「スペル」

個人的にはやっぱこういう映画が好きらしい。

「スペル」☆☆☆★★（星３つ）

サム・ライミ監督作。
「スパイダーマン」の１～３と超大作でくも男がもの凄い飛び回る映画を
撮ったかと思えば、今度は＜怪婆＞があばれる作品を撮るんだもんなあ。
サム・ライミはただ者じゃない！

きっかけはほんの小さな不親切。
銀行で働くクリスティンは昇進を目指していた。そんな彼女の元へ老婆が現れて
ローンの返済の延長を懇願。しかし、クリスティンは上司にいいところを見せようと
老婆の懇願を拒否した。たったそれだけ。
そのことをきっかけに老婆が＜怪婆＞に変身！！
駐車場で待ち構えていた＜怪婆＞に襲われるクリスティンはおもいっきりアゴを
かじられる（笑）この婆さん怖すぎ！
その後、呪いをかけよるんだけど、呪いより何よりこの婆さんが一番怖かった。
何度かびっくりするような仕掛けを作っており、Ｂ級要素満載で楽しめた。
ラストのオチもベタで良い。
意外とお気に入り。

クリスティンを演じるのはアリソン・ローマン。「マッチスティックメン」で
23歳の時に14歳役の少女を見事に演じた人ですね。