質の良い「睡眠」
「眠る」と言うことは私たちにとって、とっても大切なことです。
時には睡眠を助ける為にお薬の力をかりるのもいいかと思いますが、
原因から見つめなおしてみるのも大事な事だと考えています。
心地よい睡眠がとれないのには原因があります。
また、眠りが浅かったり、体がピクッ!っとするのにも原因があります。
その原因は、リラックスした状態へ上手にスイッチが切り替わらないからです。
すなわち自律神経が不安定な状態が予測されます。
鍼灸治療では、この自律神経が安定して働くようケアし、
ぐっすり気持ちの良い睡眠へと導いていきます。
当院の不眠治療の特徴
寝つきが悪い、眠りが浅いなど心地良い睡眠が出来ないのは
自律神経のバランスが上手に働いていない可能性がある事をお話しました。
忙しい毎日でストレスが多かったり、悩み事があったり。。。
頑張っている方はどうしても疲れが溜まりがちです。
そんな時、「あ~疲れた~!」と横になるやグーグー眠れたらどんなに気持ちいいか。
疲れていても、悩みを抱えていても眠れる方は
「あ!いつの間にか寝てた!」と言う具合に眠れます。
疲れやストレス、悩みの量と、眠り の質が悪いのとは決して比例しません。
全くの別物!
疲れているから自律神経が不安定になりやすい。
ストレスが多いから自律神経が上手に調整できない。
とは 限らないのです。
ではどうして自律神経が上手に調整できる人と出来ない人とでてくるのでしょうか?
それは感覚器の不調が大きく影響しています。
感覚器の特に視覚や聴覚、平衡感覚、体性感覚などの不調は脳へ大きなストレスを与えます。
それらのストレスによって 自律神経のバランスが悪くなってしまいます。
中でも平衡感覚は自覚できないため知らず知らず影響を与えていることがあります。
自律神経の働きが悪くなると 交感神経が活発になり寝つきにくかったり、
夜中に目が覚めたり、夢ばかりみてしまい何だか疲れが取れない目覚めを引き起こしてしまいます。
また交感神経の興奮は筋肉の緊張を誘発し、コリや疲れを増幅しますので
夜中に手足がこわばるなどの症状が起こり、目覚めが疲れている。。。
と言う感覚に陥ったりします。
これらの原因も自律神経が関係していますので
筋肉の緊張をほぐすのと同時に、感覚器の調整をしていきます。
もちろん、その他にも咳や喘息、アトピーなどによるかゆみなどが原因で眠れない方へは
それらの症状の改善に導くようにも努めています。
睡眠不足は日中の仕事の効率に影響を与えるのはもちろん、
イライラしやすくなったり、注意が散漫になり怪我もおこしやすくなります。
さらには、眠れない事へのストレスや免疫力の低下に繋がり、
様々な健康被害を引き起こしかねません 。
睡眠のことで悩みを抱える方がいらっしゃいましたら、いつでもご相談ください!