JR東海371系引退

JR東海は11月下旬に浜松～松田で運転される『御殿場線80周年371』をもって、371系が引退することを発表した。運転最終日の11/30には松田駅で出発式、御殿場駅で見送り式が行われる。

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２年前の春に定期運用を終わらせた371、定期運用終了後は臨時として運用だけになったが、その実績は少ない。ダブルデッカー込みの７両では身延線や飯田線に乗り入れることはできず、貸し切る団体もいなかったのではないかと。そよかぜトレイン117にしろ、JR東海のジョイフルトレインは短命なイメージを受ける。伊勢とか木曽とか天竜とか、いい観光地はあるのだけど、クルーズトレインのようなものは作らないし。

そのラストランはラストランの臨時というより、80周年の記念列車のついでという寂しいもの。デビューした時は、100系ダブルデッカーとロマンスカーのいいところどりのいい車両という感じだったのだけど。ラストラングッズも最小限だな。御殿場線沿線には、東名と246で来た撮影者が集まるだろうけど。

廃車された371系のリニア鉄道館への展示はなさそう。名古屋とは疎遠だったし。RSEのような他社への譲渡の可能性はそれ以上にないのではないかと。譲渡できたとしても富山地鉄ぐらいだし。

371系は91年デビュー、キハ85はその２年前の89年デビュー。371が廃車となると、キハ85の更新が気になる。カミンズエンジンの寿命は長くても、車内の内装は飛騨らしいものにしてほしいところだ。