水銀党本部執務室

冬月のブログです。水銀党本部の活動や、政治社会問題、日常の中で感じた事など様々なテーマで不定期に更新されております。

宮古島に行って来ます♪

2006-03-20 04:49:55 | Weblog
おはようございます、水銀党です。
昨日サイトの公式ブログで告知した通り、今日から三泊四日の日程で、沖縄県宮古島に行って参ります♪
宮古島は、日本本土よりも台湾に近い場所にある小さな島で、気候も風土も全然こっちとは違います。
何年か前に最初に行って町を歩いた時の感想は、プノンペンとか、東南アジアの町みたいな感じ★強い潮風に晒されて、建物(台風対策で屋根は平たい)がどれもいい感じの色に変色しちゃってるんですよね。
地元の人の方言も半端じゃなくて、一応本土から来た人には標準語を喋るんですけど、地元の人同士の会話はさっぱりです(苦笑)
まあそんな島なんですけど、海辺に何箇所か綺麗な珊瑚礁があって、私はそこに潜って水中写真を撮ったりするのが好きです♪
後、ホテルのプールバーでカクテル飲みながら「坊やだからさ」って言うこと(←途中からなんかおかしい)
沖縄というとどこも珊瑚があるように思ってらっしゃる方が多いですが、実際は本島を始めほとんどの場所で観光開発や米軍基地建設などで珊瑚が死んでしまっているのが現状です。珊瑚はとても長い時間をかけて成長するものですから、一度死滅すると再生は容易ではありません。
その点、観光開発がまだそれほど進んでいなくて、大規模な軍事施設も無い(海自のレーダーサイトが一つあるだけですね)宮古島は、まだ生きた珊瑚が残っているんですよ。
まあ右翼で国防が専門の私に、自然を愛する資格など元から無いのかもしれませんが・・・何を守るべきなのか、人間というのは、難しいものですね(ラクス・クラインのように首を傾げながら)

でもせっかくの休暇ですから、そういう難しい事も一端忘れてのんびりしてしまおうと思います。私は本来暑いところは苦手なのですが、たまには南の島にバカンスと洒落込むのもいいでしょう♪

なお気象庁の情報によれば、現地の気温は日中で24℃、夜間でも18℃。
東京の初夏と同じぐらいですな。
半そでのシャツを用意しないと・・・(←5時に出発するというのに、現時点でまだ荷物ができていない)

しかし、以前と違って、haruさんがいらっしゃるから安心して留守にできますな♪
昔一人で管理していた頃は、インターネットにアクセスし辛い場所に旅行に行くとなると、不在中に何が起こるか心配でならなかったのですが(笑)、今はharuさんが共同管理人としていらっしゃいますから、安心して南極へだって行けます(←ロンギヌスの槍でも取りに行く気か)
お留守番よろしくお願いしますね、haruさん♪


それからこれは出発前の余談ですが、昨日はWBCで日本が韓国に6-0で勝って決勝戦進出を決めたそうで。
会社でも同僚が皆大喜びで、仕事が手につかなかったほどでした(苦笑)。
勿論私も同じ日本人として、日本の野球選手団が二連敗という逆境に耐えて背水の陣で頑張った末に掴んだ感動的な勝利を喜ばしく思いますし、彼等のアスリートとしての不屈の精神に、心からの賛辞を送りたいと思います。
本当に、ドラマのような試合だった。

ただ、一連の日韓戦と報道、世論の風潮を見ていて、国際政治学を学ぶ人間として、いや、極東に住む一人の人間としてどうしても危惧することがあるので、感動に水を差して無粋だとは思いますが、一言申し上げたい。
今回の試合を巡る日韓両国の、特に韓国側の国民と政府の反応は、率直に言ってとても憂慮すべきものだと思います。
冷戦時代のオリンピックがそうでしたが、スポーツは国家間対立のはけ口になりやすい。
韓国選手が2次リーグで日本に勝利した後、太極旗をマウンドに突き立てるのを見て不快に感じた日本人は多いと思いますが、あれは正にその象徴的な場面といえるでしょう。
観客席の韓国応援団の行動も、残念ながらあまり礼節あるものとはいえませんでした。
そもそもあくまで民間レベルの試合なのですから日本は国民が応援していても政府は一歩退いていますが、韓国政府は兵役免除などで露骨にスポーツに介入する。
先進国では、普通は見られない行為です。
私は何も、一部の左翼知識人のようにプチ・ナショナリズムを完全否定するつもりはありません。
「ニッポン、チャチャチャ♪」「テーハミング」大いに結構。むしろ自国の選手を応援しない方が、まともな国民として不健全でしょう。
ただし、これだけは覚えておいてほしいのです。
相対する一方の国でナショナリズムが過熱すれば、必ずもう一方の国の潜在的ナショナリズムを刺激します。
私は自分が右翼ですから(笑)、今日本国民で多少なりとも愛国的な人々が、韓国側のああいった態度を見てどんな感情を持つか、怖いぐらいに想像できる。
どんな関係であれ、隣国には節度をもった対応を期待したいものです。
私がこの前熱海で泊まったホテルは森政権時代に日韓首脳会談が行なわれた場所で、ロビーには当時の両国首脳が会談に先立って毛筆で大書した言葉が、額に入って飾られていました。
ここで森総理は『友好』とお書きになった。
一方の韓国の金大中大統領(当時)は、『平和』と書いています。
一見ありふれたこの二つの言葉に、私は両国間に隠然と存在する隔たりの痛烈なブラックユーモアを感じました。
私は知り合いの関係で個人的に森さんを知っていますが、彼は失言が多い分、政治家にしては珍しく二心の無い男です。彼らしい力強い筆筋を見て、この会談で悪化している日韓両国の友好を深めたい、純粋な善意で書いたのだと思いました。
ところが金大中大統領がその後に書いたのは『平和』。
あくまで日韓両国に的を絞った『友好』に較べると、とても対象が漠然とした言葉です。そして最も重要なのは、『友好』は『平和』を必要としますが、『平和』は必ずしも『友好』を必要としない。
クラスメートで言うならば、喧嘩はしないけど口を利くつもりも無いよといいますか、韓国が平和なら、必ずしも日本と仲良くする必要は無いという利己的で冷めた発想が感じられてしまいました。
一般的に平和の対義語は戦争ですから、過去の日本の侵略の歴史を暗に示して牽制しているとさえ解釈できてしまいます。
たった一言からここまで連想するのは考えすぎかというと、そうでもないですよ。外交ゲームとは、武器を使わない戦争ですから。発せられる一言には、万の意味があると考えるのが自然です。

今の日本は、心配されるまでも無く誰もが平和を望んでいるのですがね・・・。

・・・おっといけない、もう出発する時間ですね。
それでは、行って参ります♪

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