某組織より以来を受け、治安維持の一環として無人地区の監視任務についていた時の話である。
場所は、宗教、石油利権、領土問題などで緊迫した情勢が続いている中東の某国である。古い集落で、粘土と土壁で作られた民家が立ち並んでいる。私は、高台にある元ホテルか何かの建物に潜伏し望遠照準機で集落を監視していた。この集落は非常線が敷かれ、殆どの住民が非難してしまっていて、一部ゲリラが潜伏いるとの情報があった。任務について2日目、今のところこれと言って大きな動きは無い・・・・灼熱の太陽が真上に上がり、昼を過ぎたころだろうか?私の視界に数名の兵士が目に入った。距離がかなり離れていたので様子を見ることにした。軍服を着ていないことから、非正部隊らしい。ゲリラの可能性もあったが、訓練された動きと、統率の取れた連携行動から察するにゲリラの可能性は低い。
しばらく傍観していたが、彼らの行く手に動く物が確認できたので、照準機の倍率を調整し動く物が何かを確認しようと試みた。・・・・ゲリラだ!私が傍観していた非正規部隊を待ち伏せしているらしい。どうにか伝えなければ、彼らに被害が出てしまう可能性があるが、私も潜伏位置が露呈することは出来ないので、様子を見ながら何とか伝える方法を考えていた。・・・その時ゲリラ側が発砲し戦闘が始まった!アンブッシュにもかかわらず、迅速な対応で動く非正規部隊に、私はこう思った、かなりの訓練を積んだ兵士だ!大きな被害は出ないだろう!しばらく私は彼らの戦闘を見守っていたが轟音と共に敵の支援と思われる迫撃砲が降り注ぎ始めた。私の潜伏している近くにも砲弾が飛来し建物のもろい部分がボロボロと崩れ始めた!私はとなりの部屋の太い柱がある場所へ潜伏場所を移動し再びかれらに目をやって、ある光景に目を奪われた!!!非正規部隊のリーダーと思われる兵士が敵兵の弾が飛び交う中、姿をさらして、近くの建物へ走っていくのが見えた。その先へ目をやると・・;・年のころ10歳ぐらいだろうか?一人の少女が泣きながら歩いている・・・「何でこんな処に子供が?・・・」リーダーは子供を抱き上げると、部隊にハンドシグナルで支持をだし、少女が出てきた、半分以上くずれた建物へ走り込んでいった。他の兵士もその建物を守るように移動しゲリラとの交戦を行っているように見えた。私は非効率的で、危険な行動に疑問を抱き建物の内部が、かろうじて見える最上階へ移動しリーダーを確認しようとスコープを除いた。どうやら先ほどの迫撃砲で崩れた瓦礫をリーダーが必死にどけようとしている。私はまたもや疑問を覚えた敵と交戦中に何をやっているのか?・・・その時リーダーの付近へ着弾する弾があることに気がつき、弾の飛んでくる方向を確認するとゲリラのスナイパーがリーダーを狙って発砲していたのである、私は傍観するつもりであったが、無意識に手にしていたM82-A3の引き金を引いていた。ゲリラは私の銃撃で倒れこみ動かなくなった。私の発砲でリーダーがこちらに気づいた。私は敵ではないことを伝えるべくコンバットミラーでモールスを打った。理解してくれればいいが・・・すぐに返事のモールスが帰ってきた。リーダー「援護に感謝する、孤児の子供が瓦礫の下敷きになっている。彼らを助けたい・・・車両があれば貸してくれないか?」私は潜伏場所の近くにハンピーを隠していたので、こう答えた「分かった、すぐにそちらへ向かう!そちらの兵士にその旨を伝えてくれ・・・南東より進入する・・・」リーダー「了解」私はハンピーで現場に到着し銃弾が飛び交う中、急いで車載用のジャッキを担いでリーダーの処へむかった。少女たちは孤児で、少女の兄が下敷きになっているらしい。リーダーと私は初対面だが、まるで意志が伝わっているような動きで迅速に少年を瓦礫の下から引っ張り出した。リーダー「内臓を損傷しているかもしれない、一刻を争う状況だ!私はこの少年と少女たちを急いで郊外の医療所へ緊急搬送する!あそこなら知り合いの、元二等兵の医師がいる、助けてくれるはずだ!」私「車両は使ってくれ、一つ聞きたいのだが、なぜ危険を犯してまで、彼らを助けた?通常であれば見捨てても仕方が無い状況だったとおもうが・・・」リーダー「我々は兵士で敵はゲリラ、我々は、お互いに武器を持った兵士だ!戦って死ぬのは仕方がない!!だが彼(孤児)らは戦闘に巻き込まれているだけで、こんなところで死んではいけない命だ!・・・っていうのは綺麗ごとで・・・・実を言うと、私にも娘がいて・・・気が付けば走り出していた・・・(笑
私は彼の行動に感銘を受けたと同時に、任務中であっただろう兵士が、リーダーの行動を理解し直ちにバックアップに入ったことに感動した。建物内で、そうこうしていた時、乾いた銃声が響き私は倒れこんだ・・・物陰から飛び出したゲリラがリーダーを撃とうとしたので、とっさに身を挺して盾になり被弾したらしい。ゲリラはリーダーの部隊の兵士が応戦し倒してくれたが、私は気を失った・・・・ゆれるハンピーの上で気が付いた私に、リーダーが問いかけた「なぜ私をかばった?私と君は任務内容も素性もしらないいんだぞ?」私「自分でもよく分からない・・・が・・・気まぐれだっ」私と彼は笑いながら郊外へ急いだ・・・・
FIN
この作品はフィクションであり実在する場所や人物とはなんら関係ございません!
無断転用並びに悪用はお断りいたします。なおここの記事の転用等で発生した如何なる損害も当方は補償いたしません。
この物語はいつもご観覧下さっている、ある人の記事の続きと言うか・・・パラレルワールドと言うか・・・(^-^;パクリました御免なさい・・・・(爆・・・・カッコいい役回りにキャストしたので、ご勘弁をwあえてどのキャラが誰とは分かる人向けにしかかいていませんがww
元二等兵さんが中東で医療活動をしたかどうか?リーダーに娘さんがいたのか?・・・知りませんwフィクションですからw
原作の続きが気になるあまり、ちょっと横道にそれる感じの話を書いてみただけですw私の妄想話ではなく、私を含むファンたちは原作に期待です!まぁ・・・続く・・・かもしれないとの事でしたが、期待が高まりますw
場所は、宗教、石油利権、領土問題などで緊迫した情勢が続いている中東の某国である。古い集落で、粘土と土壁で作られた民家が立ち並んでいる。私は、高台にある元ホテルか何かの建物に潜伏し望遠照準機で集落を監視していた。この集落は非常線が敷かれ、殆どの住民が非難してしまっていて、一部ゲリラが潜伏いるとの情報があった。任務について2日目、今のところこれと言って大きな動きは無い・・・・灼熱の太陽が真上に上がり、昼を過ぎたころだろうか?私の視界に数名の兵士が目に入った。距離がかなり離れていたので様子を見ることにした。軍服を着ていないことから、非正部隊らしい。ゲリラの可能性もあったが、訓練された動きと、統率の取れた連携行動から察するにゲリラの可能性は低い。
しばらく傍観していたが、彼らの行く手に動く物が確認できたので、照準機の倍率を調整し動く物が何かを確認しようと試みた。・・・・ゲリラだ!私が傍観していた非正規部隊を待ち伏せしているらしい。どうにか伝えなければ、彼らに被害が出てしまう可能性があるが、私も潜伏位置が露呈することは出来ないので、様子を見ながら何とか伝える方法を考えていた。・・・その時ゲリラ側が発砲し戦闘が始まった!アンブッシュにもかかわらず、迅速な対応で動く非正規部隊に、私はこう思った、かなりの訓練を積んだ兵士だ!大きな被害は出ないだろう!しばらく私は彼らの戦闘を見守っていたが轟音と共に敵の支援と思われる迫撃砲が降り注ぎ始めた。私の潜伏している近くにも砲弾が飛来し建物のもろい部分がボロボロと崩れ始めた!私はとなりの部屋の太い柱がある場所へ潜伏場所を移動し再びかれらに目をやって、ある光景に目を奪われた!!!非正規部隊のリーダーと思われる兵士が敵兵の弾が飛び交う中、姿をさらして、近くの建物へ走っていくのが見えた。その先へ目をやると・・;・年のころ10歳ぐらいだろうか?一人の少女が泣きながら歩いている・・・「何でこんな処に子供が?・・・」リーダーは子供を抱き上げると、部隊にハンドシグナルで支持をだし、少女が出てきた、半分以上くずれた建物へ走り込んでいった。他の兵士もその建物を守るように移動しゲリラとの交戦を行っているように見えた。私は非効率的で、危険な行動に疑問を抱き建物の内部が、かろうじて見える最上階へ移動しリーダーを確認しようとスコープを除いた。どうやら先ほどの迫撃砲で崩れた瓦礫をリーダーが必死にどけようとしている。私はまたもや疑問を覚えた敵と交戦中に何をやっているのか?・・・その時リーダーの付近へ着弾する弾があることに気がつき、弾の飛んでくる方向を確認するとゲリラのスナイパーがリーダーを狙って発砲していたのである、私は傍観するつもりであったが、無意識に手にしていたM82-A3の引き金を引いていた。ゲリラは私の銃撃で倒れこみ動かなくなった。私の発砲でリーダーがこちらに気づいた。私は敵ではないことを伝えるべくコンバットミラーでモールスを打った。理解してくれればいいが・・・すぐに返事のモールスが帰ってきた。リーダー「援護に感謝する、孤児の子供が瓦礫の下敷きになっている。彼らを助けたい・・・車両があれば貸してくれないか?」私は潜伏場所の近くにハンピーを隠していたので、こう答えた「分かった、すぐにそちらへ向かう!そちらの兵士にその旨を伝えてくれ・・・南東より進入する・・・」リーダー「了解」私はハンピーで現場に到着し銃弾が飛び交う中、急いで車載用のジャッキを担いでリーダーの処へむかった。少女たちは孤児で、少女の兄が下敷きになっているらしい。リーダーと私は初対面だが、まるで意志が伝わっているような動きで迅速に少年を瓦礫の下から引っ張り出した。リーダー「内臓を損傷しているかもしれない、一刻を争う状況だ!私はこの少年と少女たちを急いで郊外の医療所へ緊急搬送する!あそこなら知り合いの、元二等兵の医師がいる、助けてくれるはずだ!」私「車両は使ってくれ、一つ聞きたいのだが、なぜ危険を犯してまで、彼らを助けた?通常であれば見捨てても仕方が無い状況だったとおもうが・・・」リーダー「我々は兵士で敵はゲリラ、我々は、お互いに武器を持った兵士だ!戦って死ぬのは仕方がない!!だが彼(孤児)らは戦闘に巻き込まれているだけで、こんなところで死んではいけない命だ!・・・っていうのは綺麗ごとで・・・・実を言うと、私にも娘がいて・・・気が付けば走り出していた・・・(笑
私は彼の行動に感銘を受けたと同時に、任務中であっただろう兵士が、リーダーの行動を理解し直ちにバックアップに入ったことに感動した。建物内で、そうこうしていた時、乾いた銃声が響き私は倒れこんだ・・・物陰から飛び出したゲリラがリーダーを撃とうとしたので、とっさに身を挺して盾になり被弾したらしい。ゲリラはリーダーの部隊の兵士が応戦し倒してくれたが、私は気を失った・・・・ゆれるハンピーの上で気が付いた私に、リーダーが問いかけた「なぜ私をかばった?私と君は任務内容も素性もしらないいんだぞ?」私「自分でもよく分からない・・・が・・・気まぐれだっ」私と彼は笑いながら郊外へ急いだ・・・・
FIN
この作品はフィクションであり実在する場所や人物とはなんら関係ございません!
無断転用並びに悪用はお断りいたします。なおここの記事の転用等で発生した如何なる損害も当方は補償いたしません。
この物語はいつもご観覧下さっている、ある人の記事の続きと言うか・・・パラレルワールドと言うか・・・(^-^;パクリました御免なさい・・・・(爆・・・・カッコいい役回りにキャストしたので、ご勘弁をwあえてどのキャラが誰とは分かる人向けにしかかいていませんがww
元二等兵さんが中東で医療活動をしたかどうか?リーダーに娘さんがいたのか?・・・知りませんwフィクションですからw
原作の続きが気になるあまり、ちょっと横道にそれる感じの話を書いてみただけですw私の妄想話ではなく、私を含むファンたちは原作に期待です!まぁ・・・続く・・・かもしれないとの事でしたが、期待が高まりますw