして行くと、消費者は、味を知るのです。
今日は結婚記念日だから、外食したと思って、高い肉を買おう!
今日は、良い事が有ったから、階級を一つ上げよう!
牛肉を買う時は、旨い方が良いから、美味しい肉をいつも買う!
こんな消費者が、育って行く筈です。
そして、そのお店は、情報発信基地として、
消費者に愛されて、売上も伸びて利益も伸びた筈なのです。
■ つまり、目の付けどころが悪かったのでは無く、その先の思考が、
短絡的だったことが大きな問題だと私は考えます。
-----------------------------------------------
【2】楽してお金が=騙す
-----------------------------------------------
■ 私は、経営者は、常に金儲けを考えて当たり前と思っています。
考えない経営者なんていない筈です。
「楽して儲けたい!」
これも、みんな考えることで、良いのです。
ところが、そのやり方が、ともするとお客様を“騙す”
方に行くのが、問題なのです。
■ 私の経営者の師は、私が最初にお世話に成った会社F社の
O社長です。
勝手に私が師と仰いでいるだけです。
O社長が、良く言われていた言葉の中に、
「良いか~!1線を超えちゃ~ダメだ。でも、コッチ側を歩くだけでも
ダメだ!塀の上を歩くんだ!!」
そんな話を、社員を集めた総会の席などでされていました。
私はその言葉を、このように理解しています。
法的に、駄目なことをやってはもちろん駄目だが、
法律の境目に、利益は落ちているから、そこを考えて、
ギリギリの線で仕事をするぐらいの覚悟で仕事をしないと、
お金は稼げない!
と、言う事を話された、名文句と思っています。
■ 1線を越えそうな所に、創意工夫のネタが落ちていると言う事なのです。
みんなが考える事を、みんなと同じようにやっても、
No1には成れません。
No1に成るためには、みんながそれはまずいよ!
って、考える先を考えて、実行することのように感じます。
それぐらい、考えないと、絶対的なNo1には成れないのです。
■ 偽装問題を起こした人たちは、判断基準を持っていなかった。
経営者にとって重要なのは、自分の判断基準を持つことです。
つまり、どこまではOK、それ以上はNG
と言う、自分なりのモノです。
経営者は全ての判断は、自分です。
結局、最終判断は、自分でしないといけない立場です。
だからこそ、判断基準を持つことが重要なんのです。
偽装問題を起こした人たちは、判断基準を持っていなかったか、
金が判断基準を誤らせたかどちらかです。
経営者はお金が好きなので、掛け算してみて、利益の額が多いと
目が眩んでも仕方ないでしょう。
でも、1線を越えたら経営者では無く、犯罪者です。
■ 楽して金を儲けたいと思うのはOKです。
でも、犯罪者に成らない。
また、社員に犯罪者の片棒を担がせるようなことをさせない。
その為に、明確な判断基準を持つことと、理念を胸に刻む事が
重要です。
■ 私は、営業マン指導をする時に、このような話をします。
アプローチでは、どんなにオーバートークをしても良いです。
ただし、自分がケツが拭けると言うのが条件です。
これは、何を言っているかと言いますと、最終的にお客様に
全てを話して納得して貰えるなら、最初の時に、多少の
オーバートークは構わないと言うことです。
でも、ケツが拭けない。
つまり、納得して貰えないなら、最初からオーバートークを
使っちゃ駄目なのです。
経営でも一緒だと思っています。
どんなことをやるのも、基本は自由です。(法律の範囲内で)
でも、お客さまが最終的に納得されるのが、条件なのです。
■ 商売は、お客様あってのものです。
ですから、考えるべきはお客様の気持ちであって、
お金は後から付いて来るのです。
逆に、お客様の気持ちを無視して儲けに走ると、
お客様は去って行き、
最初だけ儲けても、長続きしないものなのです。
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【3】越えてはいけない1線
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■ 商売は、お客様の為にやって欲しいです。
私の中で、松下幸之助の書籍からの影響が非常に多いのですが、
その中で、丁稚奉公をしている時の話が出ています。
■ あるお菓子屋さんの話です。
お菓子と言っても、かなり高級なお菓子のようです。
その旦那さんの話なのですが、
普段は、店の奥に居て、お客さんが来ても出る事はまず無かったそうです。
ところが、月に1度ほどたった1個のお菓子を買いに来る、
見るからに貧しそうなお客様が来ると、必ず、見送りをされるそうです。
丁稚が、
「なんで、あんな貧乏そうなお客さんの時だけ、
旦那さんは見送られるのですか?」
と、不思議に思って聞いたそうです。
すると旦那さんは、
『そうだね、見るからに貧乏そうだ。その人にとって、この店の菓子は
たぶん非常に高い筈だよ!その菓子を買う為に、食べたいものも
我慢して、欲しいものも我慢して、買いに来てくれる。』
『こんな嬉しい事が有るかい!商売冥利に尽きるよ!!』
と涙を浮かべながら話されたそうです。
■ “商売冥利”
この話と、この言葉は、私の中で宝物に成っています。
「ああ、商売をやっていて良かった!」
こう思える瞬間を、何度も経験したい。
私はそのように考えています。
■ 綺麗事だけでは食って行きません。
でも、1線を越えたら商売人では無く、犯罪者です。
綺麗事だけでは無く、そして、頭を活用して、
事業を発展させて下さい。
そして、多くの商売冥利を経験できる経営者に、
成って頂ければ嬉しい限りです。
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■ 島田からのお知らせで~す!
東京で、研修会を8月23日24日、2日間開催します。
初の一般研修会ですので、このブログを読んでいる
皆さんを半額にて招待します!!
^^^^^^^^^^^^^^^
■ 日時
8月23日(土曜日)10時から19時まで
8月24日(日曜日)9時から18時まで
■ 場所
東京:早稲田奉仕園 地下鉄東西線早稲田駅徒歩5分
■ 内 容
・ 主役の人生を生きる
・ 営業を通して手に入る宝物
・ 売れる営業マンの立ち位置(スタンス)を理解する
・ SP ・ EP ・ 感情確認について
・ アプローチについて
・ シナリオの作成方法
・ 伝説のシナリオを披露!
(92~93年に日本で一番レーザーFAXを販売したシナリオです。)
・ 営業を舞台劇と考える
・ お客様の4つの反応に対する対応法
・ ビジネスの大枠を理解する
・ 売れる営業マンの常識は売れない営業マンの非常識
* 説明しない
* 黙る
* お願いしない
* 7つのクロージング方法
* 決まらなくてもOK
* やりそうで誰もやらないことをやる
・ プロ意識
★ 講習会とは違って、参加者が自分で考えて、自分なりの
答えを導き出すことを目的としてやります。
営業の“自動車教習所”を目指して、誰でも運転できる
そんな研修会にしたいと考えています。
★ 考える時間と、実際にやってみる時間を多く取る研修会です。
初の試みなので、ドタバタしますが、楽しいものに成る筈です。
■ 金額:通常2日間 21万円(税込)
↓↓↓
特価2日間 10万5千円(税込)
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
* 資料代、2日間の昼食代込み。
(その他交通費、宿泊費はご自分で清算下さい。)
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◆ 予 約
今すぐ、http://www.cotucotu.com/urerukensyu.html から
申込下さい!
必ず、連絡欄にブログ読んだと記載下さい。
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自動メールでは、21万の請求が行きますが、後で、訂正します。
以上、よろしくお願い致します。
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プロ指導専門ティーチィングプロ
島田 安浩 より
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アクト株式会社
電話049-256-9421 FAX049-256-9431
URL:http://www.cotucotu.com
mail:info@cotucotu.com
No135) 『 偽装問題 』
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■ 営業事件簿ばかりでは、飽きて来るので、今日は
経営者の皆さん向けに発行しているメルマガの中から、
今、問題に成っている偽装問題のお話しをします。
■ 気が付くと、もう八月です。
アッと言う間ですね!
ついこの前、新年を迎えたと思ったら、もう八月。
オリンピックが開催されますね。
何事も問題が起きないで、全ての競技が終了できると良いですね。
さて、今日は、最近の偽装問題を、経営理念に絡んで、
私なりにお話しします。
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■ 目 次:
【1】偽装問題の発端とは?
【2】楽してお金が=騙す
【3】越えてはいけない1線
★ ご案内
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【1】偽装問題の発端とは?
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■ 偽装問題が、ドンドン、ドンドン明るみで出て来ます。
何か、まともな業界は無いんじゃないかと思えるほどです。
でも、偽装をしようとするキッカケが、あった筈なのです。
我々経営者は、その裏側を考えてみる必要があるように感じます。
■ 偽装の裏側。
偽装をする瞬間までは、真面目な良い会社だった筈です。
なぜなら、有名でお客さんに慕われている会社が多いからです。
そもそも、そんな事をしなくてもそれなりに儲かっていた筈です。
ところが、経営者は、皆もっと儲けたい。
もっと、お金を稼ぐ方法は無いかと日々考えるのです。
そうだ、使って無い所の電気は切るようにしよう。
コピー用紙は、裏紙を使わせよう。
残業を禁止にしよう。
いろいろ考えて、実行して、
1円でも、1銭でも儲けを増やしたいのが、経営者です。
■ まずは、同じ経営者として、彼らが1線をなぜ越える選択をしたのか?
考える必要が有ると思います。
何が言いたいかと言いますと、綺麗事で商売は出来ないと言うことです。
皆さんも経営者なら、お分かりだと思います。
誰も、偽装問題なんか起こしたくて起こしている訳じゃないんです。
「サラリーマンには分かんないだろう~な!」
「TV局の連中も、分かんないよ!」
経営をすることの大変さが!
■ でも、この事件に関して、綺麗事だけで済ましてませんか?
と、私は皆さんに聞きたいのです。
社員に対して、あんな事件を起こすような会社は酷い!
やっぱり、真面目にコツコツ、企業理念を守っていこう!
とだけ、自分に言い聞かせるように言ってませんか?
格好付けても仕方が無いです。
皆さんも、合法的な儲け話なら乗りませんか?
若し、偽装が偽装では無くて、創意工夫の範疇だったら、
皆さんも同じようにやる筈です。
でも、今回の事件は、創意工夫では無く、明らかに儲ける為に
お客さんを騙しているから問題なのです。
■ 私は、この事件を、綺麗事で終わらせるのでは無く、
経営者として、学ぶ点と改める点を発見する良い機会と捉えています。
産地を変えるだけで、2倍3倍の値段?
それ自体が、可笑しなことと言えば、可笑しなことです。
同じ河豚だよ!回遊している魚が、山口で取れたから、
中国で取れたからって、一緒でしょう???
でも、値段が違う。
養殖と、天然なら分かるけど、産地の違いが値段の違いと言うのが、
そもそも可笑しい気がします。
そこに、目を付けるのは、経営者なら、当たり前です。
でも、そこで嘘を付くから、問題が発生します。
若し、あの人が、別の行動に出たら結果は違っていた筈です。
値段の安い中国産と、山口産の食べ比べ大会
などを企画して、多くの人に、食べ比べて貰って、味が一緒で、
値段が安い!ことをアピールして、
今までの価格から、20%でも価格をアップ出来れば、
創意工夫で経常利益を上げる事に繋がったのかも知れません。
■ 肉の問題も、どうせ、消費者は味が分からないから騙して利益を
とってやろうと、やってしまったから、駄目なのです。
味の分からない消費者を、分かるように教育する機会を作れば良いのです。
等級が違う牛の肉を、食べ比べる機会を、月に一回開催する。
その時に、各階級の肉を用意して、塩だけで食べて貰う。
そんな事をして行くと、消費者は、味を知るのです。
今日は結婚記念日だから、外食したと思って、高い肉を買おう!
今日は、良い事が有ったから、階級を一つ上げよう!
牛肉を買う時は、旨い方が良いから、美味しい肉をいつも買う!
こんな消費者が、育って行く筈です。
そして、そのお店は、情報発信基地として、
消費者に愛されて、売上も伸びて利益も伸びた筈なのです。
■ つまり、目の付けどころが悪かったのでは無く、その先の思考が、
短絡的だったことが大きな問題だと私は考えます。
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【2】楽してお金が=騙す
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■ 私は、経営者は、常に金儲けを考えて当たり前と思っています。
考えない経営者なんていない筈です。
「楽して儲けたい!」
これも、みんな考えることで、良いのです。
ところが、そのやり方が、ともするとお客様を“騙す”
方に行くのが、問題なのです。
■ 私の経営者の師は、私が最初にお世話に成った会社F社の
O社長です。
勝手に私が師と仰いでいるだけです。
O社長が、良く言われていた言葉の中に、
「良いか~!1線を超えちゃ~ダメだ。でも、コッチ側を歩くだけでも
ダメだ!塀の上を歩くんだ!!」
そんな話を、社員を集めた総会の席などでされていました。
私はその言葉を、このように理解しています。
法的に、駄目なことをやってはもちろん駄目だが、
法律の境目に、利益は落ちているから、そこを考えて、
ギリギリの線で仕事をするぐらいの覚悟で仕事をしないと、
お金は稼げない!
と、言う事を話された、名文句と思っています。
■ 1線を越えそうな所に、創意工夫のネタが落ちていると言う事なのです。
みんなが考える事を、みんなと同じようにやっても、
No1には成れません。
No1に成るためには、みんながそれはまずいよ!
って、考える先を考えて、実行することのように感じます。
それぐらい、考えないと、絶対的なNo1には成れないのです。
■ 偽装問題を起こした人たちは、判断基準を持っていなかった。
経営者にとって重要なのは、自分の判断基準を持つことです。
つまり、どこまではOK、それ以上はNG
と言う、自分なりのモノです。
経営者は全ての判断は、自分です。
結局、最終判断は、自分でしないといけない立場です。
だからこそ、判断基準を持つことが重要なんのです。
偽装問題を起こした人たちは、判断基準を持っていなかったか、
金が判断基準を誤らせたかどちらかです。
経営者はお金が好きなので、掛け算してみて、利益の額が多いと
目が眩んでも仕方ないでしょう。
でも、1線を越えたら経営者では無く、犯罪者です。
■ 楽して金を儲けたいと思うのはOKです。
でも、犯罪者に成らない。
また、社員に犯罪者の片棒を担がせるようなことをさせない。
その為に、明確な判断基準を持つことと、理念を胸に刻む事が
重要です。
■ 私は、営業マン指導をする時に、このような話をします。
アプローチでは、どんなにオーバートークをしても良いです。
ただし、自分がケツが拭けると言うのが条件です。
これは、何を言っているかと言いますと、最終的にお客様に
全てを話して納得して貰えるなら、最初の時に、多少の
オーバートークは構わないと言うことです。
でも、ケツが拭けない。
つまり、納得して貰えないなら、最初からオーバートークを
使っちゃ駄目なのです。
経営でも一緒だと思っています。
どんなことをやるのも、基本は自由です。(法律の範囲内で)
でも、お客さまが最終的に納得されるのが、条件なのです。
■ 商売は、お客様あってのものです。
ですから、考えるべきはお客様の気持ちであって、
お金は後から付いて来るのです。
逆に、お客様の気持ちを無視して儲けに走ると、
お客様は去って行き、
最初だけ儲けても、長続きしないものなのです。
-----------------------------------------------
【3】越えてはいけない1線
-----------------------------------------------
■ 商売は、お客様の為にやって欲しいです。
私の中で、松下幸之助の書籍からの影響が非常に多いのですが、
その中で、丁稚奉公をしている時の話が出ています。
■ あるお菓子屋さんの話です。
お菓子と言っても、かなり高級なお菓子のようです。
その旦那さんの話なのですが、
普段は、店の奥に居て、お客さんが来ても出る事はまず無かったそうです。
ところが、月に1度ほどたった1個のお菓子を買いに来る、
見るからに貧しそうなお客様が来ると、必ず、見送りをされるそうです。
丁稚が、
「なんで、あんな貧乏そうなお客さんの時だけ、
旦那さんは見送られるのですか?」
と、不思議に思って聞いたそうです。
すると旦那さんは、
『そうだね、見るからに貧乏そうだ。その人にとって、この店の菓子は
たぶん非常に高い筈だよ!その菓子を買う為に、食べたいものも
我慢して、欲しいものも我慢して、買いに来てくれる。』
『こんな嬉しい事が有るかい!商売冥利に尽きるよ!!』
と涙を浮かべながら話されたそうです。
■ “商売冥利”
この話と、この言葉は、私の中で宝物に成っています。
「ああ、商売をやっていて良かった!」
こう思える瞬間を、何度も経験したい。
私はそのように考えています。
■ 綺麗事だけでは食って行きません。
でも、1線を越えたら商売人では無く、犯罪者です。
綺麗事だけでは無く、そして、頭を活用して、
事業を発展させて下さい。
そして、多くの商売冥利を経験できる経営者に、
成って頂ければ嬉しい限りです。
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■ 島田からのお知らせで~す!
東京で、研修会を8月23日24日、2日間開催します。
初の一般研修会ですので、このブログを読んでいる
皆さんを半額にて招待します!!
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■ 日時
8月23日(土曜日)10時から19時まで
8月24日(日曜日)9時から18時まで
■ 場所
東京:早稲田奉仕園 地下鉄東西線早稲田駅徒歩5分
■ 内 容
・ 主役の人生を生きる
・ 営業を通して手に入る宝物
・ 売れる営業マンの立ち位置(スタンス)を理解する
・ SP ・ EP ・ 感情確認について
・ アプローチについて
・ シナリオの作成方法
・ 伝説のシナリオを披露!
(92~93年に日本で一番レーザーFAXを販売したシナリオです。)
・ 営業を舞台劇と考える
・ お客様の4つの反応に対する対応法
・ ビジネスの大枠を理解する
・ 売れる営業マンの常識は売れない営業マンの非常識
* 説明しない
* 黙る
* お願いしない
* 7つのクロージング方法
* 決まらなくてもOK
* やりそうで誰もやらないことをやる
・ プロ意識
★ 講習会とは違って、参加者が自分で考えて、自分なりの
答えを導き出すことを目的としてやります。
営業の“自動車教習所”を目指して、誰でも運転できる
そんな研修会にしたいと考えています。
★ 考える時間と、実際にやってみる時間を多く取る研修会です。
初の試みなので、ドタバタしますが、楽しいものに成る筈です。
■ 金額:通常2日間 21万円(税込)
↓↓↓
特価2日間 10万5千円(税込)
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
* 資料代、2日間の昼食代込み。
(その他交通費、宿泊費はご自分で清算下さい。)
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◆ 予 約
今すぐ、http://www.cotucotu.com/urerukensyu.html から
申込下さい!
必ず、連絡欄にブログ読んだと記載下さい。
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自動メールでは、21万の請求が行きますが、後で、訂正します。
以上、よろしくお願い致します。
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プロ指導専門ティーチィングプロ
島田 安浩 より
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電話049-256-9421 FAX049-256-9431
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