水銀党本部執務室

冬月のブログです。水銀党本部の活動や、政治社会問題、日常の中で感じた事など様々なテーマで不定期に更新されております。

最終兵器なオーディション(謎)

2006-02-08 01:08:52 | Weblog

水銀党です。
『最終兵器彼女』実写版、ボディーガードの同志A(モスト)を引き連れて、劇場に見に行って来ました。
2時間見終わって、まあ軍事マニアとしては大陸間弾道弾にあんな追尾能力は無いとか戦車の映像が全部陸自の総合火力演習のプロモーションビデオの使いまわしだとか、思ったことは色々ありますが、とりあえず率直な感想を一言。

「ごめんねシュウちゃん、私こんな実写版になっちゃった・・・」

・・・・・いやね、もともと二次元を三次元に変換したらある程度の劣化はしょうがないのは常識ですし、あれだけ内容のある原作を2時間に圧縮するのも無理があるでしょうが・・・まあ、友人達の制止を振り切って見に行った私の自己責任ということで(←この直後武装勢力に首斬られます)

これが、私の愛して止まない、本当の最終兵器彼女です→http://www.saikano.net/
今は新しくできたOVA版を紹介しています。古いアニメサイトへのリンクは左下にありますので、まだ知らない人は、どうか是非こちらをご覧下さい!!

シュウちゃんは確かに眼鏡かけてて野暮ったいですがあそこまで酷くはないです。
あんな海原雄山を超越したような髪型じゃないです・・・(涙)

幼馴染のあけみはもっとボーイッシュなキャラです。なんなのでしょう、あの見るからに『君が望む永遠』の某裏切り者とそっくりな言動とポニーテールの、ツンデレの法則を地で行く人は?
某VIP板で流行中の替え歌のように思わず、

「これなんてエロゲー?」

と訊ねたくなりましたよ。

何よりアニメや漫画のちせは、あんなに濃い人じゃないです!あの可憐さは、どこに行ったのでしょう。

まあ、実写版に期待する方が間違ってるのさ・・・↓

http://blog.livedoor.jp/zot666/archives/50303490.html

げふげふ・・・さて、愚痴ってばかりでも始まりません。
今日は確かオーディションでしたな。

 

冬月「さあ、先月ローゼンメイデンじゃないことがばれて逮捕された薔薇水晶の代わりに新人を採用する水銀党オーディション、これよりスタートです♪
審査員は毎度おなじみ、私冬月と、党総裁の水銀燈閣下!」

銀様「・・・はーい、ぱちぱちぱち」

冬月「・・・・・なんですか、そのやる気の無さは(汗)
では、最初の方、どうぞ!」


オーディション①

ガチャッ

??「雛はぁ、もっとうにゅ~ってしたのが良いのお!」

銀様「・・・真紅連合の幼児退行キャラ、筆頭格のおでましね・・・」

冬月「うわ・・・いきなりこいつかよ」

雛苺「あ、水銀燈、こんにちはなの~。よいしょ、よいしょ・・・」

銀様「ちょ、ちょっと!?なにをするの!寄るな触るな引っ付くな!!」

雛苺「こんにちは~の~水銀燈登りなの~♪」

冬月「ははは、なつかれてますな」

銀様「くぉら、何頭の上に乗ってるのよ!下りなさい!!(ぶんぶん)」

雛苺「きゃはは~メリーゴーランドみたいなの~♪」

銀様「冬月・・・助けて・・・」

冬月「あ、あはは~、オーディションですから、抑えて抑えて。・・・こらこら、そのぐらいにしときなさい、雛ちゃん。さて、今日は我々に何を披露してくれるのかな?」

雛苺「んーと、今日はね~、雛特製の、スパゲッチィを作るの!!」

冬月「何!?ま、まさか・・・それは・・・」

銀様「スパゲッティ?あら、貴女って料理の心得があったの。上司の真紅はてんで駄目だって言うのに、感心ね。面白そうだから、やってみせて」

冬月「銀様、悪いことは言いません!こいつのスパゲッティだけは、やめといた方が・・・」

銀様「え、どうしてよ?原作では、雛苺はコリンヌ・フォッセー配下の時代にフランスで暮らした経験もあったから、料理が上手でも不思議ではないわ。ねえ、雛苺?」

雛苺「そうなの~♪雛のスパゲッチィは、とってもとっても美味しいの♪今作るから、楽しみにしててね~」

銀様「わくわく♪」

冬月(うう・・・嫌な予感が・・・)


30分後。


雛苺「いっちごあじ~いっちごあじ~♪いっちごあじ~の~スパゲッチィなの~♪

銀様「・・・何・・・!この、モザイクかけたくなるぐらい気味の悪いオーラ放ってる物体は・・・!まさかあれが、スパゲッティだと!?」

冬月「ああ・・・だからいわんこっちゃない・・・」

雛苺「苺もたっぷり入ってる~(ドグシャア!)スーパゲッチィ!!!」

冬月「あれは、生の苺だ!!・・・苺ジャムが入ってどろどろになったスパゲッティに、さらに生の苺を入れたぞ!!」(料理漫画の審査員のノリで)

銀様「私・・・大概のことは我慢できるけど・・・さすがにこれは・・・もう吐きそう・・・」

雛苺「アンマウエア~!キャハ!カハ!!」

冬月「正気の沙汰とは思えない・・・」

銀様「・・・ああ、ごめんなさい真紅、貴女達の桜田家での生活を、おままごとだなんて馬鹿にして・・・・・貴女、私の知らないところで、こんな惨劇の連続に耐えてきたのね・・・偉い・・・偉いわ真紅・・・!」

雛苺「・・・あれ?か、身体が急に・・・うごかな・・く・・なって・・(カタカタ)」

銀様「え!?な、なんか雛苺の動きが、急にぎこちなく・・・」

冬月「おいおい、まさかここでかよ!?死ぬなら頼むから他で死んでくれよ、うちらが何かしたと勘違いされると迷惑だろうが!!」

雛苺「(カタカタ、カタカタ・・・)二人とも・・・ありがとうなの・・・雛を・・・オーディ・・ションに・・・出してくれたの・・・」

銀様「救護班を!早く!!」

冬月「いや、残念ながら、もう手遅れです」

雛苺「カタ・・・(バタン)」

オペレーター「使徒、完全に沈黙(違」

銀様「なんてこと・・・!」

冬月「・・・・・。オーディション、一人目終了、ご苦労様です~♪はい、次の方どうぞ~」

銀様「・・って、事務的に片付けようとすな!!」


オーディション②

銀様「あーあ、一人目から濃すぎ・・・疲れた疲れた。頼むから、次はもう少しまともな人であって欲しいわね」

冬月「あはは・・・では気を取り直して、二人目の方、どうぞ!」

ガチャッ

???「君はアリスゲームを放棄するのか・・・!、そんなの、は・・・は許さない!!」

銀様「・・・なんなの、このどう見ても出る番組をガンダムSEEDと間違えたような感じの坊やは・・・」

冬月「で、二人目が僕キャラかよ・・・。はい、どうぞお入りください、蒼星石さん(投げやりに)」

銀様「え、去年私が倒したんじゃなかったっけ、こいつ?」

冬月「オーディションにあたりローゼン工房に発注して修理させました。さすがは一流ブランド、良い仕事をします。弟子の槐とは腕が違う」

銀様「・・・もはやこうなってくると、何でもありね(汗)」

蒼星石「・・・今日は君達に、話があって来たんだ」

銀様「カガリは僕のものだ宣言、かしら?」

冬月「いや、むしろデュランダル議長の本性を語りに来たのでは・・・?」

蒼星石「二人とも、わけのわからない話は止めてくれ!
・・・僕はアリスを目指す!君たちと戦い、ローザミスティカを集め、お父様の意思に応えるために、僕はアリスになる!!


銀様「・・・でさー、めぐったらね、この前私と『半分の月がのぼる空』のアニメ版見てたら、そこに出てくるヒロインの真似始めちゃってさ~、それが超そっくりなのよ~♪」

冬月「ああ、あれなら私、電撃文庫で読んだことありますよ!良い話ですよね~♪」


蒼星石「・・・って二人とも、僕の話を聞けーーー!!!(怒)」

銀様「なんだ、まだあんたそこにいたの?SEED板ならここじゃないわよ

冬月「なんだ君、まだ知らないのか?戦争はもう終わったんだよ」

蒼星石「え・・・!??」

銀様「あんたが死んだ後だから知らないのも無理ないけどね、あんたの前で泣いてたお父様、あれは偽者だったの。
で、最終回で本物のお父様から直々に、『今後はアリスゲームをせずにアリスを目指しなさい』っていうおふれがあってね。戦争はもう、終わったのよ。もう、同じローゼンメイデン同士で、殺し合いはしないの。わかる?」

蒼星石「そんな・・・嘘だ・・嘘だ・・・・」

冬月「・・・やれやれ、終戦を知った時の横井庄一さんみたいな顔してるよ、この人」

銀様「嘘じゃないわよ。玉音放送聞かせてあげよっか?」

蒼星石「嘘だーーーー!!!」

ザシュッ!!

冬月「うわっ!」

銀様「ちょっと、危ないじゃないの!冬月!警備員を呼んで、こいつを取り押さえなさい!!」

蒼星石「お父様ばんざーい!!!」

警備隊『撃てー!!』

ダダダダダ!!!

蒼星石「ぐ、ぐわっ!!・・・・・お、お父様・・・(ばたり)」

冬月「・・・彼女こそ、真の武人というに相応しい。・・・黙祷」

銀様「武士道とは、死ぬことと見つけたり・・・」


オーディション③

銀様「ぜえ・・・ぜえ・・・もういい加減嫌になってきたわ、私・・・」

冬月「・・・次の人、どうぞ・・・・」

???「ローゼンメイデン一の頭脳派のこの私にかかれば、オーディションなんてお茶の子さいさいなのかしら~

冬月「うう、よりによって金糸雀とは・・・頭痛が・・・」

金糸雀「さあ、何でも聞いて欲しいのかしら~

銀様(ピキッ)←こめかみに青筋が浮かぶ音。

金「・・・・え?水銀燈どうしたのかしら~」

銀様マジギレモード「・・・・・その語尾は、何?」(蒼星石の鋏を取り出しながら)

金「ひ、ひぃっ!!?」

銀様マジギレモード「・・・気に入らないのよ、ふざけた語尾に統一すればそれだけで何の努力も無しに人気が取れると思ってる、あんたみたいな商業主義むき出しの萌えキャラは!!『なの~』は幼児語だからまだいい、『~ですぅ』は文法的におかしいけど、肯定の意味は伝わるから許せる・・・でもあなたのソレは、一体何?何故肯定に疑問形を使うの?

金「た、たすけてなのかしら・・・」

銀様アンデルセンモード五月蝿い!! 言盲がしゃべるな!!
 この私の眼前で、言盲が歩き、
知恵遅れが軍団を成し戦列を組み前進する。
 唯一の理法を外れ、外道の法理をもって通過を企てるものを、
 文部科学省が、日本語教育委員会が、この私が許しておけるものか。
 貴様は震えながらではなく、藁のようにジャンクになるのよ

金「…な…… ……あ な… 何… な゛ お゛ な…ん ら な゛んら゛ぼれわ!!体が崩れ…」

銀様「げははははっ、思い知ったかバケモノめ!」

冬月「銀様やりすぎ・・・・・」


??「水銀燈!!」

銀様「え・・・その声は、真紅・・って、きゃあああ!!」

真紅(銀様の首に関節技をかけながら)見なさい!!

銀様「ちょ・・・首が絞まる・・・苦しい・・・息が・・(じたばた)」

真紅「この子達は、オーディションに出ることなんか望んじゃいなかった!それを貴女は・・・貴女がみんなを・・!!

銀様「ご・・誤解よ!こいつらが勝手に・・・うう、苦し・・・首が・・・もうギブ、ギブー!!」

冬月(転げ合う二人を傍観しながら)「あーあ、散々なオーディションだ・・・」


閉会後。

銀様「・・・・・みんなには、もう帰ってもらった・・・?」(げっそり)

冬月「・・は、丁重にお引取り願いました」

銀様「冬月・・・私は今日のオーディションで、痛いほどわかったことが、一つだけあるわ・・」

冬月「・・・・・」

銀様「私・・・今まで薔薇水晶のことを、おかしな奴だって思ってた・・・でも、それは間違いだった。ローゼンメイデンかどうかなんて関係ない。少なくとも薔薇水晶は、あいつらよりもっとまともで、話のわかる奴だったわ。
あの子がいなくなって、それに初めて気付くだなんて・・(涙)」

冬月「・・・確かに、あいつにはまだ、常識と言うものがあったような気がします(しみじみ)」

銀様「薔薇水晶・・・早く帰ってきて欲しいわね」

冬月「・・・ですね」

続く(←続くのか?)


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