~おっさん歩日記~

旧ブログ名:PhotoBANC

旅日記
徘徊日記
など・・・

photoBANC公式ページ

パーマセルの活用方法について

2019-01-24 | インプレッション

パーマセルファンの皆さんこんにちは。



パーマセルの基本的な用途としては光の反射率が低いため写真に写りこみにくい特性を活かしスタジオなどでさまざまな撮影機材に張り付けて使う場合が多いと思います。
色は黒が一般的のようです。

私が使用しているものは堀内カラー(HCL) パーマセルテープ (黒)ですが他にも白があります。

白も持っていますがつるつるして反射率は高いです。
つるつるが故、テープを重ね合わせるような貼り方には不向きですね。

他のメーカーもあるとは思いますが価格や勝手面で問題なく使えていますので比較についてはご容赦ください。





今回は、その使用方法とメリット・デメリットについて書いてみたいと思います。

既に「もうやってるよ!」という方もおられるかもしれませんのでスルーして頂いてかまいません。





<使用方法>
カメラボディやレンズにすき間なく貼ります。
が、ボタンやスイッチ、フタ、回転箇所など可動部に掛からないよう注意してください。



必要なものは、

・堀内カラー HCL 35963 [パーマセルテープ(黒)] (幅25mm 長さ54m)
・ハサミ

だけ。








<メリット その1> 低反射率を活かして撮影機材を目立たなくする


撮影者はなるべく目立たないほうが良いと思っています。

今日ではカラフルなボディや黒以外のレンズも見かけるようになりました。

でもレンズフードの内側は必ずマットな加工を施し色は黒。



話しは逸れますが、ベンタブラック(Vantablack)という素材をご存知でしょうか?
この素材は光のほとんどを吸収し凹凸すら見えなくなるのです。

たとえばベンタブラックを塗布したマントをかぶり、夜の街を歩くとします。

そこにはライトを当てようがその形そのものが不明瞭なので、そこに何があるのか全く分からなくなり、存在を消すことが可能になるでしょう。

ただし背景との明暗差で「そこに何かが居る」ことは確認できると思います。



このように低反射な黒は反射率を低くし存在を隠すには有効な手段といえるのではないでしょうか。

はやくこの素材をカメラ機器に使用していただきたいですね。






<メリット その2> 機材のメーカーやモデルを隠すことができる

私の場合は何を使っているのか知られるのがあまり好きではないのです。
特にストラップにでかでかと「プロフェッショナル」とかカメラのモデル名とか書いてあると赤面してしまうタイプです(笑)


中には「俺はコレで撮っている」アピールをしている方もおられますが、私の場合はウデが無いので機材負けしてしまうからかもしれませんね(笑)







<メリット その3> 機材を保護することができる

私の場合ですが、基本的に買った機材は売る前提です。


昨今のボディは電化製品なので価格下落率はレンズに比べて高く、すぐ値が崩れますが少しでも高く売りたいと思っています。

それにボディは年数が経つと売れなくなってしまう場合があります。

レンズは今の撮影スタイルが変わると不要になる場合があります。

値崩れはあれど人気商品はリセールバリューが高いかもしれませんね。


良い例が500mmレンズで子供のスポーツを撮影していますが撮影しなくなると不要になる確率が高いです。

鳥や飛行機などに気持ちが傾けば使うでしょうが焦点距離が標準域と違い、用途が限られてしまう望遠レンズは「宝の持ち腐れ」率が上がりますね。

その為にもなるべく良い状態で売却できるよう心がけています。




話しがまたそれましたが、機材にすき間なく貼るのですが、特に重点的な箇所があります。

・手が触れる部分

・傷が付きそうは部分


手が触れる部分はラバーが多いと思います。
傷がつきそうな箇所はレンズの先端、ボディの角、ペンタ(EVFなど)部分でしょうか。

おもに接触する箇所を重点的(二重に貼る)に行ったほうがよいかもしれません。



またこのテープはテープ糊が残りにくいので剥がしたときにもベタベタ感がありません。

半年以上貼りっぱなしにしていましたが全く問題ありませんでした。







デメリットとしては、


・ハサミでテープを切るのでボディやレンズを傷つけてしまわないか気が気でない

・グリップ部分はラバーではなくなるので多少滑りやすくなる(かも)

・貼るのが面倒臭い(笑)


でしょうか。




価格が千円ちょっと購入できるので試してみてはいかがでしょうか?

ただし自己責任に於いてお試しください。

使用して不都合が生じても責任を負いかねます。





長文ですが最後までお読みいただきありがとうございました。