映画VSボーリング

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「リトル・ミス・サンシャイン」(2007年15本目)

2007年02月23日 00時00分28秒 | 映画ラ行
もういつ見たのか全く不明になってきました。


↑このチラシとかポスターの画かなりお気に入りです。ここ1年で一番好き。

アカデミー賞作品賞候補にもなっている作品。ダークホースなのか!?
「リトル・ミス・サンシャイン」  ☆☆☆★★

監督:ジャナサン・デイトン&ヴァレリー・ファリス
出演:グレッグ・キニア、トニ・コレット、スティーヴ・カレル、アラン・アーキン

アリゾナ州に住むフーヴァー一家は、それぞれに問題を抱え、崩壊寸前。
パパのリチャードは独自の理論を唱えておりそれで出版し、ひと儲けしようと
目論む男で全ての人間を<勝ち組><負け組>に分別する。
長男ドウェーンは家族に反抗し何ヶ月も言葉を発しない。
祖父はヘロイン常習犯で老人ホームも追い出された厄介者。
更にゲイで自殺未遂までしたの叔父フランクまでやってきた…。

そんなある日9歳のオリーヴが念願の美少女コンテスト出場の資格を得た。家族は
オリーヴの夢を叶えるためカリフォルニアを目指すことにした。でも旅費がない為
オンボロのミニバスで移動。その道中気持ちが離れ離れだった家族もいろんな問題
と向き合い絆を取り戻していく・・・

そうそう書くのを忘れてました。「リトル・ミス・サンシャイン」とは由緒ある
美少女コンテストの名称です。

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監督は実生活でも夫婦の二人。
そして出演している人たちはそれほど有名ではない人たちばかり。
それもそのはず、FOXサーチライト製作のインディーズムービーなんですね。

それで作品賞、助演男優賞(アラン・アーキン)ノミネートは立派!
個人的にロードムービーは好き。
遥か彼方のカリフォルニアまでの長い道のり。家族それぞれが目を背けてきた問題
も露呈されてしまう。先頭きって家族を何とかしようとする者はいない。
でも、道中幾多の困難を乗り越え、一緒にいるうちに自然と助け合い、認め合う
ようになる。よくあるホームドラマ的なくさい感じや感動させようとする感じが
全くなく、淡々と進む作風が作品賞ノミネートにも繋がったのでしょう。

ギアが故障してしまったオンボロ車の修理を待っていてはコンテストに間に合わない
からと、みんなで車をおして動き出してから飛び乗ったり、祖父がヘロイン中毒で
大変なことになったり、道中はすっちゃかめっちゃか。そしてコンテストで娘の
オリーヴが披露した特技とは?その時家族は??

こういうほのぼのした作品を最近見てなかったのでちょっとホッとしました。
たまには洋画も見ないといけないなあと実感。どうも最近は邦画びいきになって
しまってました。
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