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COCORO便り

大阪市西区新町、四ツ橋・心斎橋近く こころ はり灸治療院。
スタッフでつづる「こころ」に残った出来事日記

便秘と食物繊維

2017年11月17日 | 健康

こんにちは、マリアです

 

「便秘の時には食物繊維!! ゴボウやサラダ、食物線維たっぷりな野菜を食べなくちゃ!!」

という事で『便秘=食物繊維を摂る』とイメージをお持ちの方も多いのではないでしょうか。

しかし実際に野菜をたくさん摂ってもあまり解消されず、「お腹は張るのに出ない」とお悩みの方がおられます。

また、近年の食事からではなかなか食物繊維が摂れず不足しがちです。

そんな食物繊維について今回も簡単にご説明させていただきます(^^)

 

 【食物繊維とは】

・人の消化酵素では消化できず便として排出されます。

・年齢にもよりますが成人男性ですと1日20グラム、成人女性ですと1日18グラムが摂取量目安とされています。

・大きく分けて水溶性と不溶性の2種類あります。

・スジ状の細い糸のような線維を思い浮かべますが、ネバネバやサラサラとしていたり様々です。

・栄養素ではないものの便通を整え、余分な脂質、糖、ナトリウムなどを吸収し体外へ排出する働きがあるので生活習慣病の予防に効果的とされています。

 

 水溶性食物繊維

水に溶ける食物繊維で、腸で不要な水分を吸収して便を軟らかくします。

便が硬い方、便秘のひどい方、腸が弱い方などにおススメです。

(多く含まれる食品)

 ヒジキ、ワカメ、山芋、里芋、切干大根、おから、納豆、ゴボウ、こんにゃく芋など

*またこんにゃく芋は水溶性食物繊維ですが、火を通し「こんにゃく」になったものは不溶性食物繊維になります

 

 不溶性食物繊維

胃や腸で水分を吸収し便のかさを増加させ腸の蠕動運動を促します。一緒にしっかりと水分補給をしてください。

小食な方におススメです。

(多く含まれる食品)

 ヒジキ、ワカメ、大豆、大麦ふすま、ゴボウ、芋類、など

 

また、日常の食生活では食物繊維の摂り過ぎになる事はほぼありませんがサプリ等で多量に摂り過ぎると、ビタミン、ミネラル、カルシウムなどの栄養素の吸収を阻害してしまう事もあるので注意が必要です。

 

腸の疲れや体調不良が続く場合にはぜひお灸やゴシゴシ刺激のセルフケア、鍼灸治療がおススメです