お盆の準備に精霊迎えに行って来ました。

８月８日です。日の経つのは早いのに台風11号は遅い!京都弁で遅いことを「シンキクサイ」と言います。ただ、台風の影響なのか昨日ほど蒸し暑くないです。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　今日はお盆の準備にご先祖さんの精霊を迎えに六道珍皇寺に家族と行って来ました。
六道珍皇寺は京都市東山区の大和大路の清水道の西にあり、京都では８月１３日からのお盆に精霊即ちご先祖様を迎えに参るお寺です。通称京都人はお寺の名称を「六道さん」と言って精霊迎えを「六道まいり」「おしょらいさん迎え」と言い８月７日から10日までにこのお寺に参り、ご先祖の塔婆を書いて頂き線香の煙で清め収める儀式です。また、お寺にある鐘を突きご先祖を迎えることもします。六道珍皇寺は平安時代このお寺が京の都の東の墓所であり、ここがこの世とあの世との出入口と言い伝えられて来たことで、ご精霊迎えのお寺として現在も信仰されているのです。確かに今日も多くの信者が各家のご先祖を迎えに参拝されていました。我が家族もご先祖を迎えに行き、家に来ていただくことができました。１６日までご先祖の魂が滞在されることになります。１６日までは、ご先祖に叱られることは慎むこととします。　　　　　　　　　　　チョッと待って１６日までの間だけ慎むことはおかしいと思いますね。冗談です。