
ビーグルのカイくん
プードルちゃんたちと遊んでいると、2頭のビーグルちゃんが入ってきました~

カイくん。可愛い&超カッコイイです
とても人懐っこい男の子で、ちょくちょく私の傍に来て体をスリスリしてくれたり、名前を呼ぶと嬉しそうな顔をして寄ってきてくれたり、その可愛さにメロメロでした~

カイくん

こなつちゃん。

奥:こなつちゃん 手前:チニタ・コルク
親子ふたりの世界で、こなつちゃんとは全く絡まず

一緒に遊べば良いのにねぇ~

向かって左:キャヴェ 右:こなつちゃん
このふたりも、こんなに近くに居るのに全く絡まず。
それどころかお互いの存在に全く気付いていないような素振りすら見せる。
そんな訳ないのにね~

2匹の間に緊張感も無かったし、裏を返せば気軽に付き合える相手なのかな?
形が似ていたり、狩りの仕方は少し違うけど同じ猟犬種なので気が合うのか、うちの子たちはビーグル大好きです。
1番好きなのはウェルッシュ・コーギー
2番目は柴犬
3番目にビーグル
4番目はモコモコした小型犬
かな。
どれも気性が優しい子限定で

うちの子は静かに優しく遊んでくれる子が好きみたいで、騒がしい大型犬や激しい遊びをする子は好まないようです。
そんな子がいる時は、なるべく絡まないようにランが広い場合は近付かないように無視して遊んでおります
キャヴェはレトリーバー系の犬はかなり苦手です。
以前、ラブラドールに突然襲われたことがあって(向こうは遊んでいたつもりのようですが、あまり犬同士の遊び方を知らない子で、キャヴェには恐怖にしか映らなかったみたいです)、それ以来、同種の犬や形の似ている犬種が大嫌いになりました。
大人しい子だと解ると、なんとも無い時もありますけどね~。

こなつちゃん
だから、正直なところ・・・
JRTとは、うちの子はあまり遊びたがりません

ガウガウ遊びなどをしないように育てたので、性格的に同じように静かな遊び方をしてくれる子じゃないと気が合わなくなったんでしょうね~。
これは自分の愛犬を「どんな犬に育てたいか」と言う好みの問題でもあると思いますので、ガウガウ遊びに関しては「私が好まない」だけであって、別に構わないと思います。
・・・が!
チワワやトイ・プードルのような小さな小型犬がいるランでは、JRTのガウ遊びをかなり恐怖に感じておられる方が多いのは事実です。
大型犬であっても、その「ガウ」に激しく反応し、攻撃的になる子がいるのも事実です。
ですので、JRT限定のオフ会などでは犬種の性質を理解している方が多くいらっしゃるので構わないと思いますが、それ以外のランでは、出来るだけ周りに配慮した方が良いと思います。
現実に、「JRTが数頭集まる場合は貸切にして頂く以外、入場をお断りしています」と言うところすら出てきています。
それくらいJRTは悪名高き犬種として位置付けられているのです。
とても悲しいし、恥ずかしいことです。
「犬種の特性だから」と言う言葉は家庭内・仲間内だけで通用する言葉だけであって、社会では全く通用しません。
「土佐闘犬だから子供を噛んでも仕方ないよね~」
「ドーベルマンだから、周りの人に恐怖心を与えても仕方ないよね~」
は通用しますか? ありえません!
本来、土佐犬にしろドーベルマンにしろジャック・ラッセル・テリアにしろ、家庭犬として飼育する犬種ではないのです。
土佐犬は闘犬。
ドーベルマンは警備犬・軍用犬。
ジャック・ラッセル・テリアは猟犬です。
なので、万が一のことがあった時に、その性質上、人に危害を与える可能性・その損害の大きさは、膝に乗せて可愛がる為に作出されたマルチーズや狆などとは比べ物にならないくらい大きいのです。

奥:ボレロくん 手前:カイくん
しかし、ジャック・ラッセル・テリアが大好きで飼ってしまったのであれば、責任を持つ必要が飼い主にはあるのではないでしょうか?
よく「血統的に激しいみたいで」と言う方もおられますが、現在のJRTの中で一般人が扱いきれないほどの性質の子はいません。
確かに小動物に反応しやすいなどの犬種の特性はあると思いますが、
「血統」と「特性」は違います。
これを混同しないでくださいね。
血統云々を言うのは、襲撃訓練用に
計画的に繁殖されたジャーマン・シャパード・ドッグや、闘犬用に計画繁殖された土佐犬、アメリカン・ピット・ブル・テリアなどに用いられる言葉です。
まぁジャック・ラッセル・テリアも、実猟犬として育て繁殖してきた子なら当てはまるかもしれませんけどね。
日本では、そんな血統の子を見たことがありませんから。
血統(繁殖)と言うのは、そういうことを言うのです。
攻撃しやすい血筋を
あえて選んで交配を重ねていくことを言うのですから、そこには計画性が存在します。
昔の人は人間に対しても「
氏より育ち」と言う言葉を使いましたが、外側からの影響を受けることが少なく素直に物事を吸収していく犬なら、なおさら当てはまると思います。
「しつけに失敗したけど経済的にしつけ教室や訓練所に通うお金がない」
「初めて犬を飼ったから、よく解らない」
「ジャック・ラッセル・テリアが猟犬種だとは知らなかった」
・・・と言われるお気持ちも凄く凄く解ります。
ちょっと問題児であっても、飼い主にとっては堪らなく可愛い愛犬ですものね
「犬を飼いなれた人と同じようになるまで頑張れ!」とは全く言いません。
「しつけが出来ていないのは愛情不足」なんて全く思いません。
でもね、世の中には犬の好きな人ばかりがいる訳ではないんです。
そして、いくら犬が好きでも、人によっては大型犬や激しい気性の犬に対して恐怖を持つ方も大勢います。
なので、不特定多数の方が集まるランや住宅地などでは、最大限の気配りをすることを忘れてはならないんじゃないかな?と思います。
人間の子供に置き換えてみてくださいね。
公園で小さな子供が遊んでいる時は、ちょっと大きな子供達に「バットを振り回してはダメだよ」とか「小さい子供とぶつかったら危ないからサッカー遊びを中止しなさい」と言いますよね。
また、お宅の息子さんや娘さんが、いきなり公園に入ってきた見ず知らずの子供に殴られたり、イヤがっているのに追い掛け回されたりしたらどんな気分になりますか?
それと同じことだと思います。
ランで遊びたいのであれば、周りに迷惑を掛けないよう、最大限の注意を払う必要があると思います。
こんなことを言っているうちの愛犬も「絶対」ではないと思います。
犬同士の相性が合わない時もあるかもしれませんし、売られたケンカを買うこともするかもしれません。
ですのでお互いに最大限の注意を払い、楽しいDOG LIFEを過ごせたら幸せだな~と思います
つづく。。。