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しーさるの鉄日記

東武鉄道2022ダイヤ改正、(データイムと夕方)

東武の2022年ダイヤ改正、データイムについては、普通の東武動物公園~南栗橋間での運転を取りやめ、東武動物公園~久喜・南栗橋間での運転本数を毎時4本から毎時3本ずつに減らす。つまり2013年改正前の輸送体系に戻す。普通は毎時2本なので、急行のうち毎時1本を南栗橋の方へ振る形だ。
改正前の急行の押上発は、05、35が南栗橋行、15、25、45、55が久喜行の30分サイクルで、15の久喜行が東武動物公園で普通南栗橋行に接続する。改正後の押上発は、05、25、45が久喜行、15、35、55が南栗橋行となる。つまり05が久喜行に変更、15、55が南栗橋行に変更する形となる。14時45分、55分と久喜行が連続した後は、05、25、45が南栗橋行、115、35、55が久喜行というのが19時代まで続く。20分サイクル化となったことで、2021年3月改正で20分サイクルとなった東急田園都市線で行き先が揃うようになった。中央林間発で見ると、急行の行き先は13時21分まで久喜、41分以降は南栗橋行となった。各停の半分はその逆、準急は15時12分の久喜行を除いて、押上行になっている。一方、東武からの直通は改正前と同じく東急線内各駅停車で、そのうち南栗橋発は桜新町で急行に抜かれる。

久喜方面の急行は毎時4本から毎時3本に削減されて、運転本数は久喜から先と同じになった。急行から普通館林行への接続時間は、改正前は1分、1分、7分だったのが、改正後は全て1分に、54分発の館林行は、58分に繰り下げられ、16~24分間隔だった運転間隔は、20分間隔に平準化された。ちなみに時刻繰り下げで51分着の古河方面から来たJRからの接続に余裕が発生した。館林発普通については、7分、3分、1分で急行に接続となっていたが、5~7分と長くなったケースが発生している。運転間隔を平準化するために、一部列車の館林発を繰り下げた。久喜着43分は、48分に繰り下げたため、51分発の上り湘南新宿ラインへの乗り換えに余裕がなくなった。階段付近から急いで乗り換えれば、館林方面から新宿方面への時間短縮という話にはなるけど。

南栗橋方面は、急行が毎時2本から毎時3本に増えたものの、毎時2本の普通がなくなったので、合計本数は毎時4本から毎時3本に減ったことになる。南栗橋での接続時間を見ると、改正前は、急行から東武宇都宮行は1分、東武宇都宮発から急行は6~8分だったが、新大平下待避のない普通からは11分になっていた。改正後は4分か12分に変更、12分接続の場合、栃木から春日部までは74分と同区間を34分で走る特急の倍以上かかっている。栗橋で14分接続のJRに乗り継いだら、急行が北千住に着く頃には、既に上野に着いているから勝負にならない。

今回の本数見直しは東武動物公園以北のみだったが、午前時間帯の準急への格下げを見ると、それがデータイム全時間帯に拡大されてもおかしくない。他路線を考えると、国道16号線の外、つまり春日部から北を通過運転する列車が毎時6本も走っているのがおかしいのだ。久喜や栗橋より先はJRに任せればいいのだし、東武動物公園や幸手も4分の所要時間増は仕方がないのかと。


夕方については、区間急行の大半を区間準急に格下げして、普通の運転区間を見直す。
改正前は浅草発17時前から20時台前半まで、区間急行館林行と区間準急東武動物公園行(一部北春日部行)がそれぞれ20分毎に走っていたダイヤだった。改正後は毎時3本の区間急行のうち2本を準急に格下げする。夕方時間帯で残った区間急行は、浅草発17時52分、18時52分、19時52分(北千住発18時10分、19時10分、20時10分)だけに、越谷から先に優等運転する急行、区間急行は毎時9本だったのが毎時7本に減ることになる。また、格下げだけでなく運転区間も見直され、区間急行から格下げの浅草発17時12分、18時12分、19時12分の区間準急は北越谷行に、17時32分から20時32分までの毎時32分は南栗橋行になっている。毎時32分発は北越谷から先で各駅に停車するので、日比谷線からの普通は北越谷止に変更している。
元々区間準急だった列車については、改正前はほとんどが東武動物公園行だったが、浅草発18時22分が館林行、19時02分が南栗橋行、19時22分が久喜行に変更している。20時26分からは、区間急行だけでなく、急行の半数が準急に格下げ、新越谷から先で優等運転を行う列車は20分に3本から20分に1本に削減される。そのうち、20時46分の急行久喜行は準急北越谷行に短縮変更となる。また、20時20分の区間準急東武動物公園行も区間準急北越谷行に短縮変更する。

日比谷線からの直通についても、行先の変更を行う。北千住発17時台で変更があるのは、36分の南栗橋行が37分の北越谷行へ短縮されただけ、浅草発17時32分の区間急行の区間準急への格下げに伴うものになる。この時間の普通列車はせんげん台や春日部に行かなくなるが、その一本前にTHライナーの久喜行を新設する。

18時台は16分の竹ノ塚行を南栗橋行に延長変更、春日部でTHライナーや急行から接続させる。この影響で次の南栗橋行は北春日部止に短縮させている。31分の竹ノ塚行は北千住止に、代わりに次の北千住止を33分の北越谷行に変更する。このことで、改正前は、竹ノ塚行、北千住行、THライナーが連続して、日比谷線から埼玉県内へ行く普通が10分開いていたのが、5分前後の間隔となり、混雑が平準化される。この普通は西新井で急行から接続する。18時40分の南栗橋行は竹ノ塚行に短縮変更させる。北越谷から先は浅草発18時32分の区間急行を区間準急に格下げることでフォローするが、竹ノ塚~北越谷間は間引かれることになる。そのため、押上発18時35分(北千住発18時46分)の急行は草加での普通への接続がなくなる。日比谷線で数分の遅延が発生すれば、接続する可能性もあるけど。北千住発18時台は16分発と40分発と竹ノ塚行を交換、31分の竹ノ塚行がなくなり、33分の北越谷行が設定されたけら、結果的に竹ノ塚~北越谷間で1本増発ということになる。

19時台は19時10分発の竹ノ塚行を北越谷行に延長変更させる。このことで押上発19時05分(北千住発18時46分)の急行は草加で新たに普通に接続するようになる。22分の竹ノ塚行は北千住止に、31分の北越谷行は竹ノ塚行に、33分の北千住止は北越谷行に変更する。つまり、竹ノ塚行は22分から30分に繰り下げ、北越谷行は31分から33分に繰り下げということになる。そのあと、37分の南栗橋行は北越谷行に変更、北越谷から先は浅草発19時32分の区間急行を区間準急に格下げることでフォローする。
51分発の北越谷行は竹ノ塚行に、55分の北千住止は北春日部行に、58分の竹ノ塚行は北千住止に変更する。このことで、45分発からの運転間隔は、竹ノ塚以南へは6-7-4分間隔だったのが6-4-7分間隔に、竹ノ塚以北へは6-11分間隔だったのが、10-7分間隔に変わる。19時55分の北春日部行は北越谷で7分停車して、20時02分発のスジを踏襲、20時02分発は南栗橋行だったのを北越谷行に変更する。

20時台は、急行2本、区間急行2本の計4本が準急、区間準急に格下げとなった影響で、東武動物公園行3本、南栗橋行、北春日部行1本ずつを北越谷行に変更する。ただし、北千住発20時09分は北越谷行だったのを東武動物公園行に変更する。先述したように北千住発20時20分の区間準急東武動物公園行を北越谷行に変更したためだ。それ以外の20時代の普通は北越谷行か竹ノ塚行となる。

土休日夕方は、元々区間急行の設定がないので、19時台まで格下げはない。ただし、17時台、18時台の区間準急4本が館林行に延長変更となる。20時台は急行のうち半数の3本の久喜行が準急に格下げ、そのうち2本は北越谷行に短縮変更となる。区間準急については、東武動物公園行、南栗橋行、久喜行だったのを、館林行、北春日部行、館林行に変更する。日比谷線からの直通は、北千住発で18時27分、20時44分の北越谷行が竹ノ塚行に短縮変更となる。北千住発36分の急行は越谷で接続する普通が消滅、20時46分の急行は西新井で接続する普通が竹ノ塚行になる。

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