しーさるの鉄日記

駅降り行動:土讃線(塩入~大歩危)

四国での駅降り行動3日目、今日は土讃線の香川県内と徳島県内を中心に攻めていくことにした。
駅降りした順序は以下の通り、数字は駅ナンバリング、=は駅歩き。駅舎、ホームの位置は高知方面へ向かってのもの。

丸亀-15琴平-18讃岐財田-20箸蔵-19坪尻-17黒川-21佃=辻-22阿波池田-26小歩危-24祖谷口=25阿波川口-27大歩危-22阿波池田-23三縄-16塩入

琴平は、通常の2面3線に行止り線を加えた2面4線、この構造は高尾に似ている。高松方面と阿波池田方面がホーム上接続することもあれば、そうでない時もある。

塩入は左側に駅舎がある相対式、両ホームは跨線橋で結ばれている。1線スルーで駅舎のない右側が本線になっている。駅舎は左側ホームのあるが、右側にも小さな出口がある。

黒川は築堤の上にある右側片面ホーム、駅舎や待合室はなく、ホームへは下へ降りる階段が通じているだけである。塩入と違って、周辺は田園地帯が広がる。

讃岐財田は右側に駅舎つき片面ホームのある2面3線、両ホームは高知寄りの構内踏切で結ばれている。琴平方面が1番線、阿波池田方面が2番線を使うのが基本だが、待避がないのに3番線からの琴平行があったり、1番線からの阿波池田行があったりと、発着番線はマチマチである。

讃岐財田を出ると、峠を越えるために長短あるトンネルをいくつか通過していく。長いトンネルを通過中に香川県から徳島県に入っていく。

坪尻は右側に片面ホームのあるスイッチバック駅、停車する列車は高松寄りのホームと高知寄りの引き上げ線を行き来する。周辺は人家どころが、普通の道路もなし、駅の外に出るには草が茂った山道を上がって行かなければならない。

箸蔵は右側ホームに駅舎のある相対式、両ホームは高知寄りの跨線橋で結ばれている。一線スルーで普通列車の交換はないので、2番線から発着する営業列車はない。国道を10分ぐらい上がると、ロープウェイのりばがあり、箸蔵寺へ向かうことができる。

吉野川を渡り、徳島線と合流すると、狭い島式の佃に到着する。右側にある駅舎とは、高知寄りの跨線橋で結ばれている。特急列車は通る線路が決められているが、普通列車は必要に応じて1番線、2番線を使用している。

佃から20分ほど歩いて、徳島線の辻へ。辻は島式で、吉野川と逆側の道路に面して駅舎のある構造、駅舎とホームは跨線橋で結ばれている。駅近辺には、井川町役場や高校があり利用者が多いようだ。駅舎側と逆側にも団地などが広がっているが、特急が通過する寸前に、学生が線路に降りて棚を乗り越えていくところを目撃してしまった。列車が出た後の線路往来は目をつぶっていたけど、この事故寸前の光景はショック過ぎて、運転士に報告してしまった。駅舎と裏側の跨線橋も必要だろう。

阿波池田は、1日目のブログに書いたとおりの3面5線、駅前のアーケードはシャッター街だが、車の行き来が激しい。

池田の市街地を少し走り、トンネルを抜けると吉野川が並行するようになる。三縄は相対式、左側ホームに駅舎があり、両ホームは跨線橋で結ばれている。近くに木材の工場があるためか、駅舎は木造である。三縄は1線スルーでないため、特急はスピードを落として通過する。

祖谷口は左側に片面ホームのある構造、ホームから階段を下りると少し離れて待合室がある。高いところにあるので、吉野川沿いの国道へは坂道を降りることになる。

阿波川口は相対式で、右側ホームに駅舎のある構造。委託駅で、駅前の民家の方が土休日関係なく窓口業務をしてくれる。列車が来る前後のみ、開けるという感じだけど、今後はこういう駅が増えるかもしれない。他の特急通過駅に比べると、民家が密集しており、銀行や商工会もある。ここも1線スルーになっておらず、乗り場は上下別々である。

小歩危は1線スルーの相対式、両ホームは構内踏切で結ばれている。左側ホームに駅舎があるが、右側ホームからも小さい階段があり、裏山の農家に抜けられる。祖谷口同様、高いところにあるので、国道へは坂道を降りていくことになる。

大歩危は左側駅舎の2面3線、駅舎とホームは構内踏切で結ばれている。駅舎と逆側の3番線裏はすぐに吉野川になっており、構内踏切からは遊歩道が延びている。特急列車は方向関係なく島式ホームの方を使用、普通列車の一部は3番線を使用する。駅は3年前に窓口業務が終了したものの、休みの日などには職員が観光案内を兼ねて配置されているようだ。駅前は、かずら橋、大歩危峡方面のバスタクシーが乗り入れるために整備されているものの、地形上手狭になっている。

今回の3日間の駅降りで、土讃線は多度津~大歩危、土佐山田~須崎が完了、徳島線は全駅が完了した。そして、香川県内全駅の駅降りも完了した。牟岐線の阿南以南を攻めれば、徳島県内の駅降りも終わるけど、これは2017年の夏にしようかと。

土讃線の駅降りを5時過ぎに終えて、琴平で快速サンポートに乗換、坂出からは8600充当の多度津行いしづちに乗ることに。2両編成だが、乗客は10人もいないくらいの利用率。大晦日だから当然か。シートは思った以上に座り心地がよく、枕の位置を調整すれば、このまま東京までの夜行でいいくらい。また、車内も新幹線以上に静かだった。今度は長距離で乗りたいところだ。

8600いしづちは、113普通と縦列に多度津に到着、その数分後、電留線にいた8600が宇多津へ回送されていき、その電留線には先ほどまで乗っていた8600が入線した。

多度津では、春改正でなくなる「しおかぜ宇和島」の案内を撮影、上り「しおかぜ」と徳山停車「のぞみ」を乗り継ぎ、東京へ帰った。

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