23日京都の平安S(G3、ダート1800メートル)で、インバルコ(牡5、栗東・池江泰寿)が重賞初挑戦する。昨夏からの5走は1、3、1、8、1着。ムラ駆けタイプにも映るが、4走前は内枠で後方からの競馬になりながら0秒2差に詰めた。2走前は「スタートの芝部分でついていけなかった」と吉村助手が語るように敗因ははっきりしている。条件がそろう今回は上位争い必至だ。
2011年1月18日20時18分
【平安S水曜追い】追いつかれたインバルコ「いつも動かないので」 /SP
平安Sに出走する池江寿厩舎のインバルコ(牡5)とバトードール(牡4)は坂路で併せ馬。先行したインバルコが4F53秒2-12秒8、約2馬身追走したバトードールが4F53秒0-12秒8で最後はほぼ同入した。インバルコは「いつも動かないのでしょうがない。それでいて結果を出しているんでね。コンディションはいいんで五分にゲートを出て流れに乗れたら」と池江寿師。もう一方のバトードールは「ポテンシャルはヒケをとらない。古馬とのペースに慣れてくれば」との展望だ。 [ 2011年1月19日 13:22 ]
【平安S】インバルコ重賞初挑戦「楽しみ」 /SAN
2頭出しの池江寿厩舎はインバルコが師走Sを勝って参戦。吉村助手は「昨夏の小倉でホワイトに乗ってもらって変わったね。今はしっかり反応できるしレースの幅が広がった」と成長点をアピールしている。
もう1頭、バトードールは休養明けの3戦が振るわず。「力はあるが集中していなくて…。動きは良くなっているので前向きさが戻ってくれば」とみていた。 [ 2011年1月19日 06:00 ]
京都メーンはダート重賞の平安S。重賞初挑戦のインバルコに期待。音瀬助手は「前走は中1週だったけど疲れはない。いい状態をキープしているからこの相手でも楽しみ」。昨年後半はブラジルC、師走Sとオープン特別で2勝。「以前はトモ(後肢)に疲れが残りやすかった。それに夏バテしたり、じんましんが出ることも…。でも、最近はそういうところが全くない。体質は強くなったね」と充実ぶりを明かす。
あとはスムーズな競馬ができるかどうか。初コンビとなるリスポリは、16日の日経新春杯でテン乗りのルーラーシップでJRA重賞初制覇。ちなみにインバルコとはイタリア語で「搭乗」の意。イタリア・リーディングの若き名手が騎乗することに因縁めいたものを感じる。「彼なら持ち味を生かしてくれるはず。癖のない馬だし、乗りやすいと思う」と鞍上への期待は大きい。 [ 2011年1月18日 06:00 ]