『ＮＡＮＡ』 ☆☆☆★★

先に言っておきます。漫画は読んでませんので。
映画見たら読みたくなりました。

『ＮＡＮＡ』
監督：大谷健太郎
原作：矢沢あい
出演：宮崎あおい、中島美嘉、松田隆平、成宮寛貴、松山ケンイチ
　　　サエコ、玉山鉄二、平岡祐太

監督はまたまたぴあフイルムフェスティバルで賞を獲った経歴を
持つ群像劇が得意な大谷健太郎。「アベックモンマリ」「とらばいゆ」
「約三十の嘘」とどれも人間の会話やごく普通の日常生活を描き、
定評がある。当然今回もナナとナナの会話や関係を大事に描いていた。

漫画の「ＮＡＮＡ」は読んでないですが、ちらっと見た感じではかなり
ぴったりの配役！？特に中島美嘉はばっちりな氣がしますね。
ＨＹＤＥが作ったナナの歌う曲もばっちり合ってる。エンディングも
最後までみんな聞いてるもんね。

でも個人的には中島美嘉はあまり好きではないんですよね。愛想悪い
人は基本的に苦手なので。松田龍平もあまり。彼の出る映画は好きな
のが多いですが。ハゲのドラムの人ちょいかっこ良かった。誰かは
よく知らないけどね。

偶然新幹線で隣の席になり、大雪で運行を見合わせてる間に仲良く
なる二人。同じ日に上京し、同じ年齢で、そのうえ同じ「ナナ」と
いう名前だと知る二人。東京に着いて別れるも部屋を探す二人が
これまた偶然にも同じ部屋を同時期に氣に入ってしまう。
そこで一緒に暮らすことにしたナナとナナ・・・ってお話。

宮崎あおいがかわいかった。彼氏につくすタイプの女の子。彼の為に
掃除したり料理したり僕はかなりタイプの子だったりしますが、結構
それをうざいという人がいるみたい。一方中島ナナは別れた彼氏を忘
れられないでいる。でもそれを表に出したりは決してしない。
二人のナナは全く性格が逆。
宮崎あおいの彼氏役はどっかで見たと思ってたら「スウィーングガー
ルズ」の＜ア・ボーイ＞君ですね。後で気づきました。

成宮が作ってきた曲に即興でデタラメ英語で歌詞をつけて歌うナナ。
きっと漫画ではこのシーンはかなりかっこよく印象的なシーンになっ
てるんやろうな。映画では残念ながらそれほどのインパクトが出てな
かった。もったいない氣がしたなあ。
でも前編宮崎ナナのナレーションで展開したのはわかりやすく、見や
すかったです。ってこれも漫画のとおり？？

いかにも女の子のお話って感じだったけど、宮崎あおいがかわいくて
彼女のシーンは瞬きもせずに見てました。
ただ宮崎あおいの眉毛の色がえらく茶色すぎません？
かなり氣になったんですが・・・。
宮崎あおいが一番かわいく見えた映画かも知れないですね。
意外とサエコもかわいかった。衣装のせいかな？帽子似合ってたし。

とまあこんな感じです。朝番の仕事の後にレイトショーで見た為眠か
ったけど全く寝ずに見れたから☆３つあげちゃいました。

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