以前にも書きましたが、茶道の点前には、炭点前がありまして、
その炭点前用の炭が入手困難になってきました。
よい菊炭が入らなくなったし、高騰してるのよね。
他所様の社中のお稽古は、どんなんかわかりませんが、
師匠宅では、基本、炭点前、濃茶、お薄、つまり茶事の後半(後座)
の稽古してます。
業躰先生がいらっしゃる時は、茶事か茶通箱付花月か、炭付花月です。
なぬし、茶事と花月の稽古に徹してます。
いつもの稽古は1~2人で、初炭、後炭してると、もったいないなあと思ってました。
しかも、稽古用でも1回の稽古料金より炭代のほうが、かかってしまってたのよねェー。
そして、お点前で使う、お茶碗も、楽とか、萩とか
織部とか、美術館に展示するような作品の写しが
ほとんどなんだそうです。
知りませんでした。
任清とか、不二とか、むき栗とか、なんのこっちゃで
すごしてきたけど、少しづつ勉強せなあかんのね。
師匠は、季節ごとに茶碗を替えて水屋に
ズラ~~っと並べてあり、
稽古の時、好きに選んで使わせて頂いてます。
知らないって恐ろしいとは言ったもんです。
黒楽とか、赤楽とか、筒茶碗とか、お雛様や、馬の絵が描いてある、
京焼きのちゃわんら、スクラップブックに姉弟子たちと纏めてるところやったわ。
どこに何があるか、皆で整理して、自分1人でも道具出せるように
しときなさいと言われてるのです。
でも、次から次、道具がでてくるから大変。
あっ、私も自宅で、茶飯釜で、茶事風にお食事提供するなら、
先代萩の話しでも、覚えなあかんね。
ホントお茶って、知れば知るほど恐ろしいのね。
まだまだ、かじっただけで何も知らないから、
知らぬが花のままがいいかな?
あら、また話しが、ぞれましたね。
それで、お稽古用は菊炭でなくても、これでいいんじゃ!で、、

今日も、師匠と稽古用の炭切ってました。
長さは、どうにか揃えられるけど、太さは、いたしかたないわね。
またまた、師匠と顔見合わせて、大笑い!
だって鼻先が真っ黒黒スケなんだもの(笑)