京阪電鉄の1/31ダイヤ改正、特急、ライナー以外のデータイム、夕夜間の改正概要は以下の通り。
★データイム
データイムは、特急が速達化しているため、準急の一部の区間で時刻を1分ずつ繰り上げている。1分繰り上がっているのは、三条→出町柳間、樟葉→淀屋橋間で、特急の速達化の影響の少ない準急出町柳行の淀屋橋→三条間は変更がない。
普通については中之島→京橋間で4分、京橋→守口市間で1分繰り下げとなっている。これに伴い、京橋での準急、特急への接続がなくなっている。準急の時刻変更がないので、、守口市から先は時刻を変えてない。普通中之島行は門真市発が繰り上げなし、守口市、天満橋、大江橋発が2分繰り上げになっている。
交野線は上下ともに1分繰り上げている。宇治線については時刻変更はない。
★平日夕夜
●淀屋橋発18時54分の快速急行樟葉行の始発駅を中之島発18時45分に変更、京橋で淀屋橋発18時50分の特急から接続させる。
●淀屋橋発21時53分の急行枚方市行の運転を取りやめる。
●淀屋橋発23時02分の準急淀行を枚方市行に短縮変更する。11分の急行樟葉行は淀行に延長変更する。
●淀屋橋発23時22分の準急淀行を25分の区間急行香里園行に変更する。また、24分の普通萱島行の運転を取りやめる。
●淀屋橋発23時53分の特急樟葉行を快速急行に格下げする。また、23時55分の準急淀行と中之島発24時14分の区間急行萱島行の運転を取り止める。
●出町柳発19時40分、20時19分、21時03分の急行淀行の運転を取り止める。
●出町柳発18時41分の普通中之島行を枚方市発に変更する。
●樟葉発20時19分と21時08分の急行淀屋橋行の運転を取りやめる。
●出町柳発22時51分の特急淀屋橋行きの運転を取りやめる。
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平日はまず、淀屋橋発18時54分の快速急行樟葉行を中之島発18時45分に変更している。改正前は7時58分発と朝時間帯の設定だが、今回は夕方の設定となっている。この快速急行は京橋で淀屋橋発18時50分の特急から相互に接続する。快速急行と置き換わるように中之島発18時44分の準急枚方市行は淀屋橋発18時54分となっている。萱島、光善寺、枚方公園へは淀屋橋から乗り換えなしで行けるようになった。
19時台、20時台は減便がないものの、普通は萱島行と出町柳行、準急は枚方市行と出町柳行を交互運転とわかりやすくなっている。
京橋発22時前後の優等を見ると、45準 50準 54特 58ラ 01急枚 07特となっていたのが、46準 55特 57準 06ラ 08特となっている。01分の急行枚方市行が廃止になった分は、50分の準急を57分に繰り下げてフォローしている。45分、50分と準急が5分間隔で続行していたからな。準急は時刻繰り下げとともに、中之島発を淀屋橋発に変更したので、51分の淀屋橋発普通は49分の中之島発普通に変更している。
淀屋橋発23時台前半は、淀行だった02分の準急を枚方市行に、代わりに樟葉行だった11分の急行を淀行に変更して、石清水八幡宮への利便性を向上させる。急行通過駅は、00分の特急が枚方市で準急に接続することでフォローできるからな。
その後は21普 29準 31普となっていたのを25区 26普としている。守口市から先の準急通過駅は乗換不要になったが、萱島から時間が少しかかるようになったし、守口市までの区間急行通過駅は普通の減便で10分だった運転間隔が13~14分となっている。
京橋発24時台の優等を見ると、改正前は00特 02準 11準 24区 27深急となっていたのが、改正後は00快 12準 27深急となり、5本あったのが3本となる。
00特急は02準急を吸収して快速急行に格下げとなっている。この快速急行は、特急では通過していた守口市と香里園で普通に接続することで、快速急行通過の準急停車駅をフォローする。また、中之島発24時14分の区間急行萱島行が運転取りやめになっている。それに伴い、中之島発最終は24時08分の普通と6分繰り上がっている。淀屋橋~京橋間から各方面への終電の繰り上げとかはないが、種別の見直しで途中駅同士の最終は変わっている。リリースでは門真市から寝屋川市方面が10分繰り上がることに触れている。
JRや首都圏と違って、終電の繰り上げはなかったものの、利用状況によっては秋の改正で見直される可能性が高い。
京都から大阪方面を見ると、20時前から21時台を中心に、出町柳発淀行急行と樟葉発淀屋橋行急行の一部の運転を取りやめている。出町柳発19時台以降の急行は9本あったのが6本に、樟葉発17時台から21時台まで7本あったのが17時台から18時台の3本になっている。
★土休日
●淀屋橋発17時28分の区間急行萱島行、58分の区間急行萱島行の運転を取りやめる。
●淀屋橋発20時台の急行樟葉行3本を準急出町柳行に格下げする。また、淀屋橋発20時07分の普通を中之島発20時02分に変更する。
●淀屋橋発22時12分の特急出町柳行を増発する。22分の準急淀行は運転を取りやめる。
●淀屋橋発23時06分の普通萱島行を、中之島発22時58分に変更する。
●中之島発23時13分の区間急行枚方市行の運転を取りやめる。
●淀屋橋発23時53分の特急樟葉行を快速急行に格下げする。また、55分の準急淀行の運転を取りやめる。
●淀屋橋発24時08分の普通萱島行きを中之島発に変更する。中之島発24時14分の区間急行萱島行は運転を取りやめる。
●出町柳発21時台に急行淀行を新設する。
●淀発16時05分、35分、17時05分の急行淀屋橋行の運転を取りやめる。
土休日では、まず夕方時間帯にランダムに設定されていた区間急行萱島行2本の運転取りやめている。このことで淀屋橋発11時10分から19時40分までキレイなパターンダイヤとなった。
淀屋橋発20時台に24分毎で3本設定されていた急行樟葉行も準急に格下げとなり、萱島、光善寺、御殿山、牧野に停車するように、12分間隔の準急となり、枚方市では特急と接続する。
淀屋橋発22時台の優等を見ると、改正前は00特 02準 11準 20特 22準 31準 40特となっていたのが、00特 03準 12特 16準 26特 28準 40特となる。特急は3本20分間隔から4本12、14分間隔になった一方、9、11分間隔だった準急は12、13分間隔となる。特急の増発の割には、準急の運転間隔拡大は数分程度で済んだ感じだ。
23時台は、まず淀屋橋発23時06分の中之島発23時02分の普通萱島行に変更、中之島での21分のタイムラグをなくしている
。次に、中之島発23時14分の区間急行枚方市行の運転を取りやめることに、中之島始発だけでなく、急行淀行の4分続行であったことから利用率が悪かったのだろう。それに伴い、淀屋橋発22分の萱島行は中之島発15分に変更、特急の2分続行だったのが、27分に特急と同時に発車させている。後半は本数の増減はないが、淀屋橋発43分の準急淀行が樟葉行に短縮、代わりにの35分の普通萱島行が32分の淀行になっている。また、中之島発48分の普通香里園行が萱島行に短縮変更されている。24時台は平日と同じだ。
出町柳発淀屋橋方面では、まず、洛楽、準急となっていた発車順序を、準急、洛楽に入れ替える。三条で準急は洛楽に接続するようになったから、神宮丸太町から京橋への所要時間が50分だったのが43分に短縮される。地下鉄の丸太町から京都4分乗換、大阪3分乗り換えでも京橋まで49分かかるから、場所によっては京阪の方が優位になる。
また、急行淀行が19時39分、21時04分となっていたのを、19時05分、20時06分、21時06分と分かりやすい時間帯にする。
夕方の淀発急行は、先述した区間急行萱島行への送り込み、区間急行萱島行と合わせて廃止となった。枚方公園からの帰り需要はあるけど、淀屋橋への所要時間は急行27分に対して準急32分と、5分差だからな。
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