前走の競馬場別の成績では、複数の優勝馬を送り出している「阪神競馬場」・「中山競馬場」組が、勝率で13%超をマークしている。
また、連対数で3頭を数える「盛岡競馬場」組も連対率27.3%と上位の数値を残しているほか、前走で地方競馬場に出走していた馬も、JRAの競馬場出走馬に劣らない成績を残している点は、覚えておきたい。
その一方で、エルムS出走馬が多くを占める「札幌競馬場」組は、3着馬が1頭(2002年シンコウスプレンダ)だけと不振傾向にあり、同じ舞台となる「東京競馬場」組も2着馬1頭(前述のイーグルカフェ、前走:毎日王冠)で、苦戦傾向にあることもチェックしておこう。〔表4〕 |