Suezaの随想録〜徒然なる一言日記2〜

Suezaの瑞希とゆう希のブログです。日常生活、くっだらないこと、CDやLiveについて宣います!

スタッフに感謝!

2018-09-04 12:16:20 | 日記

 瑞希です。

 現在作成中の「Music Library (仮)」の音源を作っているのですが、やっぱり一緒にやってくれるスタッフって大事だな~って思います。私の作曲法は最近になって少しはまともになってきたとは自負しているのですが、基本いい加減です。まず適当に鼻歌やらPianoで作ったメロディーをコードに落とし込んで、それにリズムとベースをくっつけてアレンジしていきます。でも、創作過程で気に入らないとすぐにパーツの入れ替えやらコードの変更をやらかしてしまうので、最初にイメージした曲がオケ完成の時にはまったく違ったものになってしまう例は良くあります。2枚目のアルバムで言うと、「POP U:P」とか「比翼のとり」はまさにその典型的な例です。自分でやってていちばん困るのは、最初曲を作ってアレンジをして最後にPianoを入れ込むのですが、その過程でコードをやたらめったに変えてしまい、Pianoの段階では「あれ?弾けない!」というのが良くあるのです。なので、自分でもう一回採譜してから録音したり、MIDIで入れた後、テクニックで変えてしまうとか様々な方法でやっています。(笑)

 でもね、基本的に私の作るオケってかなりLive向きな感じなのです。どうしてもやっているうちに何か音がスカスカだなぁ~とか、やっぱりこの音もあの音も欲しいとか、音圧を上げたい云々とかいっているうちに、結構なチャンネル数を使っているのです。なので、きっとLiveを見たことがある人は、結構その分厚さをわかってくれるひとがいるんでしょうけど。ところが、これが録音となると話は別なのです。CDにはいろいろな曲があります。まず1曲のなかでもイントロ、出だし、ブリッジ、サビとかで音色、音圧の調整が必要になります。Bassやドラム1音で印象ががらっとかわってきます。そういうのがどうも苦手なのです。(苦笑) また、歌詞によってもその曲のイメージが180度変わってしまうのです。今度の収録曲の中にも本当は自分の作ったイメージと{あれ? 違う?」というのもあります。コーラス、マスタリングその他いろいろな工程を経ることにより1曲はすごく変化していくのです。前にも書きましたが、この曲が成長する過程が作曲家冥利につきるのです!

 今回も相方のゆうきさん、BMスタジオの伊三野さんというお得意のスタッフを中心にやっています。お二方とも私の性格を知っている中で、オリジナリティーを植え込んでくれるので本当に素晴らしです。というのも、多分自分だけで満足している曲は人に受け入れられない可能性があるからです。少なくともお二方の要素を加えてもらえることにより、最低でも世界に3人はこの曲を良きものとしてみることができるからです。(笑)

 またもうひとつ嬉しいのは、最初の1作はほぼ3人で作ったのが今ではいろいろなサポートメンバーに恵まれたことにもあります。もちろんFusion BandのSun Festaもそうですが、今回は大学時代のメンバーが結構参加してくれることになりました。ゆうきさんからすれば、「恐怖のロートルメンバー」なのですが、意外にこの面々は年甲斐もない才能の持ち主だらけです。なので、私は作品がどう仕上がっていくかを楽しみにしています。

 今はゆうきさんをはじめとするボーカル陣がどのように曲を仕上げてくるか、ギター、ベース、ドラム陣がどのような演奏をしてくれるかがすっごく楽しみです。(笑) 待っててくださいね!