しーさるの鉄日記

3/30東急目黒線他、南北線、埼玉高速鉄道、三田線ダイヤ改正


東急電鉄の目黒線、池上線、多摩川線、東京メトロ南北線、都営三田線、埼玉高速鉄道の3/30改正概要は以下の通り。

◎平日のみ
●目黒線、南北線、三田線、埼玉高速鉄道
★6時台の奥沢発日吉行を浦和美園発に延長変更する。また、7時台の王子神谷始発東急直通1本を鳩ケ谷始発に延長変更する。
★22時台の目黒発日吉行も浦和美園発に延長変更する。
★19時台~23時台に赤羽岩淵~浦和美園間で4往復増発する。
★西高島平発958の白金高輪行を日吉行に変更、後続の1004の急行日吉行を急行武蔵小杉行に変更する。


●池上線
★7~8時台の五反田~雪が谷大塚間列車5本を蒲田発着に変更して、雪が谷大塚~蒲田間列車を増発する。
★17~18時台に五反田発蒲田行を増発、18~19時台には蒲田発の五反田行と雪が谷大塚行を1本ずつ増発する。

●多摩川線
★8時台に1往復増発する。


◎平日・土休日
●目黒線、南北線、三田線、埼玉高速鉄道
★データイムの鳩ケ谷発着の半数を、赤羽岩淵発着に短縮変更する。(平日15本、土休日21本)
★赤羽岩淵発029の鳩ケ谷行を浦和美園行に延長変更して、終電を繰下げる。
★三田線の新板橋行最終の春日発を2分繰下げ、大江戸線から接続させる。

----------------------------------------

東急目黒線とその乗り入れ先のダイヤ改正、早朝、深夜の一部列車を延長した一方、データイムの赤羽岩淵~鳩ケ谷間を削減した。

早朝時間帯は奥沢発632の始発日吉行と、浦和美園発524の白金高輪行を一本化させ、浦和美園発日吉行とさせた。純増となったのは白金高輪~奥沢までだ。現状だと、この白金高輪行は三田線からの日吉行に1分接続しているが、それが東急線へ乗り入れることで、三田線からの日吉行は白金高輪で3分停車することになった。また、王子神谷発740の武蔵小杉行は、浦和美園始発になって日吉行に変更する。その影響か、次の白金高輪行は急行日吉行に変更、代わりに急行日吉行だった728の高島平始発になっている。午前中の南北線の白金高輪行は、三田線からの東急方面に接続するようになったが、749の高島平始発や西高島平発923は白金高輪での接続がなくなった。

データイムは鳩ヶ谷折返しの半数を赤羽岩淵行に変更、このことで赤羽岩淵~南鳩ヶ谷~鳩ヶ谷間は6~6~12分間隔に、1時間当たりの運転本数は毎時10本から7.5本に減少する。同区間では最大12分待ちとなってしまうが、赤羽以北で最大14分待ちとなる埼京線普通よりは少しマシかもしれない。
赤羽岩淵折返しは24分毎、平日は6時間、土休日は8時間以上に渡って設定されることになる。東急目黒線は15分サイクルなので、急行赤羽岩淵行が2時間に1本走る。赤羽岩淵での折返し時間はわずか2分、白金高輪寄りのダブルクロッシングを使って2番線で折り返すと思われる。そうすれば遅延した時に後続への影響がないし。この赤羽岩淵での2分折返しを確保するために、日吉方面の時刻は埼玉高速鉄道、南北線、東急目黒線はもちろん、都営地下鉄三田線の南行まで3分繰り下がった。その結果、西高島平発は00、06、12に、急行の目黒発は00、15、30と分かりやすくなった。

3分繰り下がったことに伴う各路線への接続状況を見てみる。まず、大岡山での大井町線二子玉川方面への接続、現状では目黒線急行がすぐに大井町線急行に接続しているが、今回の改正では三田線からの急行は緑普通に、南北線からの急行は大井町線急行への4分待ちに変わる。武蔵小杉での目蒲線急行から東横線急行への接続時間は5分から2分に短縮される。このことで、目黒から横浜までの所要時間は33分から30分に短縮され、品川経由より優位に立つケースも出てくる。日吉でのグリーンラインは急行は4分接続が8分接続に、無待避各停の方が接続が良くなる。

夜間時間帯は、埼玉高速線内で赤羽岩淵発2011、2105、2239、2327の浦和美園行4本を増発、いずれも去年の改正で増発された赤羽岩淵止を浦和美園行に延長変更させる形だ。このことで、17時台から21時台まで赤羽岩淵止がなくなり、埼玉高速線内への10分以上のブランクも消える。その折返しとして、浦和美園発1953、2046、2222、2312が増発となる。また、浦和美園発2154の白金高輪行は、唯一の夜間時間帯の目黒始発である目黒発2254日吉行と一本化、浦和美園発日吉行となる。データイムは鳩ケ谷折返しの半減で延べ走行距離は177キロ減少するが、朝の鳩ケ谷始発設定と夜間は浦和美園発着の純増で123キロ増加することになる。土休日は鳩ケ谷以北の終電を9分繰り下げることに、池袋発2400の山手線でも駒込4分乗り換えで浦和美園方面で帰ることができる。

池上線は、蒲田口を増発することになった。2年前の改正では、全線通し1往復と雪が谷大塚発五反田行2本を朝時間帯に増発したが、今回の改正では五反田発7時半から8時20分まで、2本に1本だけだった蒲田行を3本に2本とした。雪が谷大塚での時間調整がないので、運転間隔は2~5分と不規則に偏っている。これらの列車は蒲田でそのまま折り返すので、蒲田発8時台後半の場合、6本だったのが8本に増える。でも、五反田発の本数は現状と同じだから、五反田から雪が谷大塚まで何本か回送するのだろう。
多摩川線は、蒲田発831の多摩川行と多摩川発843蒲田行を増発することになる。

ランキングに参加中。クリックして応援お願いします!

名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「情報(東日本)」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事