しーさるの鉄日記

有楽町線・副都心線・東急東横線3/25ダイヤ改正


有楽町線・副都心線・東急東横線の3/25ダイヤ改正概要は以下の通り。

★有楽町線
●平日の夕夜において、所沢行の座席指定列車『S-TRAIN』3本を3時間毎に豊洲から運転する。有楽町線内は有楽町、飯田橋に停車、有楽町線内の利用はできない。朝1本、夕夜3本も豊洲行を運転するが、飯田橋、有楽町からの乗車はできない。

★副都心線
●平日データイム(10時~16時台)の新宿三丁目発着26本のうち、24本を池袋まで延長、残り2本を和光市まで延長する。
●土休日データイム(8時~18時台)の新宿三丁目発着44本のうち、42本を池袋まで延長、残り2本を和光市まで延長する。
●土休日に座席指定列車『S-TRAIN』を西武線方面3本、東横線方面2本運転する。停車駅は渋谷、新宿三丁目。池袋にも停車するが降車のみで乗車はできない。

★東横線
●祐天寺の退避施設を利用して、朝ラッシュピーク前後の急行・通勤特急の時間短縮を図る。

副都心線の菊名~新宿三丁目系統は、菊名~池袋系統に変更、武蔵小杉以北では優等に追い抜かれない有効列車となる。この延長により、東新宿、西早稲田、雑司が谷における北行9分南行10本のブランクが半減する。また、池袋折返しがFライナーに接続することで、東新宿、西早稲田、雑司が谷と西武線、東上線方面への所要時間が3分短縮される。

現在のスジを踏襲すると、延長となったスジの池袋着は19、49で、池袋発は14、44、要町寄りにダブルクロッシングがあるが、折り返し時間的に本線上では折り返さずに、小竹向原手前の有楽町線と西武線を結ぶ本線上で17分折り返しをするものだと思われる。01、31に和光市発元町・中華街行と小手指発新木場行が小竹向原を同時発車することから、都心方向でなく西武線方面への本線上で折り返しを行うのではないかと。なお、千川行とせずに回送にしたのは、後続のFライナーから逃げ切るためだろう。新宿三丁目折り返しは朝晩に残ることになる。

『S-TRAIN』は増発されるものの、池袋からの乗車はできない。よって、東新宿で『S-TRAIN』に追い抜かれる普通元町・中華街行から乗り継ぐことはできない。逆に西武線方面の『S-TRAIN』からは、東新宿で追い抜いた普通に乗り継ぐことができる。

『S-TRAIN』の東横線内でのスジを分析してみる。まず、元町・中華街発701は特急小手指行の4分先行、菊名では各停池袋行を後続特急とでダブル追い抜き、そのあと『S-TRAIN』は元住吉で各停和光市行、祐天寺で各停渋谷行を追い抜くが、後続特急は自由が丘で停和光市行を追い抜くだけだ。夜の2本についても、菊名、元住吉、祐天寺で各停を追い抜き、後続の急行は菊名、元住吉で各停を追い抜くパターンとなる。
一方、横浜方面。まず、渋谷発1018は自由が丘で各停と緩急結合、そのあと渋谷を7分前に発車した急行と束になって菊名で各停をタブル追い抜きする。この『S-TRAIN』の設定に伴い、無料優等の渋谷発は1011から24まで13分開く。渋谷発1858は祐天寺で各停追い抜き、元住吉で菊名行を追い抜いた後、白楽辺りから各停に詰まりゆっくり走行、そのため他の列車より数分遅い。他の列車のように菊名ダブル待避でも間隔は拡がらないが、元町・中華街での折返しがネックなのだろうか。

祐天寺で退避を受ける各駅停車は、平日朝ラッシュ時が自由が丘発710、724、732、848の渋谷行と903の保谷行、いずれも急行に追い抜かれる。追い抜いた急行が中目黒を塞いでいるので、待避時間は4分と長い。土休日は自由が丘発723の渋谷行、1717の飯能行、2018の渋谷行が『S-TRAIN』の待避を受ける。渋谷発1855の各停は唯一の横浜方面の待避となる。『S-TRAIN』は中目黒を通過するので待避による停車時間は2分となる。

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