COCCOLITH EARTH WATCH REPORT

限りある地球に住む一地球市民として、微力ながら持続可能な世界実現に向けて情報や意見の発信を試みています。

「いつも心に青空を」改訂版

2006-11-30 12:20:57 | Weblog
 11月30日のNHK総合プロフェッショナルで、タジキスタンの子どもたちの命と健康を守るために奔走する日本人女性、杢尾(もくお)雪絵さんの活動が紹介された。余談であるが、画面に現れた杢尾さんは、何となく陸上長距離界の第一人者の福士加代子選手に雰囲気が似ているみたいに感じた。  タジキスタン(タジキスタン共和国)は遠い中央アジアの貧しい国で、アフガニスタン北東部と国境を接し、米軍のアフガニスタン侵攻 . . . 本文を読む
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遠くの貧しい国々

2006-11-29 17:04:51 | Weblog
アフリカの貧しい国のドキュメンタリー番組が2日続けて放送になります。 29日(水)はポルトガルの植民地だったアンゴラ(21:10-22:00 NHK衛星第一 「アンゴラからの手紙~内戦終結から3年~」)。 1975年の独立以来、度重なる内戦を経て2002年にやっと停戦合意が成立し、国家再建の取組が始まりました。2003年から2年間、国連安全保障理事会非常任理事国を務め、イラク戦争開戦時にはアメリ . . . 本文を読む
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マグロの値上がり傾向不可避

2006-11-27 13:58:26 | Weblog
 この10月にインドマグロの漁獲枠削減が決まりましたが、今月クロアチアで開かれていた国際会議でも、地中海と東大西洋の最高級クロマグロの漁獲枠の段階的削減が決まりました。2005年の日本のクロマグロ輸入量の80%余りがこの海域産です。また、この海域では日本の商社が広めた「蓄養」が盛んだそうです。これは漁獲禁止対象以下の小型魚(10キロ以下)を生け捕りして、生簀で肥育する方法で、乱獲の原因と批判されて . . . 本文を読む
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11月25日放送の未来への提言から

2006-11-25 01:55:52 | Weblog
 未来への提言シリーズの番組2本の再放送がありました。このシリーズは21世紀になっても多くの課題を抱え続ける地球の未来を開く手掛かりについて、世界のキーパーソンにインタビューする形式で、一度に2本再放送してしまうのは惜しい重厚な内容でした。 1.15:10-16:00 NHK衛星第一 BS特集「未来への提言」第3回 医師アーネスト・ダルコー「世界をエイズから救う」。  アフリカ人医師ダルコーさん . . . 本文を読む
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「サリバン先生の平和教室」

2006-11-18 20:12:09 | Weblog
11月25~12月1日のテレビ番組情報(11月24日更新)は前の記事です。 1.はじめに  先日録画しておいた表記の番組に感銘を受けたので紹介します。主人公のキャサリン・サリバン先生は、ニューヨークの公立高校に専門教育の教師を派遣しているNGOに所属する、平和教育の専門家です。大学で演劇を学んでいた時、近所に核兵器の原料となるプルトニウムの精製工場があること、そのような物質を人間が作っていること . . . 本文を読む
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ロンドンのエコ・コミュニティーBedZED

2006-11-15 00:01:45 | Weblog
二酸化炭素排出削減の要が叫ばれていますが、ロンドンのSutton地区の再開発地域に作られたカーボン・ニュートラル(二酸化炭素排出ゼロ)を目指すエコ・コミュニティーが注目されているようです。このコミュニティーはBedZED (Beddington Zero Energy Developmentの略)と呼ばれ、環境に優しい建築を目指すBill Dunster建築事務所の設計、施工によるもので、240人 . . . 本文を読む
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「アメリカ 神の理念を政治に キリスト教保守派の学生たち」(11月6日(月)放送)を観て

2006-11-12 15:16:42 | Weblog
 アメリカは独立宣言の中で、自由で平等な人権が神によって与えられたと謳っている。先日放送された表記の番組は、アメリカで根強い基盤を持つキリスト教右派勢力が、今も再生産されていることを強く感じさせた。舞台は、4年前に福音派がヴァージニア州の設立したパトリック・ヘンリーカレッジである。パトリック・ヘンリーは植民地時代から建国に時代にかけて鋭い舌鋒で活躍し、「我に生を与えよ、しからずんば死を与えよ」の名 . . . 本文を読む
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ムハマド・ユヌス氏の貧困博物館構想

2006-11-02 12:25:47 | Weblog
 バングラデシュのムハマド・ユヌス氏の特別番組を二つ見た。ユヌス氏は、自ら設立したグラミン銀行と一緒にノーベル平和賞を受賞した。ノーベル財団の選考理由は、「永続的な平和は、人々が貧困から抜け出さねば実現できない」であったそうだ。バングラデシュは1971年にパキスタンから、ベンガル人のアイデンティーを求めて独立したが、戦乱による国土の荒廃と多くの人材の喪失を被り、いまだに海外援助にたよる世界最貧国の . . . 本文を読む
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