しーさるの鉄日記

富山地鉄3/21改正ダイヤ検証


富山地方鉄道では3月21日から富山軌道線と富山港線で相互乗入れをすることになった。この相互乗り入れで、岩瀬浜方面から大学前方面、南富山方面、グランドプラザ方面へ乗換なしで行けるようになった。また、富山駅で行先と別方向の系統を互いに接続させることで、乗り入れによる分断をフォローしている。

朝の岩瀬浜発を見ると、始発の5時32分は大学前行、次の6時07分は南富山行、25分は大学前行と交互になっているが、34、47は南富山行が連続する。以降8時32分までは10~12分間隔だが、7時41分からは大学前、南富山、都心線の10分間隔となる。城川原からは、7時36分の都心線と47分の南富山行が岩瀬浜発の4分前を走る形で加わる。

岩瀬浜発9時16分から17時31分まで、01都心線、16南富山、31都心線、46大学前というダイヤが組まれ、富山駅では南富山行が大学前行、大学前行と都心線が南富山行に接続するようになる。都心線経由は83分かけて岩瀬浜に戻ってくる。岩瀬浜7分返しだから90分3運用になる。

富山港線から市内線乗入れ電車については、岩瀬浜-南富山-富山駅-南富山-岩瀬浜-大学前-岩瀬浜という運用をこなす。このルートを走行すると4時間かかるので8運用となる。これらに環状線の1運用を加えると全部で12運用になる。セントラム3編成、ポートラム8編成を足しても11編成と運用数より少ないので、サントラム4編成も都心線だけでなく富山港線に乗り入れることになった。

都心線は富山駅発7時47分まで改正前と変わらない約30分の運転間隔だが、5分差で城川原始発の富山駅発52分が続く。その後は8時16分まで都心線循環運転の電車すらなく24分開くわけだが、荒町や西町の電停から5分前後歩けばいいのだから、問題ないといったところか。

富山駅発8時16分以降は、夜20時台前半まで富山駅発01、16、31、46分の15分ヘッドになる。改正前の13~15分間隔より少し本数が減ったもののわかりやすくなった。01、31が富山港線からの直通、16、46が都心線を経由してループする電車となっている。富山港線に直通するのは富山駅発20時01分グランドプラザ経由越中中島行が最終、それ以降はループする電車だけが30分毎に走る。改正前の約26分毎よりはわかりやすいが、本数を減らしたので終電が22時26分から22時16分に繰り上がる。

南富山発を見ると岩瀬浜行の始発は5時34分で出庫車だ。朝時間帯は20~30分の間隔で運転、南富山発8時16分と39分は越中中島から回送で城川原に入庫する。岩瀬浜方面へは8分か10分待たなければならない。9時台~15時台までは毎時52分が岩瀬浜行に、富山駅で岩瀬浜からの大学前行に接続する。17時台は50分の他に27分の岩瀬浜行がある。3分後を大学前行が走るので岩瀬浜発の接続はない。南富山発18時20分は富山駅止だが、岩瀬浜発の大学前行に接続する。最終は23時10分の岩瀬浜行で富山駅までの最終も兼ねている。

大学前発を見ると、岩瀬浜行の始発は6時13分、30分の南富山行の後は41分、53と岩瀬浜行が連続する。8時台までは25~30分の間隔、9時台から16時台までの毎時28分は岩瀬浜行で、富山駅で岩瀬浜からの南富山行に接続する。17時台は54分発だけでなく26分も岩瀬浜行となる。

17時台の富山港線岩瀬浜方面を見ると、都心線循環だけでなく、南富山発と大学前発が2本ずつ運転されるので、富山駅発17時30分から18時30分までは10分毎になる。その折返しで、岩瀬浜発18時前後も大学前行、南富山行が最短30分間隔となる。18時57分に大学前に着いた岩瀬浜発は、南富山行として折り返す。

20時台後半の富山港線は南富山発と大学前発が毎時1本ずつ走る30分ヘッドとなる。岩瀬浜発を見ると、環状線直通は19時31分が最終で、以降は22時台まで16南富山、46大学前という30分間隔になる。


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