映画、観て参りました。すごかったです…！戦時中の特攻隊とその家族、子孫の物語です。
原作はジジくんだけが読んでいたので、ストーリーも全く知らずに観たのですが、愛と絆の物語だったんですね…
湊かなえさんの「告白」も、全く予備知識無しに観て驚きましたが、あれが負の連鎖なら、こちらは正ならぬ生の連鎖。人って人に学び影響され成長していく存在なんだなと痛感しました。
これはやっぱり、日本人ならではの発想のように思います。和（輪）で繋がっているから、そこに「個人」の要素が必ずしも無くてもいいわけですね…自分の幸せではなく、常に愛する人の幸せのために生きていたわけなんですね。だから、自己犠牲のようにみえるミステリーの部分も、主人公の意図としては、愛する家族の幸せが悲願なのだから、それが叶うならば、どういう形であれ、主人公は幸せだったのだろうなと。
こういう物語がかつての日本には無数にあったのに、それを共有する機会も無く、それを知る方達は続々と帰天されている、そこを指摘できたこともこの作品の持つ大きな使命だったように思います。先人から受け継いだ命を繋いでいっての今ですもんね。もっともっと自国の物語を聞きたいですね！激しい戦争のシーンも多かったし、ラストシーンなんか、衝撃的ですらあるのに、何か、不思議と、見えないものにしっかり守られ、支えられているような、ほんわかした気分で見終わり、帰宅しました。
前半の、重要なシーンに入る直前の数分間、睡魔に襲われ、気絶していました。なんとか覚醒できてよかった…原作を読んで知っていたジジくんは前半から泣きっぱなしでしたね…是非原作を読んでみたいです。百田さん、すごいですね～
明日（もう今日か！）から仕事始まります。明日は短時間で終わるので、久しぶりに午後から夜はネットカフェ行き（講義の準備）です。