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もっと一般市民が集う場所近くで抗議のデモを

2018-06-06 00:12:24 | Weblog

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 6月4日の財務省報告は、森友関係の公文書改ざんの責任は佐川元理財局長ら20名の官僚らの処分でけりをつけるもので、まさにトカゲの尻尾きりであった。森友問題も加計問題も疑惑の中心にいる安倍総理は、これでけりをつけて追及を免れようとの姿勢が丸見えである。抗議する少数野党は、圧倒的多数を占める麻生、二階、細田らが牛耳る自民党を攻めきれずにいる。マスコミもこのところ日大アメフト部の問題に必要以上に時間を割き、モリカケ疑惑はうやむやにされてしまいそうである。一般市民たちがもっと抗議の声を高めないと、この国は戦前に逆戻りしてしまいそうである。そこで、次の5分あまりのユーチューブの動画を御覧願いたい。



 6月3日には新宿中央公園で、若者らでつくる団体「未来のための公共」と若者憲法集会実行委員会」共催による抗議集会が開かれ、主催者側発表によると2000人が参加した。参加者は若者ばかりでなく、年配者も見られた。かく言う筆者も後期高齢者である。終了後に参加者達が新宿の街にデモに繰り出した。会場周辺に配置された警官達は国会周辺よりずっと少なく、デモ行進を護送するように纏わりつくことはなかった。ところが新宿南口に右翼の宣伝カーが待ち受けており、男が大音響でデモ集団を罵っていた。駆けつけた警官隊が作ったパリケードに沿って、粛々とデモ隊は行進を続けたが、右翼の脅迫的活動は国民の表現の自由を妨げるもので、もっと厳しく取り締まるべきである。
 国会周辺では総がかり行動などでたびたび抗議集会が開かれているが、警備当局による過剰規制で、大きな集会を開く自由が奪われており、抗議活動がマスコミに大きく取り上げられて、一般市民に伝わることは滅多にない。新宿の繁華街でのデモは、国会周辺での抗議活動が伝わらないその他大勢の一般市民の目に止りやすい。一般市民が集う場所近くで、もっと抗議活動をやった方がよいのではなかろうか。

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