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エスケープ坂路で軽快/ファンタジーS  <NI

<ファンタジーS:追い切り>

 京都の日曜メーン、ファンタジーS(G3、芝1400メートル)に出走するスイートエスケープ(牝、栗東・安田)が、5日栗東坂路で軽快な動きを見せた。前半はゆったりと折り合い、ラストまでリズミカルに駆け抜けた。タイムは4ハロン55秒9-12秒4。「末を伸ばすいいけいこができた」と安田師の表情は明るかった。

 デビュー4戦目で未勝利を勝ったばかりだが、前走の中身は濃い。勝ちタイム1分8秒3は、99年エンドアピールの記録を10年ぶりに0秒2破るコースレコード。控える競馬も板についてきた。「強い競馬だったね。ああいう(差す)競馬もできたから1400メートルもこなせると思う」と、トレーナーは自信を見せる。

 デビュー以来すべてのレースで手綱を取る福永騎手は、このレースに過去11回騎乗して、JRA最多の3勝(2着2回)を挙げている。頼もしいパートナーと豊富なキャリアを武器に、重賞初勝利を狙う。

 [2009年11月6日8時26分 紙面から]

 

【ファンタジーS】エスケープ急上昇  <DA

 栗東坂路でしっかりとした脚さばきを見せたスイートエスケープ
 栗東坂路でしっかりとした脚さばきを見せたスイートエスケープ

 「ファンタジーS・G3」(8日、京都)

 レコード勝ちの勢いに乗る。栗東トレセンで最終追い切りが行われ、栗東坂路でスイートエスケープが急上昇を告げる動きを見せた。単走で力強くはじけ、ラスト1Fは12秒4の切れ味を披露。キャリアを重ねるごとに進化を遂げてきた。福永も学習能力を評価する。幼さの抜けた成長著しい2歳馬が、重賞の舞台でも存分に力を発揮する。

  ◇  ◇

 まさにたたき上げ。キャリアを積んで地力を強化した。スイートエスケープは栗東坂路で単走。しまい重点に4F55秒9-12秒4を計時した。確かな反応と力強い伸び。4戦を消化しているとはいえ、成長力豊かな2歳馬だ。さらなる伸びしろを示す抜群の動きを見せた。「55秒台の指示。心身ともに大人びていて、力強さが出ていることを肌で感じる」と安田師も納得の表情を浮かべる。

 初勝利を挙げた前走は1分8秒3の勝ち時計。2歳レコードを0秒2更新し、10年前の記録を塗り替えた。うまく脚をためて、直線で鋭くはじけた内容は過去3戦にはなかったものだ。「出遅れた2走前にジョッキーがレースを教えてくれた。それが前走に生きた。差す競馬が実についたね。ああいう競馬ができれば距離が延びても結果を出すことができる」と重賞制覇に力を込める。デビュー当時の一本調子な面が消え、脚をためることができるようになった。

 ここまで4戦すべてで手綱を取ってきた福永も成長を感じ取っている。「掛かる馬だから、ああいう勝ち方ができたのは良かった。今のところ千四までは許容範囲」。教えたことをモノにする素質馬。その学習能力の高さを主戦は評価する。

 初Vまでの長い道のりは決して無駄にはならない。「不安半分、期待半分。ここはメンバーもそろうけど、この馬もレース内容が良くなっているから」とトレーナーが前向きに話せば、ユーイチも「5戦目というキャリアを生かせれば」と期待を込めた。培った経験が重賞の舞台で大きな武器となる。

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【ファンタジーS】エスケープ距離延長OK   <SAN

2009.11.6 05:08
【ファンタジーS】エスケープ距離延長OK
坂路を軽快に駆け上がるスイートエスケープ。レコードVのスピードを重賞の舞台でも見せつける=栗東トレセン(撮影・山田喜貴)

 朝一番の坂路の真ん中をスイートエスケープが駆け上がる。残り1ハロンで気合をつけられると12秒4の瞬発力を見せてフィニッシュした。

 「上がり重点の予定でしたから、時計的にもちょうどいい。ここまで順調に来ました」。安田隆調教師が満足そうな表情を浮かべる。単走で前半はゆったりと入り、反応を確かめたのは最後の1ハロン。それで十分だった。

 デビュー戦にダートを選択したように歩様に硬さがある。しかし、生来の資質と陣営のケアがマッチして、状態と成績は確実に上昇。4戦目の前走(京都芝1200メートル)を1分8秒3(良)の2歳コースレコードでV。「心身ともに大人びてきて、攻め馬の感触も力強くなってきたことを肌で感じますね」と師は力説。1400メートルは未経験だが、好位から鋭く伸びた快勝を振り返り、「前走のような競馬ができれば、こなせると思います」と表情に不安は感じられない。

 京都の芝も味方する。レコード級の時計が続出した馬場は、先週までのAコースから、仮柵を設けたBコースに変更。荒れ始めたインが保護されて、持ち前のスピードが生かせる舞台設定だ。

 「京都の芝はすごくいいコンディションで、レコード(1分20秒3)に近い時計が出るでしょう。相手は強くなりますが、こちらもパワーアップしていますし、楽しみにしています」

 今季35勝を挙げて全国4位に躍進している安田隆師は、武蔵野Sにもトランセンドを送り込むなど充実のラインアップ。騎手時代に主戦を務めたトウカイテイオーが東京でお披露目される週末、安田隆師が手塩にかけて育ててきた秘蔵っ子は、京都で花開こうとしている。(黒田栄一郎)

【ファンタジーS】スイ~トっと12秒4  <SP

 未勝利をレコードで勝ち上がったスイートエスケープ(安田)は坂路で追い切り、4F55秒9~12秒4。ラスト重点で、しまいを伸ばしてきた。「いい動きでしたね。予定通り」と安田師。「前走は外枠から理想的な競馬ができました。モマれたときにどう対応するか。そのあたりも見てみたいですね」と続けた。 [ 2009年11月06日 ]



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