Coco's eye

美しいと思った事、感動した事、好きな事などを書きとめたブログです。

オーサーコーチ インタビュー

2017-02-28 21:25:24 | フィギュアスケート
昨日発売のAERAにオーサーコーチのインタビュー記事がのっていました。
オーサーコーチの言葉を一部ピックアップさせていただきました。

僕らの練習を信じよう

「この四大陸選手権は、私たちにとって大収穫でした。今季の最重要課題
であった、2月のコンディション調整に成功したからです」

「結弦は例年、12月のグランプリファイナルにピークを持ってきていて、
3月末からの世界選手権は最高のコンディションではなく疲れが出てしまう
傾向がありました。しかし、平昌五輪が行われるのは来年2月です。どうやって
2月にピークを持ってくるか、今年のうちに試しておくことが必要でした」

年明けから毎日練習量を調整してきた。
「何日ハードに練習し、何日休むかのバランスの調整です。目指すところに調子の
ピークを持ってくるためにいろいろなパターンを試しました。
その結果、ハードな練習を増やしたほうが調整しやすいと分かり、2月にピークを
持ってくることができたのです」

「ショートの悔しさが結弦のやる気に火をつけました。こういうときの結弦には
アドバイスの必要はなく、燃えるがままにさせておくのが最善です


「ハードな練習を増やして体力をつけていたので、演技後半になってもスタミナが
落ちなかった。結弦は成功の確信を持って跳んだのです。彼が自分の状況を分析
したうえで挑戦したのは、画期的な出来事でした」

「4回転ジャンプを多く跳んだだけでは300点を超えることはできません。
まず、スピンやスケーティングなど、演技全体をトータルパッケージとして
磨き上げること。
さらに練習の成果を発揮するという、本番へのコンディショニングが必要です。
300点超えは、結弦がそのすべてを成し遂げたということの証明。
五輪1年前に最高の手応えを得ることができました」

中略

”4回転新時代に惑わされないこと”とは。
「重要なのは、私たちがその流行の先頭を行くのだということ。=中略=
チーム・ブライアンの選手たちは、誰かを真似する必要はありません。
300点超えという成功につながった私たちの練習と戦略を信じ、ブレない
ことが何よりも大切です」

「四大陸選手権でのピーキングは成功しました。次に集中すべきは、3月の
世界選手権を今季最高のコンディションで迎えることです。=中略=
短い期間にピークを2度つくるのがいかに難しいかを物語っています。
五輪では団体戦と個人戦があります。今季の世界選手権でもう一度ピークを
つくるか。これが、五輪での勝利につながるステップになるのです」


オーサーコーチと羽生選手は、本当に深い信頼関係で結ばれていますね。
リンクに向かう時、演技をしている時、戻ってきた時、深い絆で結ばれた
最愛の存在を見つめているようなオーサーコーチの暖かく優しい眼差し。
いつもうるっときちゃいます。








世界選手権でもう一度ピークをつくって、今季最高の演技ができますように。
最高の笑顔が見れますように。

がんばれ YUZU!!!


*文章の一部と画像は感謝してお借りしています。ありがとうございます。