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Chris's monologue

二匹+ONE?のクマンズとChris(謎の生命体)の怠惰な生活

札所8番清泰山西善寺

2011-07-28 15:48:28 | 秩父三十四ヶ所観音霊場巡礼のようなもの

つづいては札所8番。
ここには、

なで佛さまがいらっしゃいます。
身体のわるいとこ撫でると、治っちゃうんだって。
撫でまくってやったわよ。
どこをって、あたまに決まってんでしょ!

べつに正直にいわんでも……。


武甲山バックに。
この~木、なんの木、気になる木。
つーことで、

これ、モミジの木なんです。
樹齢600年って書かれてあったわよ。
スゲー!
社務所に、このモミジの木とイシカワリョーのツーショット写真があったわよ。
写真加工されてたけど。
っていうのは、イシカワリョーのバックには、真っ赤な葉をつけたモミジが写ってたけど、実際にはそんなふうに真っ赤にならないんだって。
でも、キレイなオレンジ色になるっていうから、今度秋にもう一回来てみたいです。

*秩父札所8番寺へ入ると、本堂前のコミネモミジの古木に圧倒されます。1950年に天然記念物として県の指定を受けたこの大樹は、天正年間に植えられたもので、樹齢500年という老木ですが樹勢は今も良く、幹の周囲3m、高さ10m、枝張り南北18m、東西20mという豪勢さです。本堂は、間口7間、奥行6間、軒唐破風の向拝を配した寄棟造りで、向拝から入ると方形の土間が切り込まれ、観音様が身近に感じられます。本中央に十一面観音を祀り、阿弥陀三尊仏が右側に安置されています。秩父札所8番の阿弥陀様は無限の幸せを、観音、勢至菩薩は人々をお助け下さります。当山でご祈祷した肌着を着用すると、下の世話にならず長寿が保たれ安楽往生できるといいます。

おい、この説明には500年って書かれてあるぞ。


清泰山西善寺
秩父市横瀬町根古谷598
0494-23-3413

シカトですか?



札所7番青苔山法長寺

2011-07-28 15:28:20 | 秩父三十四ヶ所観音霊場巡礼のようなもの

ここ、めっさ気の通りがいいです。
だって寺の敷地内から、

武甲山が眺められるし、

そこには観音さまもいらっしゃいます。
この観音さまは、家内安全の観音さまなんだって。
ポッケちゃんが、まともなオトナになりますように。

そいつはちょっと無理な願い事じゃないかな。


なぜかモーモーさんがたくさんいました。

この石像はなにやら平将門と関係があるらしいわよ。

正確には、平将門の家来と、その妻に関係があるんだけどな。


*秩父札所7番寺右側に「法長禅寺」左側に「不許葷酒入山門」と刻まれている。これは結戒の一つで、葷酒はその強い匂いで他人を苦しめると同時に己の修行の妨げになり、また酒は心を乱すので、清浄な寺内に入ることは許さないとの意味を言う。本尊は、江戸時代の作の十一面観音で、高雅な面立ちである。内陣欄間に、四国八十八ヶ所の第86番志度寺縁起の彫刻がある。竜神に明朱を奪われた藤原不比等が、それを取り戻そうとして讃岐の志度の浦へきたとき、そこに住む海女と契ってしまう。やがて海女は不比等の子房前を生む。不比等への恩愛故に海女は竜神に赴き、明朱を無事取り返したのだが、竜神に追われてしまう。きわまった海女は己の乳房を切り、その下に明朱を隠し、命とひきかえにそれを不比等に伝えたという哀しい縁起話であります。

あ、この↑↑↑内容からだと、チャイロ系ちゃん御法度だ。
不許葷酒入山門
…………

泣いてないで反論しなさいよ。


青苔山法長寺
秩父市横瀬町苅米1508
0494-22-1921



札所6番向陽山卜雲寺

2011-07-28 07:58:07 | 秩父三十四ヶ所観音霊場巡礼のようなもの

おまっとさんでございました。
秩父三十四ヶ所、念彼観音熊(ネンピカンノングマ)お修行の旅。再開です。

念彼観音力(ネンピカンノンリキ)です。お間違いないよう。

 
チャイロ系ちゃんが、BARの記事なんか載せちゃうから、バカンスとカン違いされちゃってるみたいだけど、されはチャイロちゃんに限ってのこと。

クマルはあくまでも修行熊。
今回は宿のある横瀬町周辺を巡ってみたいと思います。
横瀬町といえば、

雄大な武甲山が見える場所。
お寺からも見えるわよ。
御山からのいい気の流れが流れ込んでいるから、このあたり、散歩してるだけで気分がよくなります。
元気のないヒトにお薦めスポット。

「ねがい地蔵尊」なんてものがあったので、100個くらいお願いしちゃった。

よくばりなクマさんですね。

*秩父札所6番寺の本尊の聖観音は1尺2寸3分(43.3cm)の立像で行基菩薩の作と伝えられている。秩父札所6番の寺宝に、清涼寺形式の釈迦像、1781年(天明元年)作といわれる紙本着色の荻野堂縁起1巻並びに山姥歯等がある。縁起によれば、行基菩薩が秩父札所6番寺地を巡回したとき、武甲山に3mを超す気性の荒い山姥が棲み、里人に害を与え、はてはこれを食らうという鬼神ぶりで、困り果てているのを聞き、さてはこれを除こうと武甲山頂の蔵王権現にこもり、27日間の清誠をこらした悪魔降伏の祈願をした。この神力呪力によって山姥も悶絶し、平伏した。よって遠国へ立ち去るよう論したところ、山姥は前非を悔いて再び里人を食らわない起請の証として前歯1枚、奥歯2枚を折り取って献じて去ったという。その後、里人が行基に請うて彫ってもらったのが今の本尊で、山姥の歯3枚も当時のまま保存されているという。


向陽山卜雲寺
秩父市横瀬町苅米1430
0494-24-6236



札所5番小川山語歌堂

2011-05-11 08:33:04 | 秩父三十四ヶ所観音霊場巡礼のようなもの

今回の秩父三十四ヶ所観音霊場巡礼は、ここ札所5番まで。
この日5/5だからちょうど語呂もいいしね。

しかもそろそろお腹が減って、へたばってきたし。

*秩父札所5番では美しい屋根の仁王門をくぐると、正面に三間四面の語歌寺の扁額のかかる観音堂が見えてきます。秩父札所5番は、昔、この堂を建てたのは本間孫八という分限者で、孫八は和歌の道に親しむ風流人でありました。ある日、ひとり堂にこもって歌想を練っていると一人の僧が訪ねてきて、話が好きな歌道のことに及ぶと大いにはずみ、二人は夜を徹して和歌の奥義について論じ合いました。翌朝孫八が目を覚ました時、旅の僧の姿はすでになく、のちにこの僧こそ聖徳太子の化身であったことがわかり、孫八はこの堂の名を語歌堂としたといいます。


ちなみにここの納経所も離れた場所にあるので、

この↑地図参照してね(地図をクリックすると拡大されます)

おお、馬頭観音の石碑……って、石だけぢゃん!

納経所の長興寺に鉢植のフジがありました。
ステキ
ということで、
ほなメシでも食べにいきますか。

語歌堂
秩父市横瀬町下郷6086
0494-23-4701(長興寺)




札所4番高谷山金昌寺

2011-05-10 14:44:46 | 秩父三十四ヶ所観音霊場巡礼のようなもの

浅草寺じゃないわよ。
まあ、確かに浅草寺にもビッグな草鞋があるけどね。

浅草寺(13番)@Chris's monologue】←江戸三十三観音と坂東三十三観音がかぶってます。


ね、草鞋の形も違うでしょ。

つーことで札所4番まで来ました。

なかなか順調でないべか。

*秩父札所4番寺に着くと目の前に二階造りの仁王門が現れます。山門の両側には、木造りでは札所一番の大きさを誇る身の丈7尺の仁王が力強い形相で人々を射竦めています。口を大きく開いた呵形の金剛、ぐっと口を結んだ吽形の力士。左右の柱に2mほどの大草鞋がかけられています。秩父札所4番の仁王は健脚の神として尊信されてきたところから草鞋の奉納となったと言われております。金昌寺は石仏の寺として有名であります。1300余体で、その形態は羅漢、観音、地蔵、不動、十三仏などさまざまであります。秩父札所4番の寺に石仏が多いのは、1624年住職古仙登嶽和尚が、寺院興隆のため石造千体仏建立を発願し江戸を中心とする各地を巡り寄進をつのり、7年の歳月をかけて成就したものだといいます。

チョーおっきな観音さまのお出迎え。

うわぉ!ゴージャス。

なかなか見ごたえあるわね。

子育観音さま。
慈悲深いそのお顔はアテクシのよう?

このお寺さんも、

めっちゃ古かったわよぉ。

でも、そろそろおなかすいてきたなぁ。
れいのあそこ行こうかなぁ……。

分かった。ここ↓行こうとしてるでしょ。
秩父錦 VS 武甲正宗@Chris's monologue】←ここ


金昌寺
秩父市山田1803
0494-23-0976



札所3番岩本山常泉寺

2011-05-09 10:40:57 | 秩父三十四ヶ所観音霊場巡礼のようなもの

札所3番。

おもっきし風向名馬な場所にあります。

風向きのいい馬ってなんのことだ?ひょっとして風光明媚っていいたいのか?


あ、かわいい花が咲いてるぅ。

山登りのあとは、のどかな場所で。
なかなか考えられてんじゃん。

あそこに文殊菩薩さまがいらっしゃいました。
「三人よてば文殊の知恵」ってよくいうでしょ。
お参りしたらあたまよくなるかもよ。
つーことで、

ここが観音堂。

*秩父横瀬川にかかる山田橋を渡って左折し、少し歩くと右手にこの寺が見えてきます。秩父札所3番の観音堂は丘の中腹、林の中にあって、静かな村落を見下ろすように東面して建っております。もとの堂宇は、五間四面の大きなものだったが、弘化年間に焼失したため、1870年秩父神社の境内にあった薬師堂を移築したもので、宝形屋根、三間四面のものが今の観音堂であります。秩父札所3番の本尊は室町時代の作と伝えられる聖観音の木彫像です。この堂の向拝と本陣を結ぶ虹梁にある龍のカゴ彫りと、正面梁の鳳凰があるが、カゴ彫りのみごとさに目を見張るばかりで、江戸時代の彫刻の抜群の技術におどろかされます。秩父札所3番は、むかし、ここの住職が重い病気で寝ていたとき夢に現れた観音様からお告げがありました。「境内の水を服用せよ」そのとおりにすると病気がすぐに治ったといいます。

この龍、かっちょよくね?

あ、しまった!
長命の御利益があるっていわれてる長命水飲むの忘れた!
そのかわりに、

しっかり撫でまくってやったわよ。

常泉寺
秩父市山田1392
0494-23-2050



札所2番大棚山真福寺

2011-05-08 09:02:59 | 秩父三十四ヶ所観音霊場巡礼のようなもの

めっさ大変な思いしたわよ
とにかく、

この↑地図見てちょんまげってよ(地図をクリックすると拡大されます)
2番真福寺ンとこに点線で歩道ってあるじゃない。
ところが、これのどこが歩道よ!?ってなもんよ。

ここまではまあよしとしましょう。
阪、チョー急斜面だけど。

でもこっからがすごいんだから。

舗装されてないし。つか獣道?

チョー山だし。
登山とかトレッキングの準備まるでしてないし。
途中で引き返そうかって、何度も思っちゃったわよ。

けどさ、お山は新緑できれいだし、

自生してる藤の花もきれいだったし、

山ツツジっていうんかしら、藤とのツーショット完璧ぢゃん。
って、写真撮りながら遊んでたら、

着いちゃった。ヤッタ━━━━━━ヽ(´∀`*)ノ ━━━━━━!!!!
ちなみにこの観音さま、 大棚救世観音さまっていうんだって。

*秩父札所1番から山道を登って行くと、木立に囲まれた真福寺が見えてきます。ここは大棚という集落であります。秩父札所2番は昔、大棚禅師が岩屋に籠って参禅していると、一人の老婆が禅師の前にひざまずき、過去の罪業を懺悔し、朝夕香華を供え仏道に帰依しました。ある日、老婆は一本の竹の杖を残して忽然と姿を消しました。禅師はこれをあわれみ、供養のために堂を建てたのが始まりだといいます。秩父札所2番の観音堂は、入母屋造り銅葺き屋根、三間四面の素朴なもので、本尊の聖観音立像は一木造りで室町時代の秀作であります。江戸時代に、札所の番号変更が行われた際本来の33番に1番加えて34番になったのだが、その時プラス1がこの真福寺だといいます。ここは、堂守が居らず、納経などは麓の光明寺で行います。

老婆怖杉!

ここは無人のお寺さん。
こっからいま来た道を引き返して、光明寺まで行かないと農協できません。

農協じゃねえ!納経だ!せっかくチャイロ系ちゃんが写経してくれたんだから、もっと真面目にやれ!


古いお寺大好き!

さてまたチョー歩道下山しますか。

真福寺
秩父市山田3095(光明寺の住所です)
0494-22-1832(光明寺の℡です)



札所1番誦経山四萬部寺

2011-05-07 09:31:27 | 秩父三十四ヶ所観音霊場巡礼のようなもの

新企画です。
カテゴリも新たに加えたのでチェックしてね。

なじみの深い秩父です。

どれくらいの日程で回れるか分からないけど、坂東を制覇したクマルにはなんてことないんじゃね?

こらこら。


つーことで、今回は一番から順番に回ってみたいと思います。

坂東に比べたら小ぶりなお寺さんだけど、なかなかどうして、古くてりっぱなお寺みたい。

*秩父札所1番は、秩父観音霊場、札所1番としてよく知られています。山門をくぐり中へ入ると、正面奥に朱塗り銅葺きの観音堂が端然と建っています。元禄の頃の建築といわれ、精緻な造り、荘重で気品のある堂宇は県指定文化財になっており、緑の木立とよく調和してすごく美しいです。秩父札所1番は昔、性空上人が弟子の幻通に、「秩父の里へ仏恩を施して人々を教化しなさい。」と命じました。幻通はこの地で四萬部の佛典を読誦して経塚を建てました。四萬部寺の名前はこれによるものです。


チャイロ系ちゃんが写経してくれたやつ、本堂の中に侵入して置いてきたわよ
本堂に入って左の方に「おたすけ観音さま」が安置されています。
ご朱印帳に朱印をもらうためだけに来てるヒトは、このお姿を見もせずに、すたこらさっさと次を目指すけど、なんてもったいないんでしょう。
たぶんみんな本堂に入っちゃいけないって思ってんのね。
クマルは観音さま大好き熊だから、いっぱいお願いしちゃった。
お助け、お助け、お助け……ってね。

ここからまた新たなクマルの旅が始まります。

うほ、古そうな宿。

旅籠一番なんだって。
でもなぁ、札所1番に着いたばかりで宿泊するってのもなぁ……

つーことで2番に行ってみ~す。
なんか2番は無人のお寺なんだって。
納経は別のところでするんだって、こんな地図くれた。
和尚さん、やさしむわ~♪

秩父市内だと思ってナメているクマルさんだったが、実をいうと次の寺ですでに心が折れそうになってしまいます。次回をお楽しみに。


四萬部寺
秩父市栃谷418
0494-22-4525