東北・秋田新幹線の速達化に伴う在来線のダイヤ修正概要は以下の通り
●新潟~秋田間で設定されている「いなほ」7号と「いなほ」8号をE653系で置き換え、所要時間を2分短縮させる。
●「はやて」の「はやぶさ」化に伴い、それに接続する列車を青森→新青森に2本新設する。(青森発715と818発、特急型車両で運転)
●スーパーこまち8号に接続する湯沢発657の普通列車を新設する。また、スーパーこまち3号、スーパーこまち11号に接続する横手・湯沢方面普通の設定時間を4~5分繰り上げ、新幹線乗り継ぎ客に対しての速達化を図る。
新幹線速達化に伴う発車時刻繰り下げ。東京側が発車時刻繰り下げで青森秋田側が固定ならば、修正せずに時間短縮となるのだけど、青森秋田側の時刻が変わると在来線もそれに合わせなければならない。
奥羽本線は秋田口も青森口も単線区間がほとんどだから、この修正がいっぱいいっぱいという感じ。来春「こまち」が320キロ運転でさらにスピードアップした時に、さらに接続を見直すのだろうか。
新設の湯沢発は大曲行なのだろうか。大曲~秋田間は単線でこれ以上増やせないだろうし。朝一の院内からの列車を繰り上げて対応しても良さそうだけど、運用の兼ね合いだろうな。元々湯沢からの横手方面へ回送があったかもしれない。
青森では乗り得普通列車が復活。3年前まで津軽線で設定されており、この前の改正まで青い森鉄道で走っていたのだけど。グリーン車も乗れた津軽線と違い、2号車と3号車だけ客扱い。青森でのドア扱いは1ヵ所だけで行うのだろうか。同日に青い森鉄道のダイヤ改正も行われるが、青森818着の快速からこの列車への接続は見直されなかった。この1本前の802着でも十分だけどね。むしろ715発の方を10分くらい繰り上げて、朝一の青い森から接続させたいところだけどね。
新幹線と関係なくE653「いなほ」がデビュー。お盆の臨時輸送に間に合わなかったのが残念だけど、秋田支社のダイヤ修正に合わせたおかげで時間短縮も図っている。この時間短縮が酒田以南のものか、酒田以北のものか定かではないけど。リリースにある通り、この時間短縮が最高速度の引き上げではなく、加減速によるものだったらE653のスペックって凄まじいと思う。
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