Suezaの随想録〜徒然なる一言日記2〜

Suezaの瑞希とゆう希のブログです。日常生活、くっだらないこと、CDやLiveについて宣います!

比翼のとり

2018-05-23 12:10:23 | 日記
 瑞希です。

 コニミズでは、私は作曲、ゆうきさんが作詞という担当で曲を作っています。普通、私がまず楽曲を作り、ある程度のアレンジをします。その段階で仮題をイメージして、ゆうきさんに渡します。彼女はそのイメージから情景を連想し、歌詞を作っていきます。最終的に完成した仮歌をレコーディングで仕上げていく方法なのです。たまには、敢えて仮題を出さずに彼女に楽曲からイメージそして歌詞を書いてもらうということもあります。

 2枚目のアルバム Planet AQUA Side-Bに収録されている「比翼のとり」という曲があるのですが、実はこれは曲を作るときに結構難渋したものです。A(出だし)、B(中盤)、C(サビ)、D(展開)みたいに作ってみたのですが、しっくりといかず、あれこれ入れ替えをしたり、最後に全然違うメロディーを入れたりして、強引にまとめた感じの曲でした。なので、作った本人が楽曲のイメージが出せず、ゆうきさんに丸投げしてしまったところ、彼女が「比翼のとり」というこれまた粋というかなかなか知らないところから素敵な歌詞を作ってもらいました。正直、あの曲がこんなになるなんて!って思ったところです。よく聴きに来てくれる人に聞いても、結構「この歌いいね!」って言ってくれる人も多く、うれしく思っています。

 でも「比翼のとり」って言われてもあんまり聞き覚えがないよね? と思っていたのですが、結構タイムリーにこの話題があったのです。これはライブでも話をしたのですが、私には結構オタク的側面もあって、漫画・アニメとかをよく見ています。(元々はコミック派だったのですが、米国にいるときに本が手に入らなかったので、ネットでアニメを見ることが多くなったのが起因していると思われます。)最近深夜番組でやっている「ダーリンインザフランキス」という作品があるのですが、このメインテーマが「比翼の鳥」なのです。今年の1月から始まったのですが、まさにPlanet AQUA Side-Bのクランクアップ直後だったので、何かタイムリーだったなぁ~!と感じました。

 比翼のとり…、雄と雌のとりがそれぞれ羽を一枚だけしかもっておらず、お互いに支えあって初めて空を飛ぶことができるとり。ひとりだけでは生きては行けず、お互いに寄り添いながら生きていく、といったものなのでしょうかね~。なかなか美しいものだと思います。

 いや~、この話題がなかったら、この曲をコメントするときに、Wikiかなんかで調べて薀蓄をのたまわなければならなかったのですが、番組のおかげで、説明が助かりました。(笑) これからもこういうタイムリーな話題をベースに曲を作っていきたいものです!

 そういわれてみれば、昨年12月のLiveの時にひさしぶりに坂本真綾さんの「プラチナ」もカバーしたのですが、その直後に「カードキャプターさくら」のオンエアーも始まってしまったのもありましたし、何かそういう意味では「タイムリー」な展開が続くのかな? という予感もします。(とかってに思っているだけですが・・・。)

 何はともあれ、Planet AQUA Side-BはアマゾンでCD販売、iTunesでも配信されていますので、是非ともお聴きください。よろしくお願いします。
検索は「Conny Mizuki」で! 赤いジャケットが目印です!(笑)