叡山電鉄1/31ダイヤ改正

叡山電鉄では1/31にダイヤ改正を行なった。改正概要は以下の通り。

●平日データイムにおいて、出町柳～八瀬比叡山口間、出町柳～市原間を毎時３本だったのを４本に増発する。それに伴い出町柳～二軒茶屋間列車の運転を取り止める。

●平日朝夜について、京阪との接続を考慮し、列車の発着時刻を調整する。

●ご利用状況に応じて、列車の運行を見直す。

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京阪と同じ日となる叡山電鉄のダイヤ改正、今回は平日データイムの末端部を増強する一方、出町柳～二軒茶屋間で運転本数を減らし、土休日ダイヤに揃えることになった。

改正前の平日ダイヤは20分サイクルに八瀬比叡山口系統、市原系統、二軒茶屋系統となっていたが、今回の改正では15分サイクルに八瀬比叡山口系統、市原系統となる。宝ヶ池～八瀬比叡山口間、二軒茶屋～市原では本数が増えるが、出町柳～宝ヶ池間では毎時９本だったのが毎時８本に、宝ヶ池～二軒茶屋間では毎時６本だったのが毎時４本に削減される。運転間隔で見ると、出町柳～宝ヶ池間では６～７分間隔だったのが７～８分間隔に、宝ヶ池～二軒茶屋間では８、12分間隔だったのが15分間隔ということになる。

宝ヶ池～二軒茶屋間には京都精華大学だけでなく、同志社高校や北陵高校もあるから、本数を2/3にすることで混雑する予感。今は観光客がいないから、大丈夫だろうけど。あと、運転本数が倍の８本ある地下鉄の国際会館駅までバスや、自転車で行く人が増えそうだな。今でも、ある程度の棲み分けはできていると思うのだけど、毎時４本では京都バスと同じだし。

データイム以外も見直しを行なっている。まず、修学院発5時23分の市原行の運転を取り止め、修学院発5時08分を15分に繰下げ、出町柳発5時33分を29分に繰り上げている。修学院発6時36分の八瀬比叡山口行も運転を取り止めている。

平日朝上りは修学院発6時59分を6時39分に繰上げ、出町柳着6時47分～57分のタイムラグがなくなったが、7時02分～10分までのタイムラグが発生している。それ以外にも７時台に１本間引き、八瀬比叡山口発の前に８分のタイムラグが発生している。土日朝上りも見直しを行ない、修学院発6時50分と7時30分の出町柳行の運転を取り止めている。

平日夕夜は、17時46分の市原行の運転を取り止めている。また、19時27分の修学院行を市原行に延長変更、25分に繰上げて、八瀬比叡山口行と順序を入れ替えている。21時03分の市原行を02分の修学院行に短縮変更、21時38分の八瀬比叡山口行も運転を取り止め、完璧な10分間隔としている。

22時台は44分の八瀬比叡山口行の運行の取りやめ、50分の市原行を49分の八瀬比叡山口行に、01分の八瀬比叡山口行を02分の市原行にしたので、八瀬比叡山口行最終の前のタイムラグは19分だったのが29分となった。また、出町柳発23時50分の修学院行の運転を取り止める。接続する京阪特急が出町柳行から樟葉行に短縮変更したことで、乗り換え客が減少したための廃止だと思われる。

土日夕夜は21時台前半まで15分サイクルの毎時８本だったのを17時台までに変更する。18時台から20時台までは市原行と八瀬比叡山口行を10分間隔で交互に運転、21時台は京阪の接続を考慮してか少しずれる。22時台以降は平日と同じだ。

平日の「ひえい」については、40分毎だったのを土休日と同じ45分毎の運転とする。平日の「きらら」についてはデータイム１時間毎には変わりないが出町柳発00分を15分に変更、改正前は20時台に入庫していたのを、終電まで運転させる。土休日の「きらら」は出町柳発45分を30分に変更、修学院出庫を７時30分だったのを5時10分とし、早朝の列車に充当させる。

最後に市原での鞍馬方面のバスへの接続を見てみる。市原着は改正前が02、22、42、改正後は07、22、37、52となっている。それに対しバスの市原駅前バス停発は24と51だ。24は22着からギリギリだが、バスが遅れればそうでなくなる。51はバスが数分遅れればギリギリ接続、乗り遅れても市原バスターミナルまで歩いて臨時のバスに乗ればいいだろう。

一方、鞍馬方面からのバスの市原駅前バス停着は18と45、市原発は改正前08、28、48、改正後は13、28、43、58となっている。18着からは変更なしで10分接続、45着からは13分接続と余裕が出た。