ここすけ日誌

のんびりゆっくりのここすけのぐだぐだの日常ブログです。今はぬいさんたちに日々癒されています。

消えてもた

2019-10-06 19:27:58 | インポート
時間かけてアップした記事が、何故か消えててショック。

同じのは書けないのでショボショボです、すみません。さくらじまのパズルが、残すは左上の空のグラデーションを残すのみとなりました。終わるのは寂しいけど、壁にかけて、毎日桜島を眺めて過ごせるようになるね!

昨日から盛りだくさんの週末。慌てて全部書こうとしたから、消えてしまったのかな。

歌手の沢知恵さんの公開講演会がありました。ハンセン病の施設の支援をされている方で、たくさんお話をうかがうことができました。

若い大学生は、ハンセン病のことを知りませんでした。昔はらい病と呼ばれて、聖書にも載っている古くからある感染症ですが、風貌に影響が出るので、実際には感染力は非常に弱いのに、恐れられ排除された歴史があります。患者さんは隔離政策の頃は、実名を変えられたり、子を持てなくされたり、人権を奪われ、一生施設から出られず亡くなる方もいたそうです。ハンセン病を患い、隔離施設の中で書かれた詩を紹介しますね。



胸の泉に    塔 和子

かかわらなければ

この愛しさを知るすべはなかった

この親しさは湧かなかった

この大らかな依存の安らいは得られなかった

この甘い思いや

さびしい思いも知らなかった

人はかかわることからさまざまな思いを知る

子は親とかかわり

親は子とかかわることによって

恋も友情も

かかわることから始まって

かかわったが故に起こる

幸や不幸を

積み重ねて大きくなり

くり返すことで磨かれ

そして人は

人の間で思いを削り思いをふくらませ

生を綴る

ああ

何億の人がいようとも

かかわらなければ路傍の人

私の胸の泉に

枯れ葉いちまいも

落としてはくれない





この詩に力を得て、今日は一歩を踏み出すことが出来ました。塔さんの苦しみ、悲しみが、今は誰かの力になっています。