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【中山記念】サニー圧巻!抜群の行きっぷり  <DA

 充実ぶりをアピールしたサニーサンデー=美浦トレセン
 充実ぶりをアピールしたサニーサンデー=美浦トレセン

 「中山記念・G2」(28日、中山)

圧巻の動きだ。最終追い切りが25日、美浦トレセンで行われ、サニーサンデーがWで追われた。序盤からハイラップで進んだが、ラストも踏ん張りを見せて5F63秒7の好時計をたたき出した。鞍上は先週のフェブラリーSをエスポワールシチーで制し、乗っている佐藤哲。人馬ともに得意の先行抜け出しで、2度目の重賞制覇を狙っている。

  ◇  ◇

抜群の行きっぷりで突き進む。サニーサンデーは美浦Wの最初の1Fを14秒1で通過後、掛かり気味に2F目で11秒8を記録。暴走とも取れる数字を刻みながらも、直線で脚色が衰える気配を見せない。ラストも鞍上の叱咤(しった)に応えて踏ん張った。5F63秒7‐37秒8‐13秒0。コースの大外を回ったことを考えれば、実に優秀なタイムだ。

「本当はしまい重点の追い切りが良かったんだけど。掛かっちゃったな」と谷原師は苦笑い。それでも表情に暗さがないのは、状態面の充実を感じ取れたからだろう。「具合がいいから出た時計。先週まで太めにつくっていたから、これでちょうど良くなる。追い切り後の息の入りもいい」と前向きに話した。

「3歳春に比べれば、最近は折り合いがついているんだ。ただ、調教でも行き出すと行ってしまうね」という気性面も、好材料がそろう今回に限っては暴発する危険性は少ない。「距離が1800メートルになるのはいい。それに行く馬がいた方が楽。ウチの馬は押さえようと思えば、押さえることもできる」と逃げ馬がそろって、ハイペース必至のメンバー構成に笑みを浮かべた。事実、初タイトルを獲得した昨年の福島記念では2番手抜け出しを決めている。

今回は佐藤哲とコンビを結成。「初めてまたがることになるけど、G1ジョッキーだから大丈夫」と先週のフェブラリーSをエスポワールシチーで制した名手に、全幅の信頼を置く。「折り合いさえつけば、いくらでも走ると思っている」。能力的にも目指すのは、さらに上の舞台。2個目のタイトルを奪取し、視界をよりクリアにしたい。

64秒0サニーサンデー爆走も合格点…中山記念追い切り  <SP

◆中山記念追い切り(25日) 中山記念・G2(28日、中山・芝1800メートル)に出走するサニーサンデー(牡4歳、美浦・谷原厩舎)が25日、美浦トレセンで追い切られた。前半、暴走気味に飛ばしたが、5ハロン64秒0でまとめるなど、好調を維持している。今回は主戦の吉田隼が騎乗停止中のため、21日にフェブラリーSを制した佐藤哲三騎手(39)が手綱を執る。また、3月から調教師に転身するため、今週がラスト騎乗となる角田晃一騎手(39)はじめ引退する4騎手が有終の美を飾るか注目だ。

サニーサンデーは静かな足取りでウッドチップコースへ。前半を抑えていき、ラストをいっぱいに追うプランだったが、スタートすると、勢いよく飛ばしていく“想定外”のもの。5ハロン64秒0―38秒1。いっぱいになったラスト1ハロンは13秒2と時計を要したが、「先週一本やって、馬も今週使われることは分かっていると思う。レースが近づいてきて、気持ちが入りすぎているからかも」と谷原調教師は、気にしていない様子。「動き自体は良くなっているし、息の入りもいい」と仕上がりに合格点をつけた。

最終追い切りではかかってしまう悪い面が出てしまったが、レースぶりは一戦ごとに成長がうかがえる。昨年7月のラジオNIKKEI賞では、好位4番手から2着。休養を経て臨んだ同11月の福島記念では、初めての古馬相手となったが、2番手で折り合い、51キロの軽ハンデを生かし重賞初制覇を決めた。前走の中山金杯は、すんなり先頭に立ちながら、序盤から他馬に絡まれる厳しい展開。着順こそ6着だったが、勝ったアクシオンの0秒1差に踏ん張った。

今回は別定戦で、斤量差も少なく、本当の力が求められる一戦になる。だが、トレーナーは「折り合いさえつけば、いくらでも走る馬だと思う。今回は中山金杯より先行したい馬もいるし、折り合いはつけやすい。初めてまたがる佐藤哲騎手が、うまくやってくれるだろう」と期待十分。フェブラリーSでエスポワールシチーをG1・4連勝に導いた心強い鞍上を得て、中距離戦線にサニーサンデーの名を刻み込む構えだ。

(2010年2月26日06時01分  スポーツ報知)

サニー代役佐藤で心機一転図る/中山記念  <NI

<中山記念>

強力な先行馬が数多く顔をそろえる中、サニーサンデーはG1フェブラリーSをエスポワールシチーで勝った佐藤騎手をあん上に迎え上位をうかがう。主戦の吉田隼騎手が20日の東京競馬11Rで騎乗停止処分。谷原師が急きょピンチヒッターを探し、新パートナーが決まった。同師は「佐藤君はフェブラリーでの騎乗ぶりでも分かるように先行馬に乗せたらピカイチ。前走の中山金杯(6着)は3コーナーでペースを落としすぎチグハグな競馬になったが今回は心機一転で巻き返しだね」と気合が入る。

 [2010年2月24日6時22分 紙面から]

【中山記念】サンデー、V条件そろった!   <DA

 心身両面で成長したサニーサンデーが重賞奪取を見据える
心身両面で成長したサニーサンデーが重賞奪取を見据える

 「中山記念・G2」(28日、中山)

これ以上ない代役だ。重賞2勝目を狙うサニーサンデー。先週の土曜日に主戦の吉田隼が騎乗停止処分となった。陣営が指名したのはフェブラリーSでエスポワールシチーを圧勝に導いた佐藤哲。先行馬有利の開幕週、中山芝1800メートル。波に乗る鞍上が、伸び盛りの4歳馬を勝利へ導く。

  ◇  ◇

エスポワールシチーの圧勝に終わった先週のフェブラリーS。冷静な手綱さばきで勝利に導いた佐藤哲の姿を、陣営は頼もしく思ったに違いない。

中山記念にサニーサンデーを送り出す谷原師が、主戦の吉田隼の騎乗停止処分(20日、デイリー杯クイーンC)を知ったのは新幹線の中。「京都(競馬場)への移動中に連絡が入った。合いそうな人をと思っていたら、いいジョッキーがあいていたよ。(騎乗停止が)日曜だったら、すんなりいかなかっただろうな」と心境は複雑ながら、ホッとした表情を見せた。

シャドウゲイト、ドリームサンデーにモエレビクトリー…そのほかにも逃げ、先行馬が顔をそろえ、各馬の並びが読みづらい状況なのは、フェブラリーSと同じ。「タップダンスシチーもそうだったけど、彼は先行馬に乗せたらうまい。いかにも合いそうだし、勢いがあるジョッキーだから」と期待感を口にする。

前走の中山金杯はハナを奪う競馬で6着。「3角でペースを落としすぎたのが敗因。後続に一気にこられたし、瞬発力勝負になってしまった。それでも0秒1差。展開のアヤだね」とトレーナーは振り返る。「この馬は好位からの競馬の方がいいんだ。行く馬がいてくれるのはありがたい。折り合いさえつけば強いから、速いペースになってほしい」。確かに昨年のラジオNIKKEI賞2着も、福島記念V時も好位からの好走だった。

「去年の秋以降、心身ともに成長している」と評価するように、まさに今が伸び盛りの4歳馬。舞台設定、メンバー構成と条件がそろったうえに頼もしい鞍上も得た。巻き返しは必至だ。

 

【中山記念】サンデー2度目重賞Vに燃える  <SAN 

2010.2.24 05:09

中山金杯では逃げて6着に敗れたサニーサンデーが、昨年11月の福島記念に次ぐ2度目の重賞Vに燃えている。「前走はペースを落とし過ぎて、最終的には瞬発力勝負になってしまった。展開のアヤで負けただけで悲観はしていない。昨秋から力をつけて成長しているし、行く馬がいれば2番手からでも競馬できる」と谷原調教師はリベンジを誓う。

 

【中山記念】ケガの功名!?サニーサンデー“光明”  <SP

中山記念にサニーサンデーを送り出す陣営の鼻息が荒い。主戦・吉田隼が騎乗停止となる中、いち早く確保した佐藤哲三騎手(39)が今年最初のG1・フェブラリーSに優勝した。エスポワールシチーと同じ先行脚質のサニーサンデーで、好位抜け出しの再現Vを期待する。

災い転じて…。昨秋の福島記念に続き重賞2勝目を狙うサニーサンデーだが、主戦の吉田隼が20日のクイーンCで他馬の進路を妨害し、騎乗停止となる大ピンチ。京都競馬場へ向かう新幹線の中で連絡を受けた谷原師は、すぐに代わりの騎手の手配を開始。何人かに断られた末、たまたま当日に中山遠征予定が入っていた佐藤を確保できた。

「最初は困ったなと思ったが、偶然、いいジョッキーが空いていてよかった」

オファーを受けた佐藤はフェブラリーSを完ぺきな騎乗で優勝。「G1も勝ったことだし、乗れている。うちの馬にもいいタイミングで乗ってもらえることになった」と谷原師。急転直下の乗り代わり劇だが、まずはひと安心だ。

前走・中山金杯は逃げて6着に敗れたが「少しスローに落としすぎて、3角からの瞬発力勝負になってしまった。もう少しペースを上げていけば違った結果になったかも」と谷原師は分析。「後続に脚を使わせる積極性のある騎手、そういう意味でサトテツ君はぴったりだよ」と話す。好位2番手から抜け出してG1を制したエスポワールシチーを引き合いに出して「タイプが似ているんじゃないかな」。全くの初騎乗だが、鞍上への期待は大きい。

「無駄肉がつきにくく、冬場でも仕上げやすい」というサニーサンデー。前走後、すぐに目標をここに設定し、じっくり仕上げただけに「調整は万全。動きも心配ない」と谷原師は自信満々。「行く馬がいれば行かせて、折り合いをつけられれば最後の直線に余力を残して走る馬だから」と谷原師はVへの青写真を描いている。いったんは宙に浮いた鞍上が、あっさりと決まった運も実力のうち。勝負事には重要な“流れ”を引き寄せてゲートインを待つ。 [ 2010年02月24日 ]

 

サニー積極的に飛ばし巻き返す/中山記念  <NI

<中山記念>

中山金杯6着のサニーサンデー(牡4、谷原)は、積極策で巻き返しを期す。前走はスローでの逃げが裏目となったが、今回は序盤から意欲的に飛ばして活路を開く構え。谷原師は「中山金杯のような緩ペースでの逃げでは持ち味が出ない。今回はテンから行かして後続馬が息が入らないような競馬をさせる」と熱っぽく話した。先行有利のコースだけに不気味だ。

 [2010年2月23日8時7分 紙面から]



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