しーさるの鉄日記

最初で最後の特別快速


今日は、平日ダイヤ時に正月休暇ということで、3月改正で廃止になる総武線・内房線特別快速に乗ることにした。

起きたら7時半を過ぎていたので、館山発東京行に乗ることに。13時に自宅を出て、船橋では13時40分に18きっぷに日付印を押してもらった。時間的に勿体ないけど、紀勢本線の駅降り初日よりは元が取れる。
改修工事後の千葉駅は初めて、ホームからコンコースへのエスカレーターはないのね。コンコースからメイン出口へのエスカレーターは南海なんばのような感じ、そこ以外の出口はまたの機会にしよう。

千葉発14時15分の列車で館山を目指す。6両編成の後ろから2両目だったが、蘇我で立ち客が少し出るくらいの混雑、その後は、五井、姉ヶ崎と漸減し、木更津を出る頃には10人もいなかった。天気は良く、竹岡辺りの車窓からは夕陽と三浦半島を望むことができた。途中、臨時さざなみと交換、指定席は全部合わせて10数人ぐらいだったが、自由席は半分近くが埋まっていた。館山には16時に到着した。

特別快速の発車まで1時間ほどあるので、駅から1キロ北にあるイオンで買い物、途中にある電留線には特別快速に充当されるE217付属編成が停めてあった。
館山駅に戻ってきたのは発車10分前、館山駅に停車するE217を撮影していた同業者は5人ぐらいだった。周囲がうす暗くなってきた17時05分、特別快速は館山を発車、先頭車には11人乗っていたが、家族連れや自転車ツーリングの客などで同業者は1人だけだった。大貫までは最高速度75キロぐらいでゆっくりと走行、一般道よりは早いが、高速よりはだいぶ遅い。階段の位置のせいか、保田で8人、浜金谷で5人の乗車があった。浜金谷~君津間では2番目に乗降客数の少ない佐貫町だけ停車、マザー牧場需要があるのだろうか。どの駅もホーム有効長は11両に対応しているが、需要が少ないので木更津以南は付属4両での運転となる。

大貫を出ると80キロ以上を出すようになる。君津では5人乗りこみ、木更津では後ろに基本11両を連結するが、それを待っていた人は列車から見た限りだと40人ぐらいだった。平日はもう少しビジネス客が増えるのだろうか。それとも、それが少ないから廃止ということなのだろうか。木更津を出ると五井まで15.5分間停車しない。そのせいか、特別快速は最高速度100キロで飛ばす。

木更津から30分で千葉に到着、蘇我、千葉とある程度降りたので、車内は18人までに減っていた。総武快速線内は少しずつ減っていく流動で、乗ってくる客は少なかった。千葉から先は100キロ以上の速度で走行、特に西船橋→本八幡では120キロに迫る勢いだった。その結果、船橋から錦糸町までは12分20秒、通常の総武快速が新小岩、市川停車で15分、NEXが10分20秒だからだいぶ早く感じる。特別快速は通勤快速の通過する津田沼には停車するが、通勤快速の停車する馬喰町、新日本橋は通過する。といっても地下区間では60キロぐらいしか出さない。

19時14分、館山から2時間9分で東京に到着、総武線を経由していた頃の特急の所要時間である2時間2分に比べると遅いが、木更津での増結時間9分を差し引くと逆転する。だが、同時間帯のバスは1時間46分と20分以上速い。平日の運転で、君津以南の観光客も少ないし、前回の改正でよく残ったというのが正直なところだ。

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