『８月のクリスマス』 ☆☆★★★

『これ以上何を失えば 心は許されるの
　どれ程の痛みならば もいちど君に会える
　One more time 季節よ うつろわないで
　One more time ふざけあった 時間よ♪

　いつでも捜しているよ どっかに君の姿を
　向かいのホーム 路地裏の窓
　こんなとこにいるはずもないのに
　願いがもしも叶うなら 今すぐ君のもとへ
　できないことは もう何もない
　すべてかけて抱きしめてみせるよ♪』

『宇宙の秘密は緻密なはちみつ』

「月とキャベツ」通称月キャべ。
何度見て涙したことでしょう？はまった時は週に１０回見たこともある。
あれから７年ついにまさやん主演の長編映画が完成した。
前は好きになった女性がいなくなるって映画で今度はその逆だった…。


『８月のクリスマス』
監督：長崎俊一
出演：山崎まさよし、関めぐみ、西田尚美、大倉孝二、戸田菜穂、井川比佐志

＜ストーリー＞
富山の写真スタジオで働く３０過ぎのおじさん（まさやん）。とある夏の日現像を頼みに来た近くの小学校の臨時教員由紀子。由紀子はしばしばスタジオを訪ねるようになる。まさやんと由紀子は別に何をするわけでもないが他愛のない話をして過ごすようになる。もう恋愛などしないと心に誓っていたまさやんの気持ちが少しずつ動き始めた頃まさやんは倒れてしまう・・・

＜感想＞
ご存知韓国映画「八月のクリスマス」(ホ・ジノ監督作）のリメイク。
そっちの方はまだ見てないのですが、設定はかなりそのまま(？）みたいですね。自分の命があともう少しでそれが運命だと受け入れて生きている鈴木の何気ない日々を描いているラブストーリー。病気で死んでしまうという悲しい話ではなく、何気ない恋愛を描いているところがいいと思う。もちろん泣きそうになるだろうと構えて見に行った僕ですが、全く泣くこともなく見れた。なんとなく惹かれあう二人の姿に共感も出来たし、凄くいい関係だとも思えた。
まさやんが秘密の場所に由紀子を連れて行った時、由紀子が「冬にまた来ようね」って言った返事に「もう、来れないよ」って言った時はどうなるかと思いましたがうまくごまかして病気のこともばれずに済んだ。警察署で「何で俺なんだよ！」ってまさやんが暴れた時はさすがにちょっとうるっときたけど、一番泣きそうになったのはやっぱりまさやんがこの映画の為に作ったエンディングを聞いた時だった。
あれはあかんって！泣きそうなるっちゅうねん！


『わずかな時間でも　ただ君のそばにいたかった～
　あの夏を偲ぶように　粉雪が舞い降りる
　鳴り止まぬ雨のように　
　君と過ごした日々を優しく包んで欲しい～♪

　確かに君がいたあの夏の日に
　確かに僕がいた８月の空の下♪』

監督はまたまたぴあフイルムフェスティバル出身の長崎俊一。そしてまさやんの相手役は「恋は五・七・五」の関めぐみ。やはり関めぐみは個人的には苦手かも知れないです。でも人気があるのか来年も数本の主演作を控えている彼女。「恋は五・七・五」のあのなで肩くんには敵わないけど、まさやんもたいがいなで肩ですね（笑）そんなことよりやっぱり西田尚美はかわいい。全く自然な演技ができる数少ない女優さんですよね。

↑西田尚美と言えばやっぱりこの作品「ひみつの花園」(矢口史靖監督）

西田尚美の日記もかわいいですね。

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関係ないですが、「あいのり」の歌変わりましたね。
またもや＜ゆず＞　またまた売れそうな勢いですね。
それにしてもヒデ！あんたってどこまで恋愛と程遠い人なんだ…（笑）