従来は春にダート2100mで行われていたこのレースだが、第5回となる2000年からはジャパンカップダートの前哨戦に位置付けられ、開催を秋に移してダート1600mで争われるようになった。
また、昨年からはジャパンカップダートが阪神競馬場のダート1800mに舞台を移したことから、距離的には本番に向けての関連性がより高まったかもしれない。ここでは中山ダート1800mで代替開催された2002年を含め、2000年以降の過去9年間のデータを分析していこう!
過去9年の年齢別成績を見ると、優勝馬は「3歳馬」と「5歳馬」からしか送り出されていない。
しかも連対率・3着内率でも他の年齢を大きく引き離しており、「3歳馬」と「5歳馬」の激しい戦いが続いているようだ。また、それ以外の年齢を見ても、3着内数、3着内率ともに「4歳馬」が「6歳以上」の馬を上回っており、全体的に若い世代上位の傾向にあると言えるだろう。〔表1〕
前走の着順に注目すると、武蔵野Sで3着以内に入った延べ27頭中24頭が、前走で「5着以内」に好走していた。
残る3頭のうち、1頭は2003年1着のサイレントディール(前走:宝塚記念10着)で、残り2頭は中山で行われた2002年2着のマイネルブライアン(前走:地方競馬のさくらんぼ記念12着)、2006年2着のサンライズバッカス(前走:マーチS8着)。〔表2〕
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