ブロッケン現象

自然は空も陸も海も寛大だ

いろんな現象を　何のためらいもなく　惜しげもなく　見せてくれる

しかも　雄大で颯爽（さっそう）としている

突如として現れたブロッケン現象

自然は光と影をあやつるプロフェッショナルだ

我、天空に坐して我思う

小さい頃から　屋根に上がってた

棟がわらにまたがり下界を見る

通りに人が歩く　犬が走る

今、はるか天空に坐して　自分の足元を見る

みんなが走っている　負けてなるものか

琵琶湖全景

われ～は　うみの～子　さす～らいのぉ～　っと

ついつい口ずさんでしまう

よかですねぇ～　　　空からの眺め　　　それしか言えない　　きょうは　　

立ち止まりの風景

毎日絶望的に忙しい

ありがたい　ありがたい

飛行機に乗る

風景が止まる　時間が止まる

立ち止まる時　心の風景が目覚める

次の改良を考える自分に気が付く

並んで飛ぶ

風に揺れる

人の言葉に感動する

笑顔の家族が僕を幸福にする

皆んな白い雲と並んで飛べ

Against the Wind

風に向かって飛ぶ　これが人生か

翼のない僕たちは　翼を楽しむことができる

無いことから有を楽しむ　　空に座してそう思う

la la la ・・・

すれ違い

ゆっくりと風景が流れる、時には止まっているかのように動かない

突如　白い物体が前方から猛スピードで現れた

Boing７４７だ　　　　あっという間の「すれ違い」であった

だから　飛行機に乗ったら眠らないことにしているのだ

蒼と赤

羽田から三沢に向かう

時々どうしようもない蒼の中を飛ぶときがある

翼端の赤が後方のブルーをさらに蒼く見せてくれる

蒼さが音を消す。我が搭乗機は無限の空間を静かにバンクする

外の翼がいかにも優雅だ

宍道湖上空

出雲空港（島根県）では宍道湖に向かって離陸する場合が多い

通常宍道湖上空を通過してからシートベルトサインが切れる

今回はそれが早かった

すかさずシャッターを押した

伊丹空港まで揺れもなく安定したフライトでした

沈まぬ太陽

西に向う　　約８００ｋｍ／ｈで飛行機は飛んでいる

時速はよくわからないが太陽も猛烈な速度で西に向かっている

それを時速８００ｋｍで追っかける

なかなか沈まない夕日の時間を楽しめる

にょき雲

機内ではなるべく寝ないことにしている

上空の景色はゆっくり変化する

しかし、ちょっと目をそらしているうちに、次の景色が現れる

寝ている場合じゃない

突然と変化するゆっくりとした景色がいつも僕を楽しませてくれる

さわやか雲

どのくらいの高度だろか。

機内サービスのコーラを飲みながら　ゆっくりとながれる雲を眺める。

なんと贅沢な時間かな。

三保松原 と 高層雲

出雲空港から羽田空港に向う途中。

名古屋上空を通過。

しばらくすると左眼下に虫の触覚の形をした半島が見えてくる。

三保松原だ。　　遠望に、富士山が頭をちょんと出している。

今日も頑張ろう！！！　という気になる

10月 雲層間飛行

10月に入りました。

上層の雲と下層の雲海との間をずっと飛行。　たぶん、揺れが少ないのでしょう。

向こうの隙間に見える青い空を眺めていたら、雲間を飛ぶコウノトリになったような気分になりました。


今年の飛行回数は６０回を越え、現在の予定では、年末までのフライトは８０回を超えそうです。

9月の雲 秋と夏

9月も後半になると　秋雨前線が　幅を利かせてきます

平たいくもが夏雲さんを押しています

秋がきます。　　さわやかな秋よ　早くこ～い！！