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しーさるの鉄日記

西鉄2021春改正(平日データイム)


西日本鉄道の2021年3月12日ダイヤ改正、平日データイムでは、特急を急行に格下げして、福岡~小郡間の急行の運転を取りやめることになった。二日市発着の普通は小郡発着へ延長してフォローする。福岡天神発では10時30分から15時30分まで、大牟田発では9時55分から15時30分まで特急がなくなり、急行のみの運転となる。

このことで、毎時運転本数は、福岡~二日市で特2急4普6から急4普6に、二日市~筑紫で特2急4普4から急4普6に、筑紫~小郡間で特2急2普4から急4普4に、小郡~宮の陣間で特2急2普2から急4普2に変わる。特急停車駅では停車本数が減る一方、二日市~筑紫間では普通、三国が丘、小郡、宮の陣では急行が、毎時2本ずつ増えることになる。

紫駅福岡方面の場合、改正前の平日午後は10-20分間隔だったが、改正後は13-5-12分間隔となる。ただし、5分続行の場合、前のは大橋で、次のは二日市で、同じ大牟田急行に追い抜かれるので、対福岡の有効本数は毎時4本となる。それでも、18-12分間隔だから、少しは平準化されている。

福岡天神発の優等を見ると、改正前は00特大 09急花 18急小だったのが、改正後は00急大 17急花となる。特急が急行に格下げ、09分の急行が廃止となり、18分の急行が小郡から花畑まで延長運転となる。09分の急行がなくなったため、04の普通二日市行が大橋での待避がなくなり07分の小郡行となり、二日市まで急行から逃げ切る。福岡と二日市において急行と普通の所要時間差は8分だから、急行のスジを寝かせれば、大橋の待避をなくして、有効本数を増やせるのではないかと。

福岡~大牟田間列車が急行に格下げ、二日市~久留米で7分遅くなるなどして、福岡から大牟田までの所要時間は特急の64分から急行の73分に伸びることになった。JRは博多まで快速で70分だが、毎時1本と西鉄の半分の本数の上、久留米で乗り換えなければならない。普通からの乗り継ぎは90分近くかかり、対博多でも福岡天神福岡から久留米までの所要時間は33分だったのが41分に所要時間増、対するJRは、毎時2本の快速で35分、普通で50分以上だ。ただ大牟田と違って、駅の位置が違うので棲み分けはできている。

特急が急行に格下げになったものの、花畑以南の単線区間での交換のタイミングは、普通列車も含めて変わらない。下り急行は改正前より8分遅くなるので、上り急行は久留米まで8分繰り下げ、福岡では17分繰り下げとなった。当然ながら普通列車も8分繰り下がることになる。

甘木~大牟田ローカルは、改正前は宮の陣で特急の後追い、下りは花畑、上りは久留米で急行と接続をするようなダイヤだったが、今回の改正では宮の陣で花畑発着急行と接続するようになった。下りはホーム上の交互接続だが、上りは甘木行から急行への片接続となる。ただし、櫛原からの客は4分前の普通に乗って、小郡乗り換えではないかと。急行との接続がなくなったため、下りの花畑での14分停車、上りの久留米での11分停車が見直された。

甘木からの大牟田行の宮の陣着は11分繰り上げ、甘木行の宮の陣発は7分繰り上げることに、このことで学校前での交換待ちの時間は見直され、宮の陣から甘木まで41分かかっていたのが37分に短縮された。また、久留米から甘木までの所要時間も51分かかっていたのが42分に短縮されている。上り特急の急行格下げで時刻が繰り下がり、宮の陣で下り急行の接続が見直しになったためだ。また、先述したように、久留米での停車時間が見直されたので、津福から甘木まで68分かかっていたのが、49分に短縮された。


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