花笑みのとき  

あなたにお会いできて幸せです。素敵なあなたに微笑み返し・・・。
良い一日でありますように・・・。

花 ひらいて風雨多し

2012-06-05 16:30:07 | 老いの暮らし

 

6月 水無月がスタ-トしたところですのに、もう西から台風がやってきているそうで、明日の予報は雨、風も強いでしょう・・・・・とのこと

 


 

 チョッと心に残るこの詩を紹介させて下さい。・・・・思えば人生 大小の『サヨナラ』の連続でして・・・・。

      

 

             コノサカヅキヲ受テクレ

             ドウゾナミナミツガシテオクレ

             ハナニアラシノタトエモアルゾ

             「サヨナラ」ダケガ人生ダ

 

              宇 武陵の漢詩「勧酒」を井伏鱒二が訳した。

 

 

 

写真上は近所のモッコウバラ。 中の写真は教会のア-チ形の門に這わせているピンクのバラ。下の写真は我が家のバラ義父が植えたもの

 

撮影場所   近所  自宅

 

 

 

 

 



最新の画像もっと見る

5 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (洋)
2012-06-05 23:05:15
じっくりと何回も読みなおしてみたのだけれど、
ハナニアラシノタトエモアルゾ
は、どういう意味なんだろうね。

これがなくても成立するし、

どちらが言った言葉なんだろうね。

どう思われます?
元の漢詩は (トコおばさん)
2012-06-06 17:25:54

洋さん

当Blogを丁寧にお読み下さって感謝しています。
参考までに

原文の漢詩は4行ですが 最後の2行は・・・

   花発多風雨
   人生足別離    ・・・となっております


 
   足シ・・おおしと読むそうです



さてさて・・この漢詩を日本語にすると 洋さんはどのように表現されますか
Unknown (洋)
2012-06-07 20:58:18
花咲けば、雨風もまたおおく
人として生まれれば、別れもまたおおい

ってこと?


ありがとうございます (トコおばさん)
2012-06-08 20:37:54

洋さん
コメント有難うござます

洋さんの名訳を心に刻んで、この4行詩の前半を読めば共感できるのではないでしょうか。

さあ-(君よ)酒杯を取ってくれ、なみなみと注ぐから・・・今宵心ゆくまで、飲み明かそう語りあかそう・・


最後の一行だけを取り上げて・・・刹那的だと評する人もいますし、
この詩は旅立つ人におくる言葉・・・送別と言う方もいますが・・・

マアどのように解釈しょうと個人の自由ですから、文学に正解はありませんもの
洋さん  続きです (トコおばさん)
2012-06-08 20:50:22
洋さん

勧酒  宇武陵

勧君金屈巵
満酌不須辞

4行詩 漢詩の前半は以上のようです。
ご参考になれば幸いです。