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筆の足跡

日々の出来事と趣味のお絵描きの記録です。

山中ヒコ「丸角屋の嫁とり」

2009年11月10日 | 本・漫画・音楽


山中ヒコ「丸角屋の嫁とり」

武家の庶子である鈴は、本妻の目を恐れ男の身で女として育てられた。美しく成長した鈴はある日、町でならず者に絡まれたところを町人の新三郎に助けられる。以来、男というものへの憧れを育て始める鈴。だが父から借財のカタに嫁入りを命じられ……? 表題シリーズほか、年下攻リーマンシリーズ「新しい武器」を収録。

山中ヒコさんって初めて読む漫画家さんですが、すっごくいいです!!
BL漫画ってホントこういうすっばらしい作品に出会うことがあるからやめられない!

この間読んだ「花色」と同じで、女として育てられた男の子のお話ですが、こちらはとても面白いです。
話しの展開もヒロイン(でいいのか?)の描かれ方もとっても魅力的!
とにかく鈴様がかわいい~!もうツボです!
もともと「強気ウケ」が好きなので、鈴様のお姫様口調に萌え~でございます!
あの命令口調でしかられたら……、か・い・か・ん……でございます!
Hシーンはほどよく必要最低限って感じですが、鈴様の泣き顔がかわいい~!
ああ、もう一冊ぜんぶ「丸角屋」でもいいくらい好みのお話とキャラですね~。

絵的には、ちっとも繊細じゃなくどちらかというと描きなぐったような描線なんですが、
なんかかわいいんですよね~。
すっごくセンスの良い漫画家さんだと思います。


「丸角屋」がおもしろかったので、山中さんの他のコミックも手に入れてみました。
「初恋の70%は、」……初々しい少年たちのオンパレードでございました。
「王子と小鳥」も面白いということなので(yさん情報)ぜひ手に入れようと思ってます!