『ベルヴィル・ランデブー』

ＤＶＤにて鑑賞。２００４年公開作品。

『ベルヴィル・ランデブー』　　☆☆☆☆★
監督：シルヴァン・ショメ

内向的な孫のシャンピオンを元気づけようとおばあちゃんはいろいろな物を
買い与えた。が、シャンピオンは何にも興味を示そうとしなかった。
そんなある日、おばあちゃんがプレゼントした自転車にシャンピオンが初めて
興味を示した。やがて、おばあちゃんと二人三脚で厳しいトレーニングに励む
ようになり、ツール・ド・フランスに出場するまでに成長した。
そのレースの途中、シャンピオンは何者かによって誘拐されてしまう…。
おばあちゃんは、愛犬のブルーノを連れ、ベルヴィルまでやって来たのだが・・・

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アカデミー賞のアニメ長編部門にもノミネートされ、フランス映画ながらＮＹや
ＬＡの批評家協会賞も受賞したこの映画はずっと氣にはなっていたのだが、何か
見るタイミングがなく、見ていなかった。
多くを語らず、セリフを極端に減らして説明も少ない分、視覚で楽しませてくれる
作品でした。まず人や家、動物、家具、船、そして愛犬ブルーノ全てがかわいい。
どこを切り取ってもポストカードにできそう。


愛犬ブルーノのは家の横に電車が走ると窓まで走っていき吠えまくる。
シャンピオンとおばあちゃんの自転車の特訓、その後のマッサージもセリフもない
のに思わず笑ってしまう。ちょっと日本のアニメにはない発想がちょいちょい盛り
困れている。
恐ろしく背の高い船は「リーグ・オブ・レジェンド」に出てきた船よりも高い。
そしてメインテーマでもあるジャズっぽい音楽も渋くて良かった。

ただストーリーはものすごいありがち（笑）
必見の価値アリ！

ベルヴィル・ランデブー　　HP