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しーさるの鉄日記

JR東日本2022春ダイヤ改正(一部やまびこの臨時化)

東京から仙台間では、つばさと連結していた以下のやまびこが臨時に格下げとなった。カッコ内は直近の運転日

★やまびこ東京発仙台行

8時56分(土曜、年末年始)
11時00分(月~土、年末年始)
12時00分(月~土、年末年始)
13時00分(金土、年末年始)
14時00分(年末年始)
15時00分(年末年始)
18時00分(毎日)
20時44分(年末年始)

★やまびこ仙台発東京行
8時48分(月~土、年末年始)
9時44分(月~土、年末年始)
10時44分(金土、年末年始)
11時45分(年末年始)
12時46分(年末年始)
15時45分(毎日)
16時34分(金土日、年末年始)
20時21分(金曜、年末年始)

仙台やまびこはデータイムを中心に臨時列車化。といっても運転頻度はばらけており、午前は日曜だけ運休、午後からは金土に東京発13時が出てからは16時までないという感じになっている。日曜でみると、東京発で11時から15時まで、仙台発は8時48分から12時46分までやまびこが毎時1本ずつなくなるということになる。仙台発15時45分とその折り返しの東京発18時00分は、毎日運転の臨時なので、改正前と変わらない。

つばさ連結やまびこが見直された要因として、福島ではやぶさに追い抜かれるため、東京~仙台間の需要が少ないためではないかと思われる。東京発00分はわかりやすいけど、20分発のはやぶさが早く着くからな。仙台もはやぶさの13分後の発車だし。福島以南は、やまびこ10両+つばさ7両から、つばさ7両だけになるのだが、輸送力的には大丈夫なのだろうか。やまびこの約20分後追いとはいえ。あと、もう一つの要因として、E2の編成数を減らすのが狙いなのではないかと思われる。つばさをE8に置き換えきるまではE2の運用が残るからな。ただ、上りにおいて、仙台ではやぶさから16分で接続していたやまびこが臨時になったというのは、盛岡以北から福島、郡山、宇都宮への移動がだいぶ不便になった感じがする。特に仙台着12時29分はやぶさからは13時23分のやまびこまで待つことになる。

つばさ連結やまびこが臨時になるのに伴い、それが停車していた白石蔵王には定期のやまびこを停車させることになった。逆につばさと連結する臨時やまびこは白石蔵王通過となった。停車するようになったやまびこは以下の通り。各は各駅に停車する仙台発着、盛は郡山以北各駅に停車する盛岡発着、仙は郡山まで各駅に停車する仙台発、盛各は先述の盛岡発各駅停車

●下り東京発
848盛 940盛 1012各 1136盛 1212各 1336盛 1412各 1536盛 2020盛

●上り仙台発
900盛各 1014仙 1123盛 1223盛 1323盛 1423盛 1523盛 1553各 2034各

下りについては、12分の各駅停車を白石蔵王に停車させるが、それが郡山止の場合はその後の36分の盛岡行を白石蔵王に停車させている。その結果、データイムの盛岡行やまびこの半数は郡山から各駅停車となる。上りは、データイムの盛岡発やまびこの全てが郡山まで各駅に停車する。

白石蔵王での発着時刻は下り47着51発、上り57着58発だったのが、下り24か15、上りが37分、東京との所要時間は、下り1時間47分、上り1時間50分だったのが、下り1時間48分か2時間03分、上りが1時間47分となる。下りの半数が各駅停車になった分、所要時間が延びている。

盛岡行のやまびこは、福島での6分停車を1分停車に短縮することで、白石蔵王に停車すによるタイムロスをなくしている。福島での6分停車は東京発56分のはやぶさ待避に伴うものだが、56分のはやぶさは繁忙期の11時台にあるだけ、11時36分のやまびこも福島での停車時間2分縮小などで白石蔵王での停車時間を確保している。上りやまびこについても、古川発から時刻を繰り上げ、仙台での停車時間を短縮することで、白石蔵王停車によるタイムロスをなくしている。福島まで定期はやぶさから逃げ切らなれければならないためだ。

なお、東京発9時40分のやまびこは、白石蔵王に新たに停車するだけでなく、東京発10時04分の仙台行はやぶさに追い抜かれるようになる。改正前は古川で臨時はやぶさに追い抜かれたのが、白石蔵王に変更となった形だ。仙台行はやぶさからすれば、3分のタッチ差で逃げ切っていたやまびこに接続するようになり、乗り継ぐことで東京から古川間2時間09分かかっていたのが、1時間54分に短縮されることになる。一方、やまびこは10時20分のはやぶさに追い抜かれる駅を一ノ関だったのを古川に、その次の臨時はやぶさに追い抜かれる駅を北上だったのを一ノ関に、10時44分のはやぶさには新たに北上で追い抜かれることになった。古川3分停車、一ノ関4分停車は、古川7分停車、一ノ関6分停車、北上5分停車に、北上までは12~13分繰り下げ、新花巻は17分繰り下げ、盛岡は18分繰り下げとなった。10時04分のはやぶさから乗り継いだら、所要時間は短縮するものの、時刻は大幅に繰り下がる。時刻繰り下げの影響で、古川での陸羽東線小牛田行や盛岡での山田線快速リアスには接続しなくなり、北上での水沢方面や、新花巻での花巻方面への接続時間は5分に短縮となる。山田線は106急行があるからいいとして、陸羽東線小牛田行への接続は見直すべきかと。小牛田での接続も余裕があるし。

上りでも仙台発16時00分の各駅停車やまびこが、改正で仙台発15時53分に繰り上げ、白石蔵王に新たに停車となるだけでなく、金土日を中心に運転される仙台発15時57分のはやぶさに追い抜かれることになる。

東京発19時28分の仙台行については、各駅停車だったのが白石蔵王だけ通過となった。19時16分のやまびこが白石蔵王に停車するため、乗降が少なかったと思われる。このことで21時台に白石蔵王に停車する下りやまびこが2本から1本となる。

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