いよいよ今週はダービーです。ダービーは1番人気が勝つことが多い(6年連続)ですが、今年はどうなるでしょうか?1番人気はフサイチホウオーになるでしょう。皐月賞では3着に敗れましたが、4コーナーで絶望的な位置から上がり33.9秒の脚を使いました。もともと皐月賞は共同通信杯以来の競馬で、ダービーが最大目標の過程での出走でした。当然上積みがあるでしょうから、一番勝つ可能性の高い馬というのは自然です。他ではやはり皐月賞組が人気になりそうです。今日はいつものように各馬の前走を振り返ります。
§桜花賞 阪神芝1600m レベルA
(1着 ダイワスカーレット 1.33.7)
2着 ウオッカ 1.33.9
ウオッカが牝馬ながらダービーに挑戦してきました。確かに今年の牡馬と牝馬のレベル差は比較的大きくないとは思います。ですがそれはマイル戦での話。。しかも私はウオッカをマイラーだと思っていますので、今のところまるで無視です。桜花賞ですが、予想以上にスローペースになりました。ウオッカは7番手ぐらいの外めの位置取りです。直線で先行しているダイワスカーレットを追いかけますが、ウオッカは内に寄ったり、外に寄れたりを繰り返し、結局直線入り口での差を少しも詰めることはできませんでした。ウオッカはマイル戦の緩まない流れを中団で溜めて、そして末脚を爆発させるという競馬で強いところを見せてきました。典型的なマイラーだと思いますけど。。
§皐月賞 中山芝2000m レベルS
1着 ヴィクトリー 1.59.9
2着 サンツェッペリン 1.59.9
3着 フサイチホウオー 1.59.9
4着 アドマイヤオーラ 2.00.1
5着 メイショウレガーロ 2.00.2
6着 ローレルゲレイロ 2.00.2
7着 アサクサキングス 2.00.4
8着 ドリームジャーニー 2.00.5
11着 ナムラマース 2.00.6
12着 フライングアップル 2.01.0
皐月賞組はほとんどの馬が登録しています。除外になる馬もいます。上記の中ではメイショウレガーロが現時点で除外対象です。レースはヴィクトリーが抑えきれずに逃げました。サンツェッペリン以外の馬はこれを追わず、1000m通過で3番手以降は1秒以上離されてしまいました。人気のアドマイヤオーラやフサイチホウオーのいた位置はスローペスでした。残り600mぐらいからペースが上がりますが、サンツェッペリンはヴィクトリーに並ぶことができません。直線坂上でようやく並んでのゴールでした。ハナ差及びませんでした。フサイチホウオーは直線でうまく外に出し、33秒台の末脚で追い込んできましたが、、惜しくも届かずに3着となりました。アドマイヤオーラはフサイチホウオーよりも後ろにいましたので、フサイチホウオーと同じぐらいの末脚を見せましたが、4着に終わりました。
ヴィクトリーの逃げは1Fが12秒ぐらいのラップで、ダービーでもそのぐらいのペースの逃げをすると予想されます。スローペースにはならないということです。問題は後続がどこまでついて行くかです。ヴィクトリーは必ず最後は一杯になりますので、この馬が残れるかは後続の位置取りと仕掛けのタイミング次第だと思います。時計の出る前が止まらない馬場ですので、この馬の逃げきりも十分あり得ると思います。またサンツェッペリンですが皐月賞と同様の競馬ができるなら、今度はヴィクトリーをかわして勝つチャンスは十分にあると思います。
フサイチホウオーは今回も溜めるでしょう。人気の馬だからといって焦らずに大事に乗るところが、安藤勝己騎手の良いところでもあり、買いづらいところでもあります。アドマイヤオーラは岩田騎手に乗り替わりです。当然前めの位置取りを期待されての乗り替わりですから、多少無理をしてしまい伸びを欠くことになってでも位置取りを気にするでしょう。距離のせいにもできますし。。私は両馬とも距離は全く問題ないと思っています。
§青葉賞 東京芝2400m レベルB
1着 ヒラボクロイヤル 2.26.3
2着 トーセンマーチ 2.26.5
3着 フィニステール 2.26.5
4着 メイショウレガーロ 2.26.6
レースは低レベルなメンバーにしては少し速いペースとなりました。向こう正面あたりからペースが緩みましたが、4コーナーから各馬の仕掛けが早く、最後は脚が止まる馬が多かったです。直線で馬群を割ってフィニステールが一旦抜け出しますが伸びはいまいちで、最後は横一線で馬群がなだれ込み、一番伸びの良かったヒラボクロイヤルの勝利となりました。ヒラボクロイヤルの伸びが目立ったようにも見えますが、道中似たような位置取りの2桁人気の馬たちと一緒に追い込んできて、1馬身とちょっとの差しかついていません。この組ではだいぶつらいように思います。
§京都新聞杯 京都芝2200m レベルC
1着 タスカータソルテ 2.13.5
あまり速いペースではありませんでしたが、各馬早仕掛けで追い込みの競馬となりました。タスカータソルテはこの中では強い競馬でしたが、弥生賞、毎日杯と後方で何もできなかった馬ですので、ダービーでも何もできないと思ってよいかと思います。
§プリンシパルS 東京芝2000m レベルC
1着 ゴールデンダリア 1.59.6
2着 プラテアード 1.59.9
時計の速い決着でした。プラテアードは先団から3コーナーで上がっていき、ゴールデンダリアは逆に直後で待ちました。直線に向いて2頭の差は4馬身ほどありましたがみるみる差は詰まり、最後はゴールデンダリアが別次元とも思える抜け出し方で快勝しました。この2頭なら明らかにゴールデンダリアの方が強いです。ですがメンバーが貧弱だっただけに。。買いたい馬ですが冷静に見て、今回は掲示板がやっとかと思います。
§NHKマイルC 東京芝1600m レベルB
(1着 ピンクカメオ 1.34.3)
2着 ローレルゲレイロ 1.34.4
11着 アサクサキングス 1.35.4
14着 ゴールドアグリ 1.35.7
16着 マイネルフォーグ 1.35.8
雨馬場と前がバテる展開の中、ローレルゲレイロは先行して最後まで粘るという強い競馬だったと思います。アサクサキングスは内枠で自分の競馬ができていません。着順ほど弱い馬ではないと思います。ですがダービー前にここに出走したというのは、やはりマイルの適正の方が高いということなのでしょう。ローテーション的にも厳しくなりますし、この組は軽視して良さそうです。
結論ですが、皐月賞組しか考えなくてよいでしょう。しかも4着まででほぼ大丈夫かと。。人気なので買い目をどうするかですね。オークスに続いてまたもありきたりでした。。
§桜花賞 阪神芝1600m レベルA
(1着 ダイワスカーレット 1.33.7)
2着 ウオッカ 1.33.9
ウオッカが牝馬ながらダービーに挑戦してきました。確かに今年の牡馬と牝馬のレベル差は比較的大きくないとは思います。ですがそれはマイル戦での話。。しかも私はウオッカをマイラーだと思っていますので、今のところまるで無視です。桜花賞ですが、予想以上にスローペースになりました。ウオッカは7番手ぐらいの外めの位置取りです。直線で先行しているダイワスカーレットを追いかけますが、ウオッカは内に寄ったり、外に寄れたりを繰り返し、結局直線入り口での差を少しも詰めることはできませんでした。ウオッカはマイル戦の緩まない流れを中団で溜めて、そして末脚を爆発させるという競馬で強いところを見せてきました。典型的なマイラーだと思いますけど。。
§皐月賞 中山芝2000m レベルS
1着 ヴィクトリー 1.59.9
2着 サンツェッペリン 1.59.9
3着 フサイチホウオー 1.59.9
4着 アドマイヤオーラ 2.00.1
5着 メイショウレガーロ 2.00.2
6着 ローレルゲレイロ 2.00.2
7着 アサクサキングス 2.00.4
8着 ドリームジャーニー 2.00.5
11着 ナムラマース 2.00.6
12着 フライングアップル 2.01.0
皐月賞組はほとんどの馬が登録しています。除外になる馬もいます。上記の中ではメイショウレガーロが現時点で除外対象です。レースはヴィクトリーが抑えきれずに逃げました。サンツェッペリン以外の馬はこれを追わず、1000m通過で3番手以降は1秒以上離されてしまいました。人気のアドマイヤオーラやフサイチホウオーのいた位置はスローペスでした。残り600mぐらいからペースが上がりますが、サンツェッペリンはヴィクトリーに並ぶことができません。直線坂上でようやく並んでのゴールでした。ハナ差及びませんでした。フサイチホウオーは直線でうまく外に出し、33秒台の末脚で追い込んできましたが、、惜しくも届かずに3着となりました。アドマイヤオーラはフサイチホウオーよりも後ろにいましたので、フサイチホウオーと同じぐらいの末脚を見せましたが、4着に終わりました。
ヴィクトリーの逃げは1Fが12秒ぐらいのラップで、ダービーでもそのぐらいのペースの逃げをすると予想されます。スローペースにはならないということです。問題は後続がどこまでついて行くかです。ヴィクトリーは必ず最後は一杯になりますので、この馬が残れるかは後続の位置取りと仕掛けのタイミング次第だと思います。時計の出る前が止まらない馬場ですので、この馬の逃げきりも十分あり得ると思います。またサンツェッペリンですが皐月賞と同様の競馬ができるなら、今度はヴィクトリーをかわして勝つチャンスは十分にあると思います。
フサイチホウオーは今回も溜めるでしょう。人気の馬だからといって焦らずに大事に乗るところが、安藤勝己騎手の良いところでもあり、買いづらいところでもあります。アドマイヤオーラは岩田騎手に乗り替わりです。当然前めの位置取りを期待されての乗り替わりですから、多少無理をしてしまい伸びを欠くことになってでも位置取りを気にするでしょう。距離のせいにもできますし。。私は両馬とも距離は全く問題ないと思っています。
§青葉賞 東京芝2400m レベルB
1着 ヒラボクロイヤル 2.26.3
2着 トーセンマーチ 2.26.5
3着 フィニステール 2.26.5
4着 メイショウレガーロ 2.26.6
レースは低レベルなメンバーにしては少し速いペースとなりました。向こう正面あたりからペースが緩みましたが、4コーナーから各馬の仕掛けが早く、最後は脚が止まる馬が多かったです。直線で馬群を割ってフィニステールが一旦抜け出しますが伸びはいまいちで、最後は横一線で馬群がなだれ込み、一番伸びの良かったヒラボクロイヤルの勝利となりました。ヒラボクロイヤルの伸びが目立ったようにも見えますが、道中似たような位置取りの2桁人気の馬たちと一緒に追い込んできて、1馬身とちょっとの差しかついていません。この組ではだいぶつらいように思います。
§京都新聞杯 京都芝2200m レベルC
1着 タスカータソルテ 2.13.5
あまり速いペースではありませんでしたが、各馬早仕掛けで追い込みの競馬となりました。タスカータソルテはこの中では強い競馬でしたが、弥生賞、毎日杯と後方で何もできなかった馬ですので、ダービーでも何もできないと思ってよいかと思います。
§プリンシパルS 東京芝2000m レベルC
1着 ゴールデンダリア 1.59.6
2着 プラテアード 1.59.9
時計の速い決着でした。プラテアードは先団から3コーナーで上がっていき、ゴールデンダリアは逆に直後で待ちました。直線に向いて2頭の差は4馬身ほどありましたがみるみる差は詰まり、最後はゴールデンダリアが別次元とも思える抜け出し方で快勝しました。この2頭なら明らかにゴールデンダリアの方が強いです。ですがメンバーが貧弱だっただけに。。買いたい馬ですが冷静に見て、今回は掲示板がやっとかと思います。
§NHKマイルC 東京芝1600m レベルB
(1着 ピンクカメオ 1.34.3)
2着 ローレルゲレイロ 1.34.4
11着 アサクサキングス 1.35.4
14着 ゴールドアグリ 1.35.7
16着 マイネルフォーグ 1.35.8
雨馬場と前がバテる展開の中、ローレルゲレイロは先行して最後まで粘るという強い競馬だったと思います。アサクサキングスは内枠で自分の競馬ができていません。着順ほど弱い馬ではないと思います。ですがダービー前にここに出走したというのは、やはりマイルの適正の方が高いということなのでしょう。ローテーション的にも厳しくなりますし、この組は軽視して良さそうです。
結論ですが、皐月賞組しか考えなくてよいでしょう。しかも4着まででほぼ大丈夫かと。。人気なので買い目をどうするかですね。オークスに続いてまたもありきたりでした。。