しーさるの鉄日記

ことでん11/28ダイヤ改正


高松琴平電鉄では、琴平線において、伏石駅の開業に伴うダイヤ改正を11月28日に行った。

伏石駅は、三条駅と太田駅の間に新設された相対式の高架駅、2013年開業の綾川駅以来7年ぶりの新駅だ。2007年に高架となった水田駅に次いで2駅目の高架駅となる。伏石駅を新設する区間の高架化がそのわずか2か月後だから、高架化という意味では水田駅と変わらない。今回の開業は暫定、北口と駐輪場だけ整備され、高松東道路の通る南側からはアクセスできない。駅前広場が開業すれば、高松東道路からのアクセスでキス&ライドが可能になるが、早くても来春になるとのことだ。高架駅の真上を高速道路を通っているが、西山天王山や舞子公園のように高速道路上にバス停を設置するのではなく、整備中の駅前広場に高速バスを停車させることになる。伏石駅が見込んでいる1日の利用客数は1600人とのこと、周辺の駅の半分以下、一宮、円座と同じくらいで、空港通りを上回る数字だ。

伏石駅開業に伴う時刻変更だけでなく、緊急事態宣言から運休になっていた一宮折返しを再開するなどの改正も行っている。運転を再開する一宮折返しは高松築港発12時15分から14時45分、一宮発12時07分から14時37分で、この時間帯は30分の運転間隔だったのが15分となる。

朝上りは早朝の3本の時刻を変更、土休日の発駅を平日に合わせる。まず、高松築港着5時57分の仏生山発は51分着に繰り上げる。このことで高松発6時00分の特急『いしづち』松山行への接続を見直す。一方、6時20分着の滝宮発は6時28分着に繰り下げている。土日は仏生山発だったのを平日に合わせて滝宮発にする。
次の6時34分着の琴電琴平発は43分着に繰り下げる。このことで46分の『マリンライナー』に乗り換えることができなくなる。この『マリンライナー』に乗るには、先述の改正前より6分早い列車に乗らなければならない。土日は滝宮発だったのを平日に合わせて琴電琴平発にする。

夜間は高松築港発19時15分の一宮行き平日のみ滝宮まで運転、19時45分の一宮行も平日のみ滝宮行とするが、土休日の運転は高松築港~一宮間も含めて取りやめる。このことで土休日の30分間隔は20時~だったのが19時半に拡大する。21時台以降の4本は平日、土休日ともに運休のままで、23時以降の運転はないままだ。和歌山電鉄のように、今回の改正で正式に廃止したものか、暫定的なものなのかはわからない。
上りについては、平日ダイヤで20時台の一宮始発2本を滝宮始発にして、滝宮→高松築港の15分間隔時間帯を拡大する一方、土休日ダイヤで一宮発19時37分の運転を取りやめる。こちらも深夜の4本は運休したままだ。


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