映画VSボーリング

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『ロックンロールミシン』(2007年3本目)

2007年01月13日 01時05分44秒 | 映画ラ行
今までレンタルした回数5回くらい?
いっつも見ずに返していたこの映画。やっとこさ見ました。
やっぱり劇場公開を見逃すと氣になる映画でもなかなか見ないものですね。

行定勲監督作品。02年公開作品。
出演:池内博之、加瀬亮、りょう、水橋研二、津田寛治、宮藤官九郎
☆☆☆★★(☆3つ)

自分たちのオリジナルブランドを立ち上げるという夢に向かってひた走る4人の
若者の喜びや不安を描く。
物語はサラリーマンの仕事に嫌気が差してカフェでさぼっていた賢司(加瀬)が
凌一(池内)と出会うところから始まる。後日凌一の家を訪れた賢司は椿とカツオに
出会う。4人で新しいブランド名を考え「ストロボラッシュ」というブランドを
立ち上げた。上司とのいざこざで会社を去った賢司は彼らとともに過ごし充実した
時間を過ごすのだが・・・

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LUNA SEAのSUGIZOが出てた。SUGIZOと言えば以前見に行った
映画で「Soundtrack」って全然おもんない映画があったっけ。またまたクドカンも
出てましたね。今回は自動キップ販売機について熱く語っていた。それにしても
りょうはかっこ良かったなあ。細くて細くて。

行定監督の作品には2種類ありますね。低予算の良質な映画。そしてもう一方は
いわゆる商業映画。
「ひまわり」「贅沢な骨」「セブンスアニバーサリー」「きょうのできごと」
「閉じる日」は前者で「GO」「せかちゅー」「北の零年」「春の雪」は後者。

「GO」「せかちゅー」は☆5つ。その他も☆3つ以上が多い。岩井俊二の助監督
をしていたせいか太陽の光をうまく使うんですよね。画面全体がほわっとした感じ
になる。昔そのほわっと具合で岩井俊二演出かどうかがわかったくらいだった。
岩井さんの初期作品も行定作品の前者のものもそうだけど、映画の中でたいした
ことは何も起きなかったりするんですよね。ただ若者たちの日常を描いただけ。
でも何故か不思議と惹かれる。凄い才能です。一方後者はどれもメッセージ性が
あったり、凄い原作を映像化したものが多い。

個人的には「ロックンロールミシン」みたいな映画をもっと撮ってほしい監督
なんですよね。岩井俊二には最近期待できなくなってしまっているので。
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