一日一写  世界あちこちめぐり

一日一映、一日一写

大真面目な空

2009年11月29日 | 空撮

空のさらに上、地球の遥か向こうには
自分たちの知らないものがたくさんある

まじめに、おおまじめに取り組めば
そうすれば 自ずと ほまれ(誉)とともに
夢がやってくる

厚い雲層から抜け出たら 青い空が見えてきた
気合いを入れて頑張ろう

ドイツ 柵と農家と道

2009年11月26日 | 海外風景 ドイツ

ギャーと叫んだ。 

その声で目が覚めた。

柔らかい草むらの上で寝そべっている自分を発見した。

目の前には道と柵と気持よさそうな農家があった。

あそこへ行くには、道を渡り、柵を越えなければならない。

遠回りをしてでも あの農家にたどり着きたい。

他の誰かが扉をあける前に。


ドイツ 道と農村の物語

2009年11月26日 | 海外風景 ドイツ

この道を歩くと全くおなかがすかない

歩いても歩いても農家がある
おなかがすいた頃に 農夫がふかしたじゃがいもを分けてくれた
「うちの娘が作ったじゃがいもだべ。おいしかったらうちの娘を貰ってくれ」

娘と新しい道を歩いた
娘の歩く速度と自分の速度は違う
でも、一緒に歩いた
それはひとりで歩くより楽しいからだ
同じ景色を二人で語る
二人分楽しめる

雨が降った
僕が持っていた一本の傘に二人が入った
雨が傘にあたる量は、僕一人の時と同じだ

この道を歩くとおなかがすかない
新しい流れにおながふくれているからかもしれない

撮影:1984年7月

ドイツ ミュンヘン 明るい夜

2009年11月20日 | 海外風景 ドイツ
年齢と共に景色が変わってくる

小さい頃高いと思っていた塀が低く見えたりする

遅いと思っていた太陽の動きは 今は 早い

人間関係は 意外と よく読めるようになった

明るい夜長を楽しむ25年前の夏のミュンヘン

この景色に、今のミュンヘンで出会ったら

同じ角度でシャッターを押す自信はない

撮影:1984年 7月











ドイツ フランクフルト 伝統

2009年11月19日 | 海外風景 ドイツ

     古いと感じない伝統があった

     江戸時代の長屋に女子大生が普通に暮らしているような

     こういう状況は伝統ではなく 文化なのだろう

     ストッキングの小さな赤が くすんだ石壁の歴史を生かしていた

ドイツ フランクフルト フルーツショップ

2009年11月15日 | 海外風景 ドイツ

まだ海外初心者の頃であった

ヨーロッパの文化は日本のそれとは面白いほど違っていた

見るものすべてがおもしろい

ドイツ人はこんなにもバナナを食べる人々とは知らなかった

街歩きをしているときフルーツショップがあった

店の天井からバナナがぶら下げてあった

それも驚きであった

(撮影: 1984年 12月)


まっすぐに

2009年11月13日 | 空撮
ライト兄弟がエンジン付き飛行機でフライトをしたのが1903年

それ以来、まっすぐ飛ぶことに人類は地道な研究を繰り返す

目的地に向かうことは時間をかければそれなりにできる

決めた目的地に「まっすぐに」飛ぶことは難しい

風が吹くからだ 時には乱気流を避けなければならない

人生航路も避けるべきは避け、できるだけ「まっすぐに」


雨の空港 

2009年11月12日 | 空撮

空から落ちてくる雨粒が 地上にぺたんと落ちるまで

繰り返し繰り返し 目で追っかけたことがある

落ちてくるときの 雨の恰好はどんなんだろうと。

小さい頃は何でも好奇心があった

(撮影日:2004年6月=離陸前のデジタル撮影禁止前の時期)




ブロッケン現象

2009年11月11日 | 空撮

自然は空も陸も海も寛大だ

いろんな現象を 何のためらいもなく 惜しげもなく 見せてくれる

しかも 雄大で颯爽(さっそう)としている

突如として現れたブロッケン現象

自然は光と影をあやつるプロフェッショナルだ

我、天空に坐して我思う

2009年11月07日 | 空撮
小さい頃から 屋根に上がってた

棟がわらにまたがり下界を見る

通りに人が歩く 犬が走る

今、はるか天空に坐して 自分の足元を見る

みんなが走っている 負けてなるものか



琵琶湖全景

2009年11月05日 | 空撮

われ~は うみの~子 さす~らいのぉ~ っと

ついつい口ずさんでしまう

よかですねぇ~   空からの眺め   それしか言えない  きょうは  


立ち止まりの風景

2009年11月01日 | 空撮

毎日絶望的に忙しい

ありがたい ありがたい

飛行機に乗る

風景が止まる 時間が止まる

立ち止まる時 心の風景が目覚める

次の改良を考える自分に気が付く