COCCOLITH EARTH WATCH REPORT

限りある地球に住む一地球市民として、微力ながら持続可能な世界実現に向けて情報や意見の発信を試みています。

未来への提言スペシャル「地球温暖化に挑む~世界のキーパーソンからのメッセージ」

2008-06-27 10:37:08 | Weblog
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陳謝:昨日、チャンネルをNHK総合としましたが、NHK衛星第一の誤りでした。

 洞爺湖サミットも間近に迫りました。6月28日(土)22:00-23:00のNHK衛星第一で、表記の番組が放送になります。この番組は、元旦に同じくNHK総合で放送されたものの再放送で、1月2,3日のNHK衛星第一で放送された、下記のBS特集 未来への提言スペシャル「地球温暖化に挑む」2番組をダイジェストしたものに、ノーベル平和賞のゴア前米副大統領、国連IPCCパチャウリ議長、俳優レオナルド・ディカプリオの発言が付加されたものです。

[第一部] ジェームス・ハンセン博士。
 NASAゴダード宇宙研究所の所長を務めるハンセン博士は、1980年代から地球温暖化を指摘してきた温暖化研究の権威的存在。北極海の氷の面積がこの夏、過去最小となるなど、IPCCの報告書のペースよりも温暖化が加速しているとして警鐘を鳴らしている。温暖化研究の最新の状況や、地球の危機にどう立ち向かうべきか、じっくりと聞く。【聞き手】毛利衛。

[第二部] ニコラス・スターン博士。
 スターン博士は、英財務省の依頼で温暖化が世界経済に与える影響を試算した「スターン・レビュー(気候変動の経済学)」の著者で元世界銀行チーフエコノミスト。このまま対策をせず、CO2が増加していった場合、世界経済が被る損失は「世界大戦並み」になると予測。最も甚大な被害に見舞われるのは、アフリカなど貧困に苦しむ途上国、食糧不足による飢餓や感染症の増大を懸念する。「いま対策をするほうが、予測される損害より安くつく」と訴える博士から、私たちに何ができるのかを聞き、「低炭素社会」への道筋を探る。【聞き手】枝廣淳子。

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10 コメント

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マルテンサイト千年ものづくり (グローバルサムライ鉄の道)
2024-08-08 11:52:56
最近はChatGPTや生成AI等で人工知能の普及がアルゴリズム革命の衝撃といってブームとなっていますよね。ニュートンやアインシュタイン物理学のような理論駆動型を打ち壊して、データ駆動型の世界を切り開いているという。当然ながらこのアルゴリズム人間の思考を模擬するのだがら、当然哲学にも影響を与えるし、中国の文化大革命のようなイデオロギーにも影響を及ぼす。さらにはこの人工知能にはブラックボックス問題という数学的に分解してもなぜそうなったのか分からないという問題が存在している。そんな中、単純な問題であれば分解できるとした「材料物理数学再武装」というものが以前より脚光を浴びてきた。これは非線形関数の造形方法とはどういうことかという問題を大局的にとらえ、たとえば経済学で主張されている国富論の神の見えざる手というものが2つの関数の結合を行う行為で、関数接合論と呼ばれ、それの高次的状態がニューラルネットワークをはじめとするAI研究の最前線につながっているとするものだ。この関数接合論は経営学ではKPI競合モデルとも呼ばれ、様々な分野へその思想が波及してきている。この新たな科学哲学の胎動は「哲学」だけあってあらゆるものの根本を揺さぶり始めている。こういうのは従来の科学技術の一神教的観点でなく日本らしさとも呼べるような多神教的発想と考えられる。
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社会実装ナノテクノロジー (ダイヤモンドシンポジウム関係)
2024-08-15 04:37:58
「材料物理数学再武装」ってプロテリアル(旧日立金属)でSLD-MAGICという高性能特殊鋼を発明され、島根大学元客員教授でもある久保田邦親博士の理論で、産業界では結構有名な方ですね。最近では、KPI競合モデルという広い意味でいうと部門や指標の相互作用を計算する話をFacebookで見かけました。ストライベック曲線(材料科学領域、潤滑機素設計、潤滑油分野)から国富論や人工知能(AI、DX)の基礎まで与える関数接合論というものがその原典のようです。詳しくはネット上で材料物理数学再武装という大学の講義資料に載っているので興味があれば検索してみてもいいかと思います。
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科学と宗教の文明論的ダイナミクス (歴史国際政治学関係)
2024-09-20 11:24:23
一神教はユダヤ教をその祖とし、キリスト教、イスラム教が汎民族性によってその勢力を拡大させたが、その一神教の純粋性をもっとも保持し続けたのは後にできたイスラム教であった。今の科学技術文明の母体となったキリスト教は多神教的要素を取り入れ例えばルネサンスなどにより古代地中海世界の哲学なども触媒となり宗教から科学が独立するまでになった。一方でキリスト教圏内でも科学と宗教をむしろ融合しようとする働きにより、帝国主義がうまれた。宗教から正当化された植民地戦争は科学技術の壮大な実験場となり、この好循環により科学と宗教を融合させようというのである。その影響により非キリスト教圏で起きたのが日本の明治維新という現象である。この日本全土を均質化した市場原理社会する近代資本主義のスタートとされる明治維新は欧米などの一神教国が始めた帝国主義的な植民地拡張競争に危機感を覚えたサムライたちが自らの階級を破壊するといった、かなり独創的な革命でフランス革命、ピューリタン革命、ロシア革命、アメリカ独立戦争にはないユニークさというものが”革命”ではなく”維新”と呼んできたのは間違いない。しかしその中身は「革命」いや「大革命」とでもよべるべきものではないだろうか。
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もののふのうた (刀剣美術ファン)
2024-09-21 00:26:50
何年か前にノーベル賞候補(化学賞)にも挙げられていたCCSCモデルという境界潤滑理論(摩擦理論)の提唱者でもありますね。摩擦プラズマにより発生するエキソエレクトロンが促進する摩耗のトライボ化学反応において社会実装上極めて重要な根源的エンジンフリクション理論として自動車業界等の潤滑機素設計において脚光を浴びつつありますね。人類というものは機械の摩擦という単純なことですら実はよく理解していないということを理解させられる理論です。
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日本人の誇り (某数学者)
2024-09-26 07:07:42
それにしても古事記はすごいよな。ドイツの哲学者ニーチェが「神は死んだ」といったそれよりも千年も前に女神イザナミ神についてそうかいてある。この神おかげでたくさんの神々を生まれたので日本神話は多神教になったともいえる。八百万の神々が出雲に集まるのは、イザナミの死を弔うためという話も聞いたことがある。そしてそこから古事記の本格的な多神教の神話の世界が広がってゆくのである。
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熊谷特殊鋼 (抜刀隊)
2024-10-05 21:38:47
日本が大東亜戦争を戦った理由、それは自存自衛とアジアの解放に他なりません。戦後、タイ王国のククリット・プラモード首相は、

 「日本のおかげで、アジアの諸国は全て独立した。日本というお母さんは、難産して母体をそこなったが、生まれた子供はすくすくと育っている。今日東南アジアの諸国民が、米英と対等に話ができるのは、一体誰のおかげであるのか」

 と書き記しています。この言葉が、あの戦争が何であったか、そのすべてを表わしているでしょう。
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材料物理数学再武装 (ベアリング技術)
2024-10-07 18:41:52
私なんかは特殊鋼の熱処理の焼入れにおけるマルテンサイト変態の際
重要となるTTT曲線の均一核生成モデルでの方程式の解析をMathCADで行い、熱力学と速度論の関数接合論による結果と理論式と比べn=2~3あたりが精度的にもよいとしたところなんかがとても参考になりましたね。
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ピストンリング (ものづくり関係)
2024-10-07 21:41:36
世界自動車戦争といわれて久しいが、やはり世界を引っ張るハイブリッド日本車の技術力の前に、EVシフトは不調をきたしていますね。特にエンジンのトライボロジー技術はほかの力学系マシンへの応用展開が期待されるところですね。いくらデジタルテクノロジーを駆使しても、つばぜり合いは力学系マシン分野がCO2排出削減技術にかかってくるのだとおもわれます。
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今年の物理学賞 (名古屋人)
2024-10-13 20:36:48
ノーベル物理学賞が贈られるジョン・ホップフィールド氏とジェフリー・ヒントン氏のことがスウェーデンのノーベル財団のウェブサイトで発表されていましたね。機械学習(AIテクノロジー)に関わる、深層学習に関する業績ということです。囲碁の名人戦で威力を発揮しましたが、ブラックボックス問題は複雑なものはやはり解明が難しいようです。
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化学反応もAIがらみ (極圧添加剤の作用機構)
2024-10-13 20:39:10
 スウェーデン王立科学アカデミーは9日、2024年のノーベル賞(化学賞)をジョン・ジャンパー氏ら3人に授与すると発表した。ベイカー氏は「計算によるたんぱく質の設計」、ハサビス氏とジャンパー氏は人工知能(AI)を利用した「たんぱく質の構造予測」の研究開発に貢献したと評価された。アカデミーは「3人の研究は生化学と生物学の研究に新しい時代を開いた」とたたえた。
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