『Sweet Rain 死神の精度』

☆☆★★★

監督は「美女缶」（ゆうばり国際映画祭のオフシアター部門グランプリ受賞）で注目された筧昌也。なんと「ロスタイムライフ」の生みの親なんですね。「美女缶」と同時上映だったのが「ロスタイムライフ」らしい。「美女缶」も妻夫木聡主演で「世にも奇妙な物語」でリメイクされてたし、ちょっと注目されている監督さん。

原作は伊坂幸太郎。この人の原作で映画化されたのは「アヒルと鴨のコインロッカー」（結局見てない…）、「陽気なギャングが地球を回す」など良質な作品が多い。
そして製作はなんとＲＯＢＯＴ。もちろん堀部Ｐ。

ここまで製作陣がそろったのに・・・

主演はいまだに「恋する惑星」「天使の涙」を超える作品に出会えていない金城武。そしてこにたん。そして吹越満、光石研、森下さんなど名脇役も登場。最近やたらと出番が多いがどれを見ても演技がくさすぎる石田卓也も出ている。そして個人的に大好きな山本浩司もちょっとだけ出演。

役者もここまでそろったのに・・・


なんでこんなに微妙なの！？

不慮の死が予定されている人間のもとに現われ、一緒に過ごし７日後に、＜実行＝死＞か＜見送り＝生かす＞かを決める死神。人間の感情を理解できない死神のハートフルコメディ。

そして、なんとこにたんの歌声が聴ける。

って・・・やっぱり微妙（笑）

金城武は「ミュージック！」「ミュージック！」ってうるさいし・・・