大阪支社、神戸支社、和歌山支社の改正概要は以下の通り
●学研都市線京田辺~木津間で7両編成を運転を開始する。
●朝ラッシュピーク時間帯前後の京橋方面普通5本を区間快速に変更する。
●平日の京橋発四条畷方面において、22時台は普5、快3から普4、区2、快2に、23時台は普4区2から普4区3に増発する。土日の21時台は快4普4の15分ヘッドに、22時53分の快速は区間快速に変更する。
●土日午前中の長尾から京橋方面普通の半数を区間快速に変更する。
●平日深夜帯にJR難波発王寺行を新設する。
●姫新線輸送改善事業の完成に伴い、姫路~上月で所要時間の短縮をはかる。
●データイム及び夕ラッシュ時の本竜野行16本全てを播磨新宮へ延長。余部~播磨新宮間で毎時2本とする。
●データイムに播磨新宮~佐用間で8本増発、播磨新宮~佐用間で毎時1本とする。
●7時台の姫路発余部行を本竜野まで延長、8時台に本竜野発姫路行を新設する。
●JR神戸線で普通の運転間隔を見直すほか、土曜夜の和田岬線、土日朝夜の加古川線(加古川~厄神間)でも運転間隔を見直す。
●くろしお下り3本、上り2本及びスーパーくろしお上り1本を日根野に停車させる。その結果、下りくろしおは5号以外の列車が、上りくろしおは14号と22号以外が停車、特に夕上りは全列車が停車することになる。
●午前中下り3本、夕上り3本のくろしおで行われている鳳停車をとりやめる。
●土日に運転のくろしお2往復を臨時化する。
●データイムのはるか6往復を毎日運転の臨時列車とする。(京都発毎時45分、関西空港発毎時46分。いずれも10時台~15時台)
●はるかの西九条停車を全てとりやめる。
●最終紀伊田辺行の御坊以南を部分廃止する。
●紀勢本線和歌山~和歌山市間の始発を約40分繰下げ、最終の和歌山市行も20分繰り上げる。また土休日運転の列車も廃止し、平日と同じ運転体系にする。
●新宮~紀伊勝浦間の早朝深夜の臨時列車1往復の運転をとりやめる。
学研都市線は7両運転区間が木津まで延びただけでなく、ラッシュ時及び土日午前の区間快速化。土日に本数を増やすって、今回の改正傾向にいい意味で逆行している。リリースにはないけど、区間快速通過駅は四条畷から京橋まで普通を走らせてフォローするのだろうか。そうなると四条畷以西の混雑緩和になるわけだが。快速通過駅でも乗降客数が1万超すからな。区間快速の設定がない方のサイクルには、おおさか東線からの直通快速が設定されているようだ。
姫新線、余部~本竜野間は朝ラッシュ時以外の増発はないのね。リリースではデータイム毎時2本になるのは余部~播磨新宮と書いてあるけど、姫路~余部の間はどうなるのだろう。余部発着は13本から22本になるようだけど。入出庫を兼ねた列車を含めたとしても、午後辺りから毎時1本追加しそう。現状は30分サイクルで・余部・本竜野交換となっているわけだが、高速化で播磨高岡・本竜野・三日月交換になるのだろうか。ICOCA投入も気になるところ。
くろしおと阪和線方面の乗り継ぎは、鳳から日根野に変更。5号(現状7号)と22号(現状24号)は元々日根野に停まらないから阪和間ノンストップになるわけだが。くろしお26号と関空・紀州路快速は現状の熊取退避から日根野での緩急結合になるのだろうか。和歌山以南対岸和田だけでなく、六十谷・和泉砂川対東京でも利便性が向上して一石二鳥。はるかも日根野停車を増やして、空港アクセスだけでなく、東京・名古屋対和泉地域のビジネス特急の側面を持たせれば、α列車化の事態は避けられただろうに。
はるかの西九条は一気に51本全て通過か。2001年のUSJオープンにあわせて全列車停車して。ここ1年で、USJ需要だけでなく阪神沿線への需要もできたのだけど。阪神なんば線開業後1年間の様子見で判断した結果というところか。東の空港アクセス特急を見ると、付属編成で2往復ぐらい奈良発着が欲しくなるけど需要はどうなのだろう。
和歌山~和歌山市は毎時3本のバスがあるけど、電車が最速だからな。土日の電車削減は両駅間の流動が減ったというより、和歌山の中心が衰退したイメージ。
新宮夜行の名残の紀伊田辺最終も御坊打切りに。釣り需要があるから残ったと思っていたのだけど。
最新の画像もっと見る
最近の「情報(西日本)」カテゴリーもっと見る
最近の記事
カテゴリー
バックナンバー
人気記事